春画

おはようございます。

暮らし、味わう。

民藝と発酵をテーマに

食を通して豊かなライフスタイルを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


昨日はお休みを利用して第七藝術劇場に映画

「春画と日本人」を観に行ってきました。

2015年9月に細川護煕氏が理事長をつとめる

「永青文庫」で(本人曰く義侠心で)開かれた

日本初の大規模な春画展は3ヶ月間に21万人が

来場するという大成功をおさめましたがその

開催に至るドキュメント。

ロンドンの大英博物館で開かれ大変好評だっ

た「春画展」の日本巡回展として当初企画さ

れたものの多くの博物館・美術館に断られた

経緯を関係者のインタビューを構成して丁寧

に描いていきます。

そもそも「春画」は男女の営みや風俗を描い

た浮世絵の一種で浮世絵師の表現力(ふっと

笑える要素もありつつ)、彫師や擦り師の技

術力によって成立した芸術作品。構図やデフ

ォルメする感じも独特。

享保年間に禁止されたり、近代化を急ぐ明治

政府により弾圧され、西洋画のヌードは美

術、春画は猥褻(わいせつ)といったレッテ

ル貼りもありました)海外に作品が流出した

り版木が燃やされたりした不幸な歴史があります。1991年無修正春画を出版することが出

来ていてそれも画期的だったとのことですが

本屋では見れたり販売出来たりするものも、

展示するとなると、見えない圧力というか、

忖度というかがあってなかなか主催者だった

り会場がなかなか決まらなかったということ

社会に対して警鐘を鳴らしています。きっと

見送りの判断をした上層部の人達は実際に観

て判断したのではなく猥褻だとお上か大衆か

ら批判されるのを恐れたのでしょうね。批判

するお上や大衆も見ずに批判するのでしょう

けど。ちなみにその春画展を見た人からはそ

のようなことは全くなかったそうですが。も

しかしたら最近問題となっていた愛知トリエ

ンナーレ「表現の不自由展その後」も似たよ

うな構図なのかもしれませんね。


春画というはもともと中国に由来してるそう
ですが、その後独自の芸術、文化に発展した
背景にはやはり他国から鎖国状態にあったこ
とも大きいのだと思います。テマヒマブログ
意識の回でご紹介した生田和孝さんの言葉を
思い出しました。情報が溢れる今だからこそ
情報を遮断することで独自性は生まれますが
情報を遮断すること自体の困難もありますね

その後、ランチを挟んで大阪商工会議所に、
ポートランドの話を聞きに行ってきました。
振れ幅!笑。
残念ながら思ってる内容とは違ってましたが
。。。
メインの話とは違いますがこの写真のパワポ
左側が公平、右側が公正というのが面白かったです。ポートランドについてはちょうど昨
日もご紹介したテマヒマブログ熟成に書いて
ましたね。
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。それでは今日もよい一日を!

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