おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
ずっと「某百貨店の某催事」という言い回しでSNSの投稿ではぼかしていましたが、やっと情報解禁です!
「民藝のある暮らし」を提案する、高島屋大阪店の催事
「つなぐ、つながる、民藝」
に出店致します。
■場所
高島屋大阪店 6F,7F POP UP STATION
■開催日時
2025年10月8日(水)~14日(火)
6F 10:00~20:00(最終日は18時)
7F 10:00~19:00(最終日は18時)
民藝という言葉が生まれて今年で100年ということで、民藝関連の展示会や催事が数多く開催されています。高島屋さんは民藝運動初期から積極的に支援してきた百貨店。現在は3年に一度「民藝展」を日本橋店・大阪店で開催してらっしゃって来年がその年に当たります。それにつなぐように、現在関東の横浜店・玉川店・新宿店では民藝WALKというイベントがリレー開催されていて、大阪店でも「つなぐ、つながる、民藝」が開かれるというわけです。民藝WAIKが配り手主体なのに対して、こちらはは作り手主体。そして関西の作り手にフォーカスしてるのが特長です。
大阪日本民芸館さんの協力のもと開かれますので、GW明けに大阪日本民芸館で毎年開催される「みんげい市」の高島屋版と言えるかもしれません。みんげい市が大阪日本民芸館さんのイベントなので「みんげい市」という名称は使ってませんが。そして配り手であるテマヒマも出店しますが。
ご一緒させて頂きます作り手は、兵庫県民芸協会、京都民藝協会所属で、みんげい市参加の常連の工人。
平松源木工房さん(木漆工芸)
森公男さん(白磁・練上)
龍仁窯南森正仁さん(唐津焼)
河井一喜さん(陶器) 以上6F
金城千琴さん(紅型)
わたばな工房さん(丹波布)
小田桐眞由美さん(染布から服へ) 以上7F
同じく7Fのテマヒマでは、
・中ノ畑窯(陶器)
・露古壽窯(陶器)
・俊彦窯(陶器)
・丹窓窯(陶器)
・山口和声(陶器)
・深田緑葉(磁器)
・小島紗和子(螺鈿)
・翁再生硝子工房(吹きガラス)
をご紹介します。
翁再生硝子工房さんを除くと皆さん兵庫県民芸協会に所属されている工人ですが、先日ミニ個展を開催させて頂いた深田緑葉さん以外はテマヒマで常時お取り扱いさせて頂いてる皆さんです。この催事に向けて仕入させて頂いたり、作って頂いたりもして、特に露古壽窯さん、小島紗和子さんは普段のテマヒマでの品揃えと随分違っていますし、深田さんはスポット的なご紹介となります。ボリューム的にもバリエーション的にも皆さんにご満足頂けるラインナップになっているかと思います。
高島屋さんでこの企画がどのタイミングから始まっていたかは存知あげませんが、大阪日本民芸館さんを通して出店依頼がきたのがゴールデンウィーク前。多くの作り手の皆さんは個展や制作スケジュールが決まっていてそのタイミングではなかなか単独での出展が難しかったり、お忙しい中催事期間中の在店が難しかったりという事情がありました。その状況下で、この催事をなんとか成立させるのに一肌脱ぎましょうか?的なよく分からない使命感?漢気?があって決断しました。
これまで、高槻阪急さんに3回(あれ?2回だったかな?)、神戸阪急さんに2回、に出店させて頂いたことがあります。いずれも売上というよりは、まずはテマヒマを知って頂くこと、最終的にはテマヒマにお越し頂くことを目的としています。必ずしも売上は思っていたほどではなく、会期中に後悔したことも無くはないのですが、喉元すぎれば?なのか記憶力や学習能力が低いのか?これまでの催事と違って、主旨が明確なので、期待してはいます。
今日現在、高島屋さんと図面のやりとりをしていて、だんだん近づいてきているという実感も出てきました。
民藝、手仕事がお好きな方、暮らしについて意識的な方、高槻は遠いけど難波ならという方などなど、、、皆様のお越しをお待ちしております。作り手の方と直接お話しながらお買い物出来ることもなかな無いかと思いますのでそれも貴重な機会かと思います。
その前に、テマヒマでは昨日から7周年直前!蔵出し市7DAYSが始まっております。こちらも過去最大級のボリュームですので是非皆様のお越しをお待ちしております。
それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も好い一日を!
タイトル漢字二文字は、高島屋さんのHPの
「民藝とは、人々の暮らしの中で生まれた、実用的で温かみのある道具や器のことです。民藝は名もない人の手から作られた、素朴な美しさ(用の美)を大切にしています。今回、大阪日本民芸館の協力を得て、関西の作り手が繋ぐ伝統、未来を紡ぐ「民藝のある暮らし」をご提案します。」
より繋と紡を使用させて頂きました。