風船
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
一昨日は久しぶりの完全なるオフで、録って
おいた戦前の日本映画「人情紙風船」4Kデジ
タル修復版(放送は2Kダウンコンバート)を観ました。敬愛する山下達郎さんが「人生の
一本」と絶賛しているということ、この映画の山中監督が出征した中国で若くして戦病死
したためそれほどの本数は撮ってなくて現存
しているのは3本しかなく、この「人情紙風
船」が遺作であるということ以外に、出演者も、あらすじも、全く予見なく、前情報なく
観ました。あと、映画の後に達郎さんと軽部
さんの対談があることと。
映画に造詣の深い方や既にこの映画をご覧になったことのある方からするととてもお恥ずかしいようなことをこれから書いていくこと
になります。
河原崎長十郎さん、中村翫右衛門さんといった俳優さんのお名前もお顔も分からないまま
観たので途中まで誰が主役で、どの人物が主
軸で話が進んでいるかも分かってませんでし
た。結果?(脇の)役者さん1人1人がとても個
性が際立って生き生きと感じました。
映画後の達郎さん×軽部さんの対談によれば、
歌舞伎の家元制度に反発して結成された前進
座の俳優さんの芝居がかってないリアリズム
(もちろん芝居してるのですが)があると。
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