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おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


ずっと「某百貨店の某催事」という言い回しでSNSの投稿ではぼかしていましたが、やっと情報解禁です!


「民藝のある暮らし」を提案する、高島屋大阪店の催事

「つなぐ、つながる、民藝」

に出店致します。



■場所

高島屋大阪店 6F,7F POP UP STATION


■開催日時

2025年10月8日(水)~14日(火)

6F 10:00~20:00(最終日は18時)

7F 10:00~19:00(最終日は18時)


民藝という言葉が生まれて今年で100年ということで、民藝関連の展示会や催事が数多く開催されています。高島屋さんは民藝運動初期から積極的に支援してきた百貨店。現在は3年に一度「民藝展」を日本橋店・大阪店で開催してらっしゃって来年がその年に当たります。それにつなぐように、現在関東の横浜店・玉川店・新宿店では民藝WALKというイベントがリレー開催されていて、大阪店でも「つなぐ、つながる、民藝」が開かれるというわけです。民藝WAIKが配り手主体なのに対して、こちらはは作り手主体。そして関西の作り手にフォーカスしてるのが特長です。


大阪日本民芸館さんの協力のもと開かれますので、GW明けに大阪日本民芸館で毎年開催される「みんげい市」の高島屋版と言えるかもしれません。みんげい市が大阪日本民芸館さんのイベントなので「みんげい市」という名称は使ってませんが。そして配り手であるテマヒマも出店しますが。


ご一緒させて頂きます作り手は、兵庫県民芸協会、京都民藝協会所属で、みんげい市参加の常連の工人。

平松源木工房さん(木漆工芸) 

森公男さん(白磁・練上)

龍仁窯南森正仁さん(唐津焼)

河井一喜さん(陶器)     以上6F

金城千琴さん(紅型) 

わたばな工房さん(丹波布)

小田桐眞由美さん(染布から服へ) 以上7F


同じく7Fのテマヒマでは、

・中ノ畑窯(陶器)

・露古壽窯(陶器)

・俊彦窯(陶器)

・丹窓窯(陶器)

・山口和声(陶器)

・深田緑葉(磁器)

・小島紗和子(螺鈿)

・翁再生硝子工房(吹きガラス)

をご紹介します。


翁再生硝子工房さんを除くと皆さん兵庫県民芸協会に所属されている工人ですが、先日ミニ個展を開催させて頂いた深田緑葉さん以外はテマヒマで常時お取り扱いさせて頂いてる皆さんです。この催事に向けて仕入させて頂いたり、作って頂いたりもして、特に露古壽窯さん、小島紗和子さんは普段のテマヒマでの品揃えと随分違っていますし、深田さんはスポット的なご紹介となります。ボリューム的にもバリエーション的にも皆さんにご満足頂けるラインナップになっているかと思います。


高島屋さんでこの企画がどのタイミングから始まっていたかは存知あげませんが、大阪日本民芸館さんを通して出店依頼がきたのがゴールデンウィーク前。多くの作り手の皆さんは個展や制作スケジュールが決まっていてそのタイミングではなかなか単独での出展が難しかったり、お忙しい中催事期間中の在店が難しかったりという事情がありました。その状況下で、この催事をなんとか成立させるのに一肌脱ぎましょうか?的なよく分からない使命感?漢気?があって決断しました。


これまで、高槻阪急さんに3回(あれ?2回だったかな?)、神戸阪急さんに2回、に出店させて頂いたことがあります。いずれも売上というよりは、まずはテマヒマを知って頂くこと、最終的にはテマヒマにお越し頂くことを目的としています。必ずしも売上は思っていたほどではなく、会期中に後悔したことも無くはないのですが、喉元すぎれば?なのか記憶力や学習能力が低いのか?これまでの催事と違って、主旨が明確なので、期待してはいます。


今日現在、高島屋さんと図面のやりとりをしていて、だんだん近づいてきているという実感も出てきました。


民藝、手仕事がお好きな方、暮らしについて意識的な方、高槻は遠いけど難波ならという方などなど、、、皆様のお越しをお待ちしております。作り手の方と直接お話しながらお買い物出来ることもなかな無いかと思いますのでそれも貴重な機会かと思います。


その前に、テマヒマでは昨日から7周年直前!蔵出し市7DAYSが始まっております。こちらも過去最大級のボリュームですので是非皆様のお越しをお待ちしております。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!


タイトル漢字二文字は、高島屋さんのHPの

「民藝とは、人々の暮らしの中で生まれた、実用的で温かみのある道具や器のことです。民藝は名もない人の手から作られた、素朴な美しさ(用の美)を大切にしています。今回、大阪日本民芸館の協力を得て、関西の作り手が繋ぐ伝統、未来を紡ぐ「民藝のある暮らし」をご提案します。」

より繋と紡を使用させて頂きました。

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


先日放送されたNHK・Eテレ「ETV特集 POP 大滝詠一 幸せな結末」を観たのですが、大滝詠一さんの97年の、自身最大のヒット曲「幸せな結末」が生まれるまでの様子を貴重な音源や映像とともに紹介されていて、とても良かったのです。今晩再放送があるようなので、おススメです。是非!

