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おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


先週は通常営業開始前に月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」(哲学カフェ)を開催しました。終了後にSNSに次のような投稿をしました。


「今回で6回目を迎えますが、いつもより少なめの6名。1ドリンク制で参加費無料ではありますが欠席の際は必ずご連絡下さい(ってわざわざ言わないといけないのもどうか思いますが)。今回は初参加の方は0でした。


皆さん持ち寄った「問い」の中から決戦投票で選ばれたのは「人の知恵には限界があるのか?」


ご提案頂いた方は子供の頃からずっも考えてきたテーマだそうで、これまでで一番抽象度が高かったからか、AI,細胞、DNA、エネルギー、魂、だんご虫、死、宇宙、、、若干スピリチュアル寄り?と思うような、沢山の言葉が飛び出してました。限界があると思うか無いと思うかは、それを外から見るか内から見るかだとかってなるとなかなか僕の頭では理解(感じることかもしれませんが)出来ないところでしたが、きっと同じ言葉を使っていても、同じ話をしていても、それぞれ見えてる世界が違うんだろうなぁということも感じました。改めて書いておくと哲学カフェでは情報伝達や合意形成、正解探しを目的としていません。」


FBの投稿をご覧になったご参加者から、さすがのまとめ!とコメントを頂きましたが、同じ場にいて同じ対話をしていても、気になる言葉、感じたことはおそらく全然違っているでしょうから、まとめるということも本当は違っていて、まぁ会の様子、場の雰囲気をお伝えしているという感じです。6回目にして個人的には一番難しい「問い」でした。


哲学カフェを始めようと思った背景や想いについて、

「テマヒマという「場」が目指すのは、ヒトとモノ、ヒトとヒトを繋ぐ、繋がること、そして「文化」を生み出すことだと考えているのですが、この哲学カフェ/哲学対話というのがその一つになると考えています。そして論破だったり、分断だったりという言葉に代表されるように今という時代には対話こそが必要で、正解に向かって効率的に最短距離で進みがちな今こそ、ふと立ち止まって考えてみる、じっくり考えてみる、みんなで考えてみる、この哲学対話というものが必要なのでは?と思います。」

ということを以前このブログでも書いていました。


最近、民藝や発酵をモノサシにしているテマヒマとして、民藝や発酵の視点で捉えるとどうなんだろう?てことをふと考えます。


テマヒマの哲学カフェでは、見知らぬ同士が集まる場なら普通はするであろう自己紹介というものを敢えてせずに始めます。お互いの肩書や立場が分かることでどうしても何らかのフィルターが掛かってしまうのを避け、どこまでも対等な場でありたいという理由からです。それでも性別や年齢は分かってしまいますが。本名でやりとりせず、会でのニックネームで呼び合うことにしています。「匿名」であることで時に主張が激しくなり、相手を気づ付けてしまうようなSNSの言論空間とは勿論違って、名は有りながら、敢えて名を無くして対話し合う。民藝の言う「無名」性と同じではないですが、対話的な場であるためには、我への執着が少なくなることが重要に思います。


テマヒマの哲学カフェでは、先に「問い」を用意してそれについて参加者が準備するのでは無く、当日投票で決めた「問い」について聞き合い、語り合います。準備などがなく即興性が強い分、どのように話が膨らんだり進んだりしていくかというのは未知数です。6回やってみて、毎回本当に雰囲気が違います。問いにもよりますが、参加者によるところが大きい気がします。目的に向かって進むエンジニアリング的なあり方に対して、ブリコラージュ的であるとも言えますが、とても発酵的なあり方だとも言えます。お味噌に喩えようかなと思ったけど、どちらかと言えばぬか床をイメージすると分かりやすいでしょうか。ぬか床の中の多種多様な菌の活動が複雑にからみあって、漬けたお野菜などが美味しいぬか漬けになります。これまで発酵型経営、発酵型マネージメント的なことをこのブログでも何度か書いてきたと思うのですが、対話の場もしかり。司会進行役の僕は、場をコントロールしたり支配したりすることなく、皆さんが発言しやすい環境、場作りをする役目。言ってみればぬか床を混ぜる役割で、ぬか漬けを美味しくするのは、やはり参加者の皆様ですね。参加者の味覚もそれぞれなので、その日生まれたぬか漬けについての感じ方もそれぞれでしょうか。


