悲観
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、発酵食品
中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
昨日で6月、そして一年の半分が終わりました
。コロナの最初の緊急事態宣言に伴ってお店
を長期に閉じていた2020年4月に次いで開店
以来ワースト2、通常営業としては実質的に
過去最低の売上でした。なかなか厳しい月で
、最終日の昨日もそれを象徴するかのように
とてもとても静かな店内でした。
計画的臨時休業が二日、荒天に伴う緊急の臨
時休業が一日あって、営業日数が少なかった
のもありますが、1日のベースが明らかに低く
なっています。週末のご来店が多く、平日は
少なめというのが傾向でしたが、週末も少な
い日が結構ありました。
実質過去最低なのであまり比較や分析も意味
が無いかもしれませんが、同月比較で言うと
全体売上は過去最高だった2019年比50%、
飲食部門は過去最高だった2022年比73%、
物販部門は過去最高だっま2021年比23%と
なりました。そうなのです。物販部門がかな
り悪くて、シェアも全体の21%まで落ち込ん
でしまっています。物販と飲食が数字的には
補い合うかたちでしたが両方とも悪いのが現
状です。売場の鮮度の問題もあるかもしれま
せんが、明らかにお買い物目的のお客様が減
っている実感があります。
毎月売上数字のブログを書いてましたが、こ
こ3ヶ月ほどお休みしていました。ずっと低空
飛行気味でしたが、あまりに悪かったので笑
、久しぶりに書いてみました。
基本的に楽観的な人間だと思っていましたが
、ここまで不調が続くと悲観的にもなります
。仕事の調子、心身の調子が繋がっているよ
うで、どちらが発端かは分かりませんが、不
調の波が無限ループしていくようなのでどこ
かで断ち切らねばなりませんね。
最近亡くなられた牛尾電気の牛尾治朗さんの
追悼記事の中で、その座右の銘(?)が書かれて
いました。
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」
哲学者アランによる「幸福論」の中の言葉のようですね。気になってググってみると、
「気分にまかせて生きている人はみんな、悲しみにとらわれる。否、それだけではすまない。やがていらだち、怒り出す」「ほんとうを言えば、上機嫌など存在しないのだ。気分というのは、正確に言えば、いつも悪いものなのだ。だから、幸福とはすべて、意志と自己克服とによるものである」
と続くようです。
悲観から脱するのは「意志」の力ですね。
1日早いですが、6/29(木)に地元のてんじんさ
ん(上宮天満宮)に茅の輪くぐりして、地元の
商店街で水無月を買って食べました。
夏越しの祓。前半半年の穢れを落とし、後半
半年の息災を祈ります。
神頼みかいな!?笑
いえいえ、意志の力で気持ちを切り替え、不調から脱したいと思います。心身の不調につ
いては理由がなんとなく分かっていますが、
売上の不調の理由は何でしょうか。。。?
今日から7月。今年も早いもので後半戦。
心機一転頑張って参りましょう。
テマヒマは今日も11時オープンで皆様のお越
しをお待ちしております。ランチのご予約は
お2組で残り12席とお席にかなり余裕がござ
います。そう言えば最近体調不良での予約
キャンセルが続いていますが皆様お身体には
お気をつけ下さい。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
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