以下、ネタバレはありつつ書きたいと思います。

「詠み人知らずになりたい」


確か山下達郎さんのラジオSunday Song Bookの大滝さんが出演された新春放談で「幸せな結末」について、自身の過去に作った曲へのオマージュ(オマージュと表現されたかパロディと表現されたかたは忘れましたが)というような表現をされていたと思いますが、思えば曲名の「幸せな結末」も、細野晴臣、鈴木茂、松本隆とのバンド「ハッピーエンド」からきてるかもしれあませんし、その過去の曲もまた、オマージュに満ちています(番組の中でも紹介されていました)


ドラマの放送2日前になってやっと完成した「幸せな結末」は、「夢で逢えたら」同様自作詞にこだわって、詞がおそらく一番苦労して生まれた感じでした。サウンド作りはフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドに着想を得て大滝さんが80年代にやってた録音方法。小室サウンド全盛の(番組での言葉より)97年という時代に、アナログの一発録り。まるで工業化する社会における手仕事のようで、民藝を感じさせします。だからこそ生まれる音像であり、古びることのない時代を越えことの出来るサウンドなのだろうと思います。しかも、集まったミュージシャンの演奏力を上げたり、サウンドの方向性をまとめるために、自身が影響を受けた洋楽をメンバーでセッションするところから始めていました。大滝さんはそれを先駆者達への「墓参り」という表現をしていたようです。


生前親交のあった音楽評論家の萩原健太さんが、大滝さんが「詠み人知らずになりたい」と仰っていたと紹介して、この番組を見ていて一番グッときました。山下達郎さんもよく「曲は遺りまる」ということを仰っていますが、「曲は残って欲しいが、誰が作って誰が歌っているかは大事ではない」と。大滝さんがアーティストに提供した曲でももはや大滝さん作というのは分からなかったり(多くのペンネームを使い分けたりしてることもあり)、多くのミュージシャンにカバーされ歌われることで元が大滝さんというのが分からなかったりもします。「無名」になっていくことに憧れるというところもまたとても民藝的なあり方だなぁと思います。


現在テマヒマで販売中の藤本智士さんの「日々是編集」。以前このブログでもご紹介しましたが、その中の「編集者というただの器」という一文は、自分のあり方について考えさせられたものでした。その中で紹介されている話ですが、MBSの福島アナはインタビュー取材した際に、実際の放送で質問している自分の声がカットされているばいるほど嬉しくなるそうで、それもまた「無名」につながるところで、民藝的な人、民藝的な考え方というのは、実は身近なところにあったりします。


番組の中では、「趣味をつきつめると普遍になる」とか「差と異は違う」とか気になる言葉が多く語られていました。


本日は、普段定休日の水曜日ですが、営業致します。

7周年直前!蔵出し市7DAYS 、本日よりスタート。

並べてみたら、過去最大級のボリュームになりました。蔵出し特典の対象ではありませんが、先日ワークショップをお願いしたmoa森下さんの竹細工作品も並びました。

是非お手に取ってご覧下さい。


それでは、好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


先週は通常営業開始前に月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」(哲学カフェ)を開催しました。終了後にSNSに次のような投稿をしました。


「今回で6回目を迎えますが、いつもより少なめの6名。1ドリンク制で参加費無料ではありますが欠席の際は必ずご連絡下さい(ってわざわざ言わないといけないのもどうか思いますが)。今回は初参加の方は0でした。


皆さん持ち寄った「問い」の中から決戦投票で選ばれたのは「人の知恵には限界があるのか?」


ご提案頂いた方は子供の頃からずっも考えてきたテーマだそうで、これまでで一番抽象度が高かったからか、AI,細胞、DNA、エネルギー、魂、だんご虫、死、宇宙、、、若干スピリチュアル寄り?と思うような、沢山の言葉が飛び出してました。限界があると思うか無いと思うかは、それを外から見るか内から見るかだとかってなるとなかなか僕の頭では理解(感じることかもしれませんが)出来ないところでしたが、きっと同じ言葉を使っていても、同じ話をしていても、それぞれ見えてる世界が違うんだろうなぁということも感じました。改めて書いておくと哲学カフェでは情報伝達や合意形成、正解探しを目的としていません。」


FBの投稿をご覧になったご参加者から、さすがのまとめ!とコメントを頂きましたが、同じ場にいて同じ対話をしていても、気になる言葉、感じたことはおそらく全然違っているでしょうから、まとめるということも本当は違っていて、まぁ会の様子、場の雰囲気をお伝えしているという感じです。6回目にして個人的には一番難しい「問い」でした。


哲学カフェを始めようと思った背景や想いについて、

「テマヒマという「場」が目指すのは、ヒトとモノ、ヒトとヒトを繋ぐ、繋がること、そして「文化」を生み出すことだと考えているのですが、この哲学カフェ/哲学対話というのがその一つになると考えています。そして論破だったり、分断だったりという言葉に代表されるように今という時代には対話こそが必要で、正解に向かって効率的に最短距離で進みがちな今こそ、ふと立ち止まって考えてみる、じっくり考えてみる、みんなで考えてみる、この哲学対話というものが必要なのでは?と思います。」

ということを以前このブログでも書いていました。


最近、民藝や発酵をモノサシにしているテマヒマとして、民藝や発酵の視点で捉えるとどうなんだろう?てことをふと考えます。


テマヒマの哲学カフェでは、見知らぬ同士が集まる場なら普通はするであろう自己紹介というものを敢えてせずに始めます。お互いの肩書や立場が分かることでどうしても何らかのフィルターが掛かってしまうのを避け、どこまでも対等な場でありたいという理由からです。それでも性別や年齢は分かってしまいますが。本名でやりとりせず、会でのニックネームで呼び合うことにしています。「匿名」であることで時に主張が激しくなり、相手を気づ付けてしまうようなSNSの言論空間とは勿論違って、名は有りながら、敢えて名を無くして対話し合う。民藝の言う「無名」性と同じではないですが、対話的な場であるためには、我への執着が少なくなることが重要に思います。


