感覚
おはようございます。
暮らし、味わう。
食のセレクトショップ&カフェ テマヒマ
ただいま準備中!
プロデューサー、バイヤーの太田です。
昨日朝の某情報番組の中で、
100均の新商品として
一杯分のコーヒーの粉を出してくれる
コーヒーキャップが紹介されてました。
出し過ぎる無駄がなく、
いつも同じ美味しさを楽しめるというもの。
アイディア商品だとは思うのですが、
一杯分と言っても人によって違うやん?
いつも同じ味である必要ある?
味も量も自分の感覚を大事にしたら?
無駄なことも大事じゃない?
とテマヒマ店主(うちの奥さん)が、
テレビに向かって突っ込んでました。
先日買い付けの旅で行った窯元さんでも
似たような話を聞きました。
若いお弟子さんで、
手の感覚というか体で覚えるのではなく、
何箇所も採寸しながら勉強していた人がいたと。
逆にテマヒマ店主が
通ってる岩井窯さんの料理教室では
大匙何杯とかではない
感覚を大事にする場面があるそうです。
お笑いの世界では今は養成所出身の人が
多くなっていますが、
師匠のところに弟子入りして学ぶのは、
表面に表れてる師匠の話芸だけでなく、
その人の感覚、価値観、人となりという
根本•土台を学んでるのだろうと思います。
今の社会は、いかに無駄を排し、直線的に
いかに効率的に出来るか?
ということ行き過ぎてる気がしています。
そして自分の感覚をあまり重視しなくなってしまっています。
バランスが崩れているというか。
そのバランスを少し戻したい。
テマヒマというお店の名前には、
そんな想いも込められています。
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