写真は哲学カフェの時に僕が飲んだ発酵ドリンク。トマトレモン。トマト?って聞くとお野菜寄りに感じますが砂糖と漬け込んで発酵させて作ったシロップはなんだか苺を感じます。是非ご賞味下さい。


テマヒマは間もなく本日の営業開始します。日曜日にも関わらず、3連休にも関わらず、ご予約は0(ゼロ)。ご予約無しでもお席ご案内出来ます。皆様のお越しをお待ちしております。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い1日を!


次回は10月5日を予定しています。

現在お申込みを受付中です。毎回1回完結です。初参加の方大歓迎です。

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


テマヒマのメニューでよく出てくる言葉というか、表記があって、それは〇〇風という「風」という言葉。お出汁の鰹節を除いて動物性食材を使わないほぼほぼヴィーガンなお料理をご提供しているので、プラントベースな食材でどう代替するか、どう表現するかということがポイントになります(その制約が結果的にテマヒマのオリジナリティを生んでるのですが)。そして、メニューは〇〇そのものではなく、〇〇風ということになります。


今回で言えば、おからの味噌ポテサラ風。厚揚げ南蛮の厚揚げとおからの味噌ポテサラ風のおからは、地元高槻の素材にこだわって昔ながらの製法で作ってらっしゃるお豆腐屋さん「豆伍心」さんのものを使わせて頂いています。ジャガイモ自体は別に動物性ではないのですが、普通のマヨネーズは動物性なので、自家製の豆乳マヨネーズを使っています。おからをポテサラ風に仕上げるアイディアは是非ご家庭でも取り入れて欲しいです。


参議院選挙で伸び悩んだ野党第一党の党首(元首相)が執行部の体制を一新した会見で「安定感」と「刷新感」ということを言っていました。「感」っている?って思うんですよね。自分達がそう思うだけでなく、国民に伝わらなければ意味がないという意味で「感」を使ってるのならいいのですが、「感」が「風」のように思えてならなくて、やってる「感」とかやってる「風」とか。


そして大敗した与党。総理が辞任して、総裁選挙で盛り上がってる様を見ると、古巣の会社で業績が年々悪くなっていき、そのたびに組織替えをし、そのチーム編成や人事を楽しんでいた人たちが思い出されてなりませんが、その中でよく出ている言葉「解党的出直し」。解党するぐらいの気持ちで出直しするということで、この「的」という言葉があることで解党はしないけどね、という意味が含まれることになります。解党したらいいのに。政党/政界も再編したらいいし、選挙制度も変えた方がいいと思います(そんなエネルギーはないか)。


民藝という言葉が生まれて今年で100年。それまで下手物と呼ばれていたものに新たに民衆的工藝、略して民藝という言葉が生み出されました。民衆「的」工藝であって、民衆工藝ではないんですよね。栁宗悦は「的」にどのような意味を込めたのでしょうか?当たり前に民衆的の工藝の略で、なんて口にしていますが、解党的出直しという言葉を聞くたびに「的」が気になってしょうがない最近です。ちなみに昨年、世田谷で見に行った「アウト・オブ・民藝|「民」から芋づる編 MINGEIのB面!」という展示で知ったことですが、民藝という言葉、最初に辞書に載った時には、民衆藝術、民俗藝術と説明されていました。


先程テマヒマ本日の営業終了しました。いやー8月以降お客様が激少なくて厳しい時期が続いてます。。。


明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチの11時半、12時のお時間はご予約で残り5席となっています。12時以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。





テマヒマ食の基礎講座~季節の薬膳④「秋の養生編」~


季節ごとの養生について学ぶ「季節の薬膳シリーズ」。

第4回目は、9月29日(月)に開催で、「秋の養生」がテーマです。

内容は一回ごとに完結なので、初参加の方も大歓迎!