テマヒマの哲学カフェでは、先に「問い」を用意してそれについて参加者が準備するのでは無く、当日投票で決めた「問い」について聞き合い、語り合います。準備などがなく即興性が強い分、どのように話が膨らんだり進んだりしていくかというのは未知数です。6回やってみて、毎回本当に雰囲気が違います。問いにもよりますが、参加者によるところが大きい気がします。目的に向かって進むエンジニアリング的なあり方に対して、ブリコラージュ的であるとも言えますが、とても発酵的なあり方だとも言えます。お味噌に喩えようかなと思ったけど、どちらかと言えばぬか床をイメージすると分かりやすいでしょうか。ぬか床の中の多種多様な菌の活動が複雑にからみあって、漬けたお野菜などが美味しいぬか漬けになります。これまで発酵型経営、発酵型マネージメント的なことをこのブログでも何度か書いてきたと思うのですが、対話の場もしかり。司会進行役の僕は、場をコントロールしたり支配したりすることなく、皆さんが発言しやすい環境、場作りをする役目。言ってみればぬか床を混ぜる役割で、ぬか漬けを美味しくするのは、やはり参加者の皆様ですね。参加者の味覚もそれぞれなので、その日生まれたぬか漬けについての感じ方もそれぞれでしょうか。


写真は哲学カフェの時に僕が飲んだ発酵ドリンク。トマトレモン。トマト?って聞くとお野菜寄りに感じますが砂糖と漬け込んで発酵させて作ったシロップはなんだか苺を感じます。是非ご賞味下さい。


テマヒマは間もなく本日の営業開始します。日曜日にも関わらず、3連休にも関わらず、ご予約は0(ゼロ)。ご予約無しでもお席ご案内出来ます。皆様のお越しをお待ちしております。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い1日を!


次回は10月5日を予定しています。

現在お申込みを受付中です。毎回1回完結です。初参加の方大歓迎です。

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


テマヒマのメニューでよく出てくる言葉というか、表記があって、それは〇〇風という「風」という言葉。お出汁の鰹節を除いて動物性食材を使わないほぼほぼヴィーガンなお料理をご提供しているので、プラントベースな食材でどう代替するか、どう表現するかということがポイントになります(その制約が結果的にテマヒマのオリジナリティを生んでるのですが)。そして、メニューは〇〇そのものではなく、〇〇風ということになります。


今回で言えば、おからの味噌ポテサラ風。厚揚げ南蛮の厚揚げとおからの味噌ポテサラ風のおからは、地元高槻の素材にこだわって昔ながらの製法で作ってらっしゃるお豆腐屋さん「豆伍心」さんのものを使わせて頂いています。ジャガイモ自体は別に動物性ではないのですが、普通のマヨネーズは動物性なので、自家製の豆乳マヨネーズを使っています。おからをポテサラ風に仕上げるアイディアは是非ご家庭でも取り入れて欲しいです。


参議院選挙で伸び悩んだ野党第一党の党首(元首相)が執行部の体制を一新した会見で「安定感」と「刷新感」ということを言っていました。「感」っている?って思うんですよね。自分達がそう思うだけでなく、国民に伝わらなければ意味がないという意味で「感」を使ってるのならいいのですが、「感」が「風」のように思えてならなくて、やってる「感」とかやってる「風」とか。


そして大敗した与党。総理が辞任して、総裁選挙で盛り上がってる様を見ると、古巣の会社で業績が年々悪くなっていき、そのたびに組織替えをし、そのチーム編成や人事を楽しんでいた人たちが思い出されてなりませんが、その中でよく出ている言葉「解党的出直し」。解党するぐらいの気持ちで出直しするということで、この「的」という言葉があることで解党はしないけどね、という意味が含まれることになります。解党したらいいのに。政党/政界も再編したらいいし、選挙制度も変えた方がいいと思います(そんなエネルギーはないか)。


民藝という言葉が生まれて今年で100年。それまで下手物と呼ばれていたものに新たに民衆的工藝、略して民藝という言葉が生み出されました。民衆「的」工藝であって、民衆工藝ではないんですよね。栁宗悦は「的」にどのような意味を込めたのでしょうか?当たり前に民衆的の工藝の略で、なんて口にしていますが、解党的出直しという言葉を聞くたびに「的」が気になってしょうがない最近です。ちなみに昨年、世田谷で見に行った「アウト・オブ・民藝|「民」から芋づる編 MINGEIのB面!」という展示で知ったことですが、民藝という言葉、最初に辞書に載った時には、民衆藝術、民俗藝術と説明されていました。


先程テマヒマ本日の営業終了しました。いやー8月以降お客様が激少なくて厳しい時期が続いてます。。。


明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチの11時半、12時のお時間はご予約で残り5席となっています。12時以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。





テマヒマ食の基礎講座~季節の薬膳④「秋の養生編」~


季節ごとの養生について学ぶ「季節の薬膳シリーズ」。

第4回目は、9月29日(月)に開催で、「秋の養生」がテーマです。

内容は一回ごとに完結なので、初参加の方も大歓迎!

薬膳の基本もお伝えしながらのレッスンになりますので、薬膳がはじめてという方も安心してご参加ください。


厳しい暑さでお疲れ気味の身体を、毎日のごはんでセルフメンテナンスして、これからやってくる乾燥の季節に備えてみませんか?


レッスンは講義形式で、セルフチェックシートでご自分のお身体の状態もチェックしていただきながら、秋のカラダやココロの整え方をわかりやすくご紹介します。お肌の状態や、腸内環境や便秘、免疫などとも関わりの深い内容です。


レッスンの最後には、ことことの庭&テマヒマでつくるこの日限定の薬膳ランチ付き♪

秋のカラダとココロを養うお味噌汁とおかず5品ほどと、土鍋で炊いた自然栽培の発芽玄米ごはんを食べながら、学んだことを美味しく復習しましょう♪

全メニューの解説やレシピ付きなので、おうちに帰ってからのごはんづくりでもお楽しみいただけます。


■「秋の養生編」レッスン内容

・秋ってどんな季節?

・秋にケアが必要な「肺」とその働き

・秋のセルフチェック

・秋に起きやすいカラダとココロの変化・不調

・秋の養生ポイント

・おすすめの食材やお茶

・秋の薬膳メニューを考えてみよう

・秋の薬膳ランチメニュー紹介(レシピあり)

・秋の薬膳ランチご試食


■開催日時

2025年9月29日(月) 11:00〜14:00頃

※当日は通常のランチの営業はございません。


■開催場所

テマヒマ

〒569-1123大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax 072-655-3259

Mail temahimaselect@gmail.com


■定員

11名様(最少催行人数:4名様)


■参加費

7200円(税込) 当日現金払い

薬膳テキスト、レシピ、ランチ、ドリンク付き


■お申し込み方法

電話・メール・公式LINEにて先着順。

その際、下記4点をお知らせください。

①お名前

②お電話番号(携帯電話をお持ちの方は、出来れば携帯電話番号)

③薬膳を学んだ経験の有無

④その他連絡事項(アレルギーの有無、妊娠中の場合など)

※フェイスブックの参加予定ボタンではお申込みとはなりません!


■持ち物

筆記用具


■キャンセルポリシー

準備の関係上、7日前(9月22日)以降のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費同額を頂戴いたします。


■今後の予定

12月中旬「冬の養生編」


■講師ご紹介

「ことことの庭」田村明子

調理師として様々なお店で経験を積むとともに、自らの体調不良をきっかけに食を見つめ直すなか、薬膳と出逢う。

「薬膳って美味しいんだ!どんなジャンルのお料理にも応用できる食の知恵なんだ!」という驚きや楽しさ、実際に食べるもので自分自身のカラダやココロが少しずつ確実に変化していくことを感じ、薬膳の本格的な学びをスタート。

国際薬膳師・薬膳カウンセラーの資格を取得し、「身体と対話しながら、楽しく美味しく」をコンセプトに、身近な食材で楽しむ薬膳料理教室を主宰。



こんばんは。


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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


滞っていたブログ更新、まとめて書いてたら、本日5本目。さすがに今日はこれぐらいにしといたろか、って感じなのですが、最後は「お願い!」のようなブログです。


季節の薬膳講座。今年3年目で、リピーターの方も多く、毎回すぐに定員に達したり、キャンセル待ちが出るほどの人気講座なのですが、現時点(9/10)で前代未聞ですが、最低催行人数に達していない状況です。秋膳というブログタイトルにしまいたがむしろ空膳?ぐらいの感じです。


是非ご参加ご検討頂けましたら幸いです。

皆様のお申込み、心よりお待ちしております。

こんばんは。


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プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


9/6(土)、浦堂認定こども園さんにて、「百姓の百の声」自主上映会を開催しました。「千年の一滴」以来の共催で、共に柴田昌平監督(プロダクション・エイシア)作品ですが、今回は本編及び次回作「百姓の百の声II〜未来にタネをまく(仮)」予告編の上映会の後、東京からお越し頂いた柴田監督のお話会付きという贅沢な構成。元々はプロデューサーの大兼久さん(監督の奥様)が登壇予定でしたが、お忙しいスケジュールの間を縫って急遽監督自らがお越し下さいました。大阪では初の自主上映会は初とのこと。


メディアで取り上げられる農業が可哀想な状況な農家か、AIなどを取り入れてる農家、みたいに極端な為、普通の今の農家を伝えたかったと仰っていましたが、問題点や課題解決という視点では無く、お百姓さんの人柄や、考え方の豊かさにフォーカスされていて、過度に悲観的でも無く、とてもフラットで、見終わった後に前向きな気持ちになれる映画でした。ちなみに百姓という言葉は差別用語とされているようですが、この映画に登場するお百姓さんは何でもやる、何でもやれる人という意味の百姓という言葉を誇りを持ち、監督は敢えてリスペクトを込めて百姓と呼び、そして百姓国を撮っています。


映画の中の農家さんは皆さん「観察力」にすぐれていて、災害被害などがあっても「復元力」があります。自分の得た「知」を、自分だけのものとせず周りに共有します。グローバル資本主義というか新自由主義というか、「囲い込み、独占し、商品化」するのとは対照的です。上映会でも販売した映画のパンフレットの中から少し引用すると

「ひとりの農家が一生の間に作物を研究し、栽培できる機会は限られています。自然が相手のため変動要因に多く、なぜ失敗したのか、なぜうまくできたのか、理由がわからないことも多いでしょう。それゆえに他人の経験を共有しあうことで、みんなの”知”が高まっていきます」

この姿勢を監督は一流の料理人とも共通すると書いていますが、それはまた民藝的でもあるなと感じます。


お話会と書きましたが、どちらかと言えば、参加者の皆様との対話という感じ。参加者の中で実際に現在農業に関わってる方にも前に出てもらいお話頂きました。映画に登場するお百姓さん同様皆さん想いを語って下さいました。作り手の方って実は普段黙々と対象に向き合って淡々と仕事をしているだけに、場さえあれば、伝えたいという想いはあるのでは?と思います。午前の部は特にそうですが、農業に関わっている方、ご興味のある方は思ったより多いでしょうか。この映画にも全面的に協力してらっしゃる農文協さんが上映会に合わせて書籍販売にお越し下さいましたが、結構お買い求めの方も多かったです。