薬膳の基本もお伝えしながらのレッスンになりますので、薬膳がはじめてという方も安心してご参加ください。


厳しい暑さでお疲れ気味の身体を、毎日のごはんでセルフメンテナンスして、これからやってくる乾燥の季節に備えてみませんか?


レッスンは講義形式で、セルフチェックシートでご自分のお身体の状態もチェックしていただきながら、秋のカラダやココロの整え方をわかりやすくご紹介します。お肌の状態や、腸内環境や便秘、免疫などとも関わりの深い内容です。


レッスンの最後には、ことことの庭&テマヒマでつくるこの日限定の薬膳ランチ付き♪

秋のカラダとココロを養うお味噌汁とおかず5品ほどと、土鍋で炊いた自然栽培の発芽玄米ごはんを食べながら、学んだことを美味しく復習しましょう♪

全メニューの解説やレシピ付きなので、おうちに帰ってからのごはんづくりでもお楽しみいただけます。


■「秋の養生編」レッスン内容

・秋ってどんな季節?

・秋にケアが必要な「肺」とその働き

・秋のセルフチェック

・秋に起きやすいカラダとココロの変化・不調

・秋の養生ポイント

・おすすめの食材やお茶

・秋の薬膳メニューを考えてみよう

・秋の薬膳ランチメニュー紹介(レシピあり)

・秋の薬膳ランチご試食


■開催日時

2025年9月29日(月) 11:00〜14:00頃

※当日は通常のランチの営業はございません。


■開催場所

テマヒマ

〒569-1123大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax 072-655-3259

Mail temahimaselect@gmail.com


■定員

11名様(最少催行人数:4名様)


■参加費

7200円(税込) 当日現金払い

薬膳テキスト、レシピ、ランチ、ドリンク付き


■お申し込み方法

電話・メール・公式LINEにて先着順。

その際、下記4点をお知らせください。

①お名前

②お電話番号(携帯電話をお持ちの方は、出来れば携帯電話番号)

③薬膳を学んだ経験の有無

④その他連絡事項(アレルギーの有無、妊娠中の場合など)

※フェイスブックの参加予定ボタンではお申込みとはなりません!


■持ち物

筆記用具


■キャンセルポリシー

準備の関係上、7日前(9月22日)以降のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費同額を頂戴いたします。


■今後の予定

12月中旬「冬の養生編」


■講師ご紹介

「ことことの庭」田村明子

調理師として様々なお店で経験を積むとともに、自らの体調不良をきっかけに食を見つめ直すなか、薬膳と出逢う。

「薬膳って美味しいんだ!どんなジャンルのお料理にも応用できる食の知恵なんだ!」という驚きや楽しさ、実際に食べるもので自分自身のカラダやココロが少しずつ確実に変化していくことを感じ、薬膳の本格的な学びをスタート。

国際薬膳師・薬膳カウンセラーの資格を取得し、「身体と対話しながら、楽しく美味しく」をコンセプトに、身近な食材で楽しむ薬膳料理教室を主宰。



こんばんは。


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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


滞っていたブログ更新、まとめて書いてたら、本日5本目。さすがに今日はこれぐらいにしといたろか、って感じなのですが、最後は「お願い!」のようなブログです。


季節の薬膳講座。今年3年目で、リピーターの方も多く、毎回すぐに定員に達したり、キャンセル待ちが出るほどの人気講座なのですが、現時点(9/10)で前代未聞ですが、最低催行人数に達していない状況です。秋膳というブログタイトルにしまいたがむしろ空膳?ぐらいの感じです。


是非ご参加ご検討頂けましたら幸いです。

皆様のお申込み、心よりお待ちしております。

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


9/6(土)、浦堂認定こども園さんにて、「百姓の百の声」自主上映会を開催しました。「千年の一滴」以来の共催で、共に柴田昌平監督(プロダクション・エイシア)作品ですが、今回は本編及び次回作「百姓の百の声II〜未来にタネをまく(仮)」予告編の上映会の後、東京からお越し頂いた柴田監督のお話会付きという贅沢な構成。元々はプロデューサーの大兼久さん(監督の奥様)が登壇予定でしたが、お忙しいスケジュールの間を縫って急遽監督自らがお越し下さいました。大阪では初の自主上映会は初とのこと。