監督が、百姓VS消費者とか自然農・有機農業VS慣行農業とかの対立構造、分断を生むような捉え方は避けたかったと仰っていたのが印象的でした。「ひめゆり」を観た時も感じましたが、ご自身の主張よりも出来るだけそのままを聞き取る、映し出すことを大事にされていると思います。監督ご自身民俗学者の宮本常一の系譜にあるからでしょうか。


映画会終了してから何日か経ちますが、映画会をきっかけにテマヒマにお越し下さる方が何人かいらっしゃって、感想などお話下さって嬉しいことでした。ご参加頂きました皆様はきっとお感じになったことが沢山あるかと思います。是非それを周りの皆さんに伝えたり、SNSを使って発信して頂いたりして頂けたら幸いです。そうすることで少しづつ何かが変わると信じてもいます。


柴田さん、農文協さん、大兼久さんはじめプラダクション・エイシアの皆様、準備も含め全面的にご協力頂きました浦堂認定こども園の職員の皆さん、そして当日ご参加頂きました皆様ありがとうございました!


当日お申込み無しでお越し下さった方も多数いらっしゃって、定員の100名には届きませんでしたが、大人75名、小学生以下4名の方にご覧頂くことが出来ました。ご心配おかけしました方もいらっしゃるので、蛇足ながらご報告しますと、なんとか赤字にはならずに済みました。

こんにちは。


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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


9月5日(金)は盛り付けデザイナー飯野登起子さんを講師にお招きして「盛り付けデザイン講座」を開催しました。構想約1年、企画スタートから約半年での実現でした。


小倉ヒラクさんの発酵デザイナーというのも唯一無二ですが、飯野さんの「盛りつけデザイナー」というのもそうでしょうか?元々グラフィックデザインのお仕事から始まっただけあって、紙の上に絵の具で絵を描くように、お皿の上に彩りなどを考えて素材を盛りつけていくのが盛り付けデザインだっと仰っています。まずは座学からですが、盛り付けから撮影するまでの手順を教えて頂きます。盛り付けだけにフォーカスすると

①食材を観察する

②器を観る

③誰のための盛り付けかを考える

④主役、脇役を決める

⑤お皿の上に、「自分らしく」「自信をもって」盛り付ける


言われると当たり前のようにも思いますが、何か正解があるというものでは無く、どういう意図で盛り付けようとするのか?それをどう徹底して表現するのか?ということのように思います。テマヒマでスタッフの皆さんと常々話している、お客様のことを考えて盛りつける、美味しそうに盛り付ける、ボリューム感を意識するということとも共通していますが、徹底出来るか、ちょっとした気遣いが出来るかが肝要な気がします。


実践編では、テマヒマのおばんざいセットのお料理を題材に、地元高槻の中ノ畑窯さんの七寸皿にワンプレートで盛り付けていきましたが、お一人お一人盛り付け方が全然違っていて、個性が現れていて、面白かったです。そして飯野さんがそれをちょっと手直しするだけで魔法のようにグッと良くなるのがビックリでした。これが意図を徹底する、ちょっとしたことに気が付く(気遣い)ということなのでしょうね。


その後はスマホを使った撮影会に。器やお料理を撮影してはSNSにアップするということを僕は、仕事の一つとして日常的にしていますが、スマホの機能のほとんど使えていないことを思い知らせされました。。。。


最後は皆さんが作ったワンプレートに、発芽玄米、味噌汁、豆乳ヨーグルトをセットにお召し上がり頂いたところで終了。皆さん真剣にでも楽しそうに取り組んでらっしゃったのが印象的でした。終了後にSNSにアップされてる様子を拝見してると、そこに喜びが溢れていて良かったです。


ご参加頂きました皆様、講師の飯野さん、ありがとうございました!


終了後、打ち上げで、我々夫婦と飯野さん、今回の講座開催のきっかけとなった高田さん(飯野さんの講座を何度も受講されています)と4人で神戸三宮のいたぎ家さんへ。ここでも、飯野さんのお料理写真のこだわりの一端を垣間見ることが出来ました。

7周年直前!蔵出し市7DAYS


日程

2025年9/17(水)~9/23(火・祝)


時間

11:00~17:00


場所

テマヒマ

〒569-1123

大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax

072-655-3259

Mail

temahimaselect@gmail.com


2018年10月1日に開店したテマヒマもお蔭様で間もなく7周年を迎えます。

恒例となりました「蔵出し市」を今年も開催します。7周年ということで7日間。9/17スタートです。

店内のカフェスペースも全てショップスペースとして、普段、店頭に出し切れていないモノも含めてお出ししてご覧頂きます。


7周年ということで、日頃の感謝も込めまして、7にまつわる特典を7つご用意しました。

・7777円以上の器ご購入で7%OFF

・17777円以上の器ご購入で10%OFF

・77777円以上の器ご購入で17%OFF

・177777円以上の器ご購入で77%(23%OF)

・7人の作り手の器ご購入で77%(23%OFF)

・古書7冊以上ご購入で77%(23%OFF)

・新刊書7777円以上ご購入で7%OFF

※蔵出し市期間中は、物販のみ営業で、ランチ・スイーツのご提供はございません。


そして7周年直前!蔵出し市7DAYS中日の20日には、ちょうど1年ぶりに、ちゃりんこ喫茶10による、ドーナツの移動販売がございます。今回でコラボドーナツの販売も3回目となります。


「ちゃりんこ喫茶10」さんは、高槻市民ならご存知の方も多いと思いますが、その名の通り、ちゃりんこ(自転車)でのゲリラ的な移動販売からスタートしたドーナツと珈琲のお店です、昨年、阪急高槻市駅から徒歩約10分の千代田町にオープンされました。米油で揚げたサクッ、フワッなドーナツが人気でお店では揚げたてを召し上がることが出来ます。