メディアで取り上げられる農業が可哀想な状況な農家か、AIなどを取り入れてる農家、みたいに極端な為、普通の今の農家を伝えたかったと仰っていましたが、問題点や課題解決という視点では無く、お百姓さんの人柄や、考え方の豊かさにフォーカスされていて、過度に悲観的でも無く、とてもフラットで、見終わった後に前向きな気持ちになれる映画でした。ちなみに百姓という言葉は差別用語とされているようですが、この映画に登場するお百姓さんは何でもやる、何でもやれる人という意味の百姓という言葉を誇りを持ち、監督は敢えてリスペクトを込めて百姓と呼び、そして百姓国を撮っています。


映画の中の農家さんは皆さん「観察力」にすぐれていて、災害被害などがあっても「復元力」があります。自分の得た「知」を、自分だけのものとせず周りに共有します。グローバル資本主義というか新自由主義というか、「囲い込み、独占し、商品化」するのとは対照的です。上映会でも販売した映画のパンフレットの中から少し引用すると

「ひとりの農家が一生の間に作物を研究し、栽培できる機会は限られています。自然が相手のため変動要因に多く、なぜ失敗したのか、なぜうまくできたのか、理由がわからないことも多いでしょう。それゆえに他人の経験を共有しあうことで、みんなの”知”が高まっていきます」

この姿勢を監督は一流の料理人とも共通すると書いていますが、それはまた民藝的でもあるなと感じます。


お話会と書きましたが、どちらかと言えば、参加者の皆様との対話という感じ。参加者の中で実際に現在農業に関わってる方にも前に出てもらいお話頂きました。映画に登場するお百姓さん同様皆さん想いを語って下さいました。作り手の方って実は普段黙々と対象に向き合って淡々と仕事をしているだけに、場さえあれば、伝えたいという想いはあるのでは?と思います。午前の部は特にそうですが、農業に関わっている方、ご興味のある方は思ったより多いでしょうか。この映画にも全面的に協力してらっしゃる農文協さんが上映会に合わせて書籍販売にお越し下さいましたが、結構お買い求めの方も多かったです。


監督が、百姓VS消費者とか自然農・有機農業VS慣行農業とかの対立構造、分断を生むような捉え方は避けたかったと仰っていたのが印象的でした。「ひめゆり」を観た時も感じましたが、ご自身の主張よりも出来るだけそのままを聞き取る、映し出すことを大事にされていると思います。監督ご自身民俗学者の宮本常一の系譜にあるからでしょうか。


映画会終了してから何日か経ちますが、映画会をきっかけにテマヒマにお越し下さる方が何人かいらっしゃって、感想などお話下さって嬉しいことでした。ご参加頂きました皆様はきっとお感じになったことが沢山あるかと思います。是非それを周りの皆さんに伝えたり、SNSを使って発信して頂いたりして頂けたら幸いです。そうすることで少しづつ何かが変わると信じてもいます。


柴田さん、農文協さん、大兼久さんはじめプラダクション・エイシアの皆様、準備も含め全面的にご協力頂きました浦堂認定こども園の職員の皆さん、そして当日ご参加頂きました皆様ありがとうございました!