7周年ということで、7種類のドーナツをお持ち頂き、そのうち2種類はこの日限定の「味噌キャラメルドーナツ」で、プレーンとオールドファッションがございます。こちらも7周年ということで2タイプ合わせて7×7=49個限定でご用意頂きます。

開店時間ぐらいから販売開始して、売り切れ次第終了となります。

テイクアウトのみの販売ですが、蔵出し市にお買い物にお越しのお客様で味噌ドーナツご購入の方に限り、イートインも可能です。

蔵出し市期間中は店内カフェスペースもショップスペースとして物販とドリンクスタンドのみの営業となっています。

尚、事前予約等お問合せはちゃりんこ喫茶10さんのインスタDMにてお願いします。


こんにちは、


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


毎年恒例の、周年イベントのお知らせをさせて頂きました。7周年!ということで7にちなんだ特典やコラボをご用意致します。毎年やってるのでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、7に拘る?縛られる?ことにより、なかなか大変になっています。この考え方でいくと来年は・・・・??ちょっと難しいことも出てくるのでこのパターン、この方式は今回いっぱいですかね~?そんなこと言いつつ、7縛りの企画をもう一個検討してたりしますが笑。まぁお祭りなので、至極真面目にふざけています。


それはさておき、間もなく7周年を迎えるにあたって、開店以来最大の在庫量となっています。本当に宝探し気分でご覧頂ける過去最大のボリュームとなるだろう蔵出し市。是非お楽しみ下さい。7%OFFという特典が無くても、過去の作品だと物価上昇前の価格のものがあったりして密かにお得なケースもあるかと思います。


7周年直前!蔵出し市7DAYS、皆様のお越しをお待ちしております。




こんにちは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


9月に入りました。

テマヒマの活動をSNSなどでご覧になってる方はご存知のように、怒涛のイベント続きです。なかなかブログでの紹介?報告?が追いついてませんが、ぼちぼちと。


9/1(月)は、茨木市にあるatelier_waku 小野厚子さんを講師にお招きしての藍の生葉染めワークショップを開催しました。小野さんご自身が育てるタデアイを使って染めるのですが、生葉染めが出来るのは7〜9月頃に限られます。煮出すことも無く今朝摘み取ったばかりの葉と水だけで染めていきます。小野さんからの藍のご説明もとても興味深く学び多いものでしたが、参加者の皆さんが和気藹々ととても楽しそうに取り組んでらっしゃって嬉しかったです。鮮やかな色に染まったり、思いも寄らぬ絞りの柄が生まれたり、想像を超えることばかりだったのも面白かったです。ご参加頂きました7名の皆様、講師の小野さんありがとうございました!

遡って、8/28(木)。長期の夏休み明け初日に、moa 森下麻美さんを講師にお招きして「初めての竹細工ワークショップ」を開催しました。昨年に続き2度目の開催。お申込みがお2人と少なかったのは残念でしたが、その分密にご指導頂けたので、参加者の皆様には喜んで頂けたものと思います。

同じ材料で同じような手順で作っていても竹籠の出来上がりが違っていて面白いですね。ご参加頂きました皆様、講師の森下さんありがとうございました!


食にフォーカスしたワークショップが中心のテマヒマで、手仕事系のワークショップは珍しく、2つのワークショップが一週間以内に続いたのは偶然です。手仕事のモノを扱うお店ですので今後も積極的に開催していければなと思います。


このブログの中でよく、食における「作る」と「食べる」の距離について書いていますが、自分で「手仕事」する、モノを作ってみたいというニーズはどれぐらいあるものでしょう?参加者が残念ながら少なかったことについて、そんなことを考えたりもします。単純にスケジュールが合わなかっただけなのかなぁ?それとも色々なイベントが目白押しで情報が埋もれてしまったのかなぁ?(それはそれで課題ではあるのですけど)


昨日今日とテマヒマは火曜日水曜日で定休日です。ここのところ定休日は10月の某百貨店の某催事のために動き回っていて、今日は久しぶりにオフ。また催事についても情報解禁日になりましたらお知らせします。


明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。

ランチのご予約はお一組のみで残り14席とお席にかなり余裕がございます。8月以降ほとんどの日がそんな感じですが、暑さのせいでしょうか?


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。




なるべく自家製、なるべく国産。


阪急高槻市駅のほど近く城北町にあるゴンパチ高槻さんは、テマヒマと同じ2018年開店で、元パティシエの店主によるお料理がどれもセンスがよく美味しいお店です。特に看板メニューのナポリタンは、モチモチとした太麺と、特製トマトソースが絶品で、我々夫婦もめちゃくちゃファンです。


時差ぼけベーグルさん(味噌ベジキーマカレーベーグル)、御結び屋さん(味噌ベジキーマカレーおむすび)、グーグー藤カレーさん(コラボあいがけカレー)、ちゃりんこ喫茶10さん(味噌ドーナツ)、あん小屋どらサン(味噌どら焼き)、餃子屋藤さん(ヴィーガン餃子)、芋ichiさん(壷焼き芋味噌チュウチュ※現在販売中!)(順不同)に続く地元高槻飲食店コラボ第8弾は、ゴンパチさんとのコラボランチです。


ゴンパチさんの現在のトマトソースが既に完成形なのですが、このコラボに向けて、お味噌を使ったソースを創作して頂き、新たな可能性を感じる一品が誕生しました。


味噌ナポリタン(ゴンパチ高槻)

納豆ドレッシングサラダ(テマヒマ)

味噌スープ(テマヒマ)

豆乳ヨーグルト(テマヒマ)


特別価格 ¥1700(税込)

チーズトッピング 150円


一日限定、数量限定のメニューとなりますが、是非ご賞味下さい。

皆様のお越しをお待ちしております。


いつも通りお席のご予約は11時半~12時、12時以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


地元高槻飲食店コラボも気が付けば第8弾となりました。

テマヒマにお越し頂くお客様の地元高槻比率が極端に低いこともあって、コラボによって高槻のお店を知って頂いたり、お店を行き来してもらえるようにという思いで始めました。基本的にはお味噌を作ったメニューの開発が中心にはなりますので、コラボを通してお味噌の可能性を広げたい、お味噌をもっと広めたい、ということもあります。


コラボに際して常に起こるのは「お味噌感」問題。お味噌を入れることで美味しくなる、味に深みが出る、のは間違いないのですが、あまり入れすぎるとお味噌にもっていかれてしまいますし、あまり隠し味的過ぎると(テマヒマ的には)お味噌をもっと感じたい&感じて欲しい。毎回そのせめぎ合いがあるのですが、今回もそうでした。


ご紹介文にも書きましたが、ゴンパチさんのナポリタンのトマトソースは既に完成形、完璧と言ってもよい(と1ファンとして思います)ものなだけに、試作段階で何度もトライして頂きました。ゴンパチの店主・陽子さんはご自身でぬか漬けもやってらっしゃるぐらいなので発酵にもご興味がありますが、試作会の後、お味噌の繊細さ、可能性大で楽しかったと仰ってました。新たなトマト味噌ソースが生まれたと思います。


コラボと言っても実は色んなやり方をやってきました。まるざ発芽玄米研究所(高松)さんとのコラボでの例はありましたが、テマヒマにお越し頂いて調理して頂くパターンは地元シリーズとしては初です。調理する場所やコンロ、道具などが普段と違うだけでもきっと大変かと思いますが、ご快諾頂けたこと、楽しんで頂けていることに感謝です。


一日限定、数量限定ではありますが、是非ご賞味下さい。

皆様のお越しを、その前にご予約をお待ちしております。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


いよいよ「百姓の百の声」自主上映会@浦堂認定こども園の開催が1週間後と迫って参りました。今だからこそ是非ご覧頂きたい映画なのですが、定員までまだまだまだまだお席に余裕がございます。是非ご参加ご検討下さい。お申込みお待ちしております!


当初から追加・変更になった情報がございますのでお知らせ致します。

①柴田昌平監督ご登壇!

映画鑑賞後のトークイベントですが、なんと!この映画の監督・撮影の柴田昌平さんがご来場頂けることになりました。映画のこと、来年公開予定の続編のことなど色々お話をおうかがいたいと思います。

②百姓の百の声パンフレットの販売

映画の内容だけでなく「百姓の視点でみた戦後農業年表」なども好評なパンフレットを当日会場にて販売致します。残念ながらご覧になれない方も9/1迄にメールにてリクエスト頂ければお取り置きも可能です(お渡しは後日テマヒマにて)900円(税込)

③農文協さんの書籍販売

この映画の制作協力もされています一般社団法人「農山漁村文化協会」は月刊誌「現代農業」をはじめ農業関係を得意とする出版社さんです。当日受付にて農文協さんの書籍の出張販売も行います。

<自主上映会>「百姓の百の声」

食べている限り、誰の隣にも「農」はある

なのにどうして「農」の世界は私たちから遠いのか


和食を撮って世界を魅了した「千年の一滴 だし しょうゆ」の柴田昌平監督が、食の原点である「農」に向き合った。

全国の百姓たちの知恵・工夫・人生を美しい映像とインタビューで紡ぎ出す。

自然と向き合い、作物を熟知する百姓たちの 叡智を訪ねたドキュメンタリー。


<予告編>

https://youtu.be/h0q7xqxxdRw?si=Co4TLvj09oIwGxFc


柴田昌平(監督・撮影)

1963年生まれ。NHKを経て、宮本常一の弟子・姫田忠義の民族文化映像研究所で記録映画に従事。プロダクション・エイシア設立後、「ひめゆり」(2006年),「千年の一滴 だし しょうゆ」(2014年),「百姓の百の声」(2022年)など。

大兼久由美(プロデューサー・撮影)

沖縄出身。柴田昌平監督とは夫婦。柴田作品のプロデュース、配給を行う。「百姓の百の声」では撮影も担当。

(C)プロダクション・エイシア


令和の米騒動をきっかけにかつてないほど「食」や「農」への関心が高まっていると感じます。

しかし残念ながら消費者やメディアの関心は「米の価格」に集中してしまっていて本質から離れてしまっているのでは?と危惧します。

そんな今だからこそ見るべき,見て欲しい映画だと考え、浦堂認定こども園さんと共に2年半ぶりに自主上映会を企画しました。

来年公開予定の「百姓の百の声Ⅱ~未来にタネをまく~」予告編の上映、

この映画の監督の柴田昌平さんによるトークイベントもございます。

是非ご覧下さい。お申込みお待ちしております。

(太田準/テマヒマ代表)


■日時

9月6日(土)

①9:30~ 

②14:00~ 

映画+トークで約3時間


■場所

浦堂認定こども園

高槻市宮之川原4-3-1


■人数

各回定員50名(申込先着順優先)


■料金

大人 1800円

中学生・高校生 900円

小学生以下 無料

※当日現金払い


■主催・問合・申込

・テマヒマ

072-655-3259

temahimaselect@gmail.com

・浦堂認定こども園

072-687-7237

※お名前、人数、ご連絡先お電話番号、ご希望の回(午前or午後)をお知らせ下さい。


以下、HPより推薦文を一部抜粋してご紹介します。


お百姓さんは、なぜこれほどまでに強くて賢いのだろう。

目の前の自然をくまなく観察し、自分の頭で思考し、先人たちの智恵と、農家同士で得た情報を絶えず学びながら、自らの肉体を使って労作する。太陽の光でピカピカに輝く彼らの表情を見ながら、農的営みは、人間を最も人間たらしめるものだと思った。

(纐纈あや/映画監督)


“百姓”の凄さを観た

映像の美しさと、一人ひとりの長年の百姓体験で培ってきた自信と誇り、それによって醸し出される、神々しいまでの百姓の人間の魅力が画面からほとばしり出る映画。

(土井敏邦/映画監督)


この映画は、あなたの人生を変える方法を教えている。仕事を楽しむための工夫が楽しくてたまらない人たちを撮った楽しい映画だ。あなたが存在することが誰かを喜ばせることこそ、あなたの人生の出発であったことを思い起こさせてくれる。溢れんばかりの豊かさを享受せよ、と出演者たちは私たちに示している。

(藤原辰史/歴史学者・京都大学准教授)


私は、食の仕事をしているすべての人に『百姓の百の声』を見てほしいと思う。日本人の食の土壌がどんなふうに耕されているのか、誰が私たちの食を支えているのかを、リアルに感じ取れるからだ。もちろん、食の仕事をしていない人にも見てほしい。

(君島佐和子/「料理通信」元編集長・フードジャーナリスト)


そもそも日本の国は古来から圧倒的に百姓が多かったのであって、ということはつまり、そういう理不尽にもへこたれない精神力を備えた農家力は、そのまま日本という国の底力そのものだったのではないか。

(梨木香歩/作家)


お申込みお待ちしております!!


テマヒマは今日もこの後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。

ショップ 11:00-18:00

ランチ 11:30-14:00

カフェ14:00-16:30

三線ライブ ①12:00~ ②13:30~(予定)


本日はランチタイムに三線ライブがございますが、11時半、12時のお時間はご予約で満席となっていますので少し遅めにお越し頂くのがおススメです。12時以降のお時間はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵商品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


1つ前に書いたブログに受けてというか、関連して、というか思い出したことがあって、もう1ネタ書いてみたいと思います。


2017年の11月1日に前職を辞める決意をし、その年末に正式に退職の意思表示をしたのですが、その時の自分の置かれた立場もあってなかなか周囲に公にすることは出来ませんでした。が、身近な親しい人にだけには話していました。その時、一人だけ辞めることを思いとどまるように説得した人がいました。「上にいけば見える景色が変わるのに、勿体ない」といった言葉だったと思います。


会社を辞めて何年も経って前職のまた別の同僚と呑む機会があって、どういう流れだったかは分かりませんが、自分自身がサラリーマン時代に考えていて実践していた自分なりのマネージメント論を披歴することがあって(今だったら発酵に喩えると思いますが笑)、今は個人事業主で小さなお店を営んでいるので、大きな組織を運営することも無くなった僕に「勿体ない」という言葉をかけられたのを思い出しました。勿体ないのかなぁ?


「上にいけば・・・」の声をかけてくれた同僚も少し前に会社を離れました。辞めた時の僕より、上にいって辞めたわけですが、見える景色は変わったでしょうか?

彼は社内で最早転職レベルでは?ぐらいに色んな職種を経験してどこでもうまくやっていたと思うので、別の会社でもどこでもきっと生きていけると思います。


会社を辞めて、別の世界に移ったことで、同じ山を登ることを止め、別の山、いや山ではないかな笑、色々なことの視点や考え方が変わりました。そういう意味では大きく見える景色が変わったので、一度きりの人生の中で二度美味しいというか楽しませてもらってるなと思います。それででしょうか?これから新しく何かを始めようとする方がお越しになったら、全力で応援したい気持ちで包み隠さず自分の体験、知見をお話しています。つい最近もそうでしたが。


山という喩えの通り、サラリーマンという制度は役職とか給料とかが上がっていくことで分かりやすく可視化されているのに対して、例えばテマヒマの右肩上がりではなく、「成長」を実感するのには別の物差しが必要ではありますが、これから見える景色(もしかしたら解像度?)がどう変わっていくのか楽しみです。


という訳で次の哲学カフェ、月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」は「成長するってどういうこと?」という問いを提案しようかな笑。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした。好い夜をお過ごし下さい。


現在個展開催中の深田緑葉さんの白磁壺にリンドウをいけたら景色が変わりました。


SNSにアップした、この白磁壺の紹介文を転載しておきます。


京都にある高麗美術館の創設者の方は、ある白磁壺との出逢いをきっかけに朝鮮の工藝品の蒐集をはじめたと言いますが、その通称満月壺を美術館で見た時、壺の周りをぐるぐる何周もして見たのを思い出します。深田緑葉さんのご自宅兼工房から美術館までは比較的近くなのできっとご覧になってるものと思います。


深田緑葉さんの白磁壺は、色、艶、形の美しさから思わず360度全ての角度で愛でたくなる感じ。撮影するのにテーブルや床の間に置いてみたら気配が変わる感じがありました。その美しさをなかなか写真では伝えきれてないのが残念ですが。。。


体躯も手も大きな深田さんなら白磁の大壺とかきっと素晴らしいモノが生まれるんだろうなぁと妄想していますが、現代の住宅事情を考えるとこのサイズ絶妙な気がします。


1点しかありませんが、どなたのもとに旅立っていくのでしょうか?


白磁壺 ¥27500(税込)

最大径約18×高18cm


※お取り置きや通販も承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。