当日お申込み無しでお越し下さった方も多数いらっしゃって、定員の100名には届きませんでしたが、大人75名、小学生以下4名の方にご覧頂くことが出来ました。ご心配おかけしました方もいらっしゃるので、蛇足ながらご報告しますと、なんとか赤字にはならずに済みました。

こんにちは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


9月5日(金)は盛り付けデザイナー飯野登起子さんを講師にお招きして「盛り付けデザイン講座」を開催しました。構想約1年、企画スタートから約半年での実現でした。


小倉ヒラクさんの発酵デザイナーというのも唯一無二ですが、飯野さんの「盛りつけデザイナー」というのもそうでしょうか?元々グラフィックデザインのお仕事から始まっただけあって、紙の上に絵の具で絵を描くように、お皿の上に彩りなどを考えて素材を盛りつけていくのが盛り付けデザインだっと仰っています。まずは座学からですが、盛り付けから撮影するまでの手順を教えて頂きます。盛り付けだけにフォーカスすると

①食材を観察する

②器を観る

③誰のための盛り付けかを考える

④主役、脇役を決める

⑤お皿の上に、「自分らしく」「自信をもって」盛り付ける


言われると当たり前のようにも思いますが、何か正解があるというものでは無く、どういう意図で盛り付けようとするのか?それをどう徹底して表現するのか?ということのように思います。テマヒマでスタッフの皆さんと常々話している、お客様のことを考えて盛りつける、美味しそうに盛り付ける、ボリューム感を意識するということとも共通していますが、徹底出来るか、ちょっとした気遣いが出来るかが肝要な気がします。


実践編では、テマヒマのおばんざいセットのお料理を題材に、地元高槻の中ノ畑窯さんの七寸皿にワンプレートで盛り付けていきましたが、お一人お一人盛り付け方が全然違っていて、個性が現れていて、面白かったです。そして飯野さんがそれをちょっと手直しするだけで魔法のようにグッと良くなるのがビックリでした。これが意図を徹底する、ちょっとしたことに気が付く(気遣い)ということなのでしょうね。


その後はスマホを使った撮影会に。器やお料理を撮影してはSNSにアップするということを僕は、仕事の一つとして日常的にしていますが、スマホの機能のほとんど使えていないことを思い知らせされました。。。。


最後は皆さんが作ったワンプレートに、発芽玄米、味噌汁、豆乳ヨーグルトをセットにお召し上がり頂いたところで終了。皆さん真剣にでも楽しそうに取り組んでらっしゃったのが印象的でした。終了後にSNSにアップされてる様子を拝見してると、そこに喜びが溢れていて良かったです。


ご参加頂きました皆様、講師の飯野さん、ありがとうございました!


終了後、打ち上げで、我々夫婦と飯野さん、今回の講座開催のきっかけとなった高田さん(飯野さんの講座を何度も受講されています)と4人で神戸三宮のいたぎ家さんへ。ここでも、飯野さんのお料理写真のこだわりの一端を垣間見ることが出来ました。

7周年直前!蔵出し市7DAYS


日程

2025年9/17(水)~9/23(火・祝)


時間

11:00~17:00


場所

テマヒマ

〒569-1123

大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax

072-655-3259

Mail

temahimaselect@gmail.com


2018年10月1日に開店したテマヒマもお蔭様で間もなく7周年を迎えます。

恒例となりました「蔵出し市」を今年も開催します。7周年ということで7日間。9/17スタートです。

店内のカフェスペースも全てショップスペースとして、普段、店頭に出し切れていないモノも含めてお出ししてご覧頂きます。


7周年ということで、日頃の感謝も込めまして、7にまつわる特典を7つご用意しました。

・7777円以上の器ご購入で7%OFF

・17777円以上の器ご購入で10%OFF

・77777円以上の器ご購入で17%OFF

・177777円以上の器ご購入で77%(23%OF)

・7人の作り手の器ご購入で77%(23%OFF)

・古書7冊以上ご購入で77%(23%OFF)

・新刊書7777円以上ご購入で7%OFF

※蔵出し市期間中は、物販のみ営業で、ランチ・スイーツのご提供はございません。


そして7周年直前!蔵出し市7DAYS中日の20日には、ちょうど1年ぶりに、ちゃりんこ喫茶10による、ドーナツの移動販売がございます。今回でコラボドーナツの販売も3回目となります。


「ちゃりんこ喫茶10」さんは、高槻市民ならご存知の方も多いと思いますが、その名の通り、ちゃりんこ(自転車)でのゲリラ的な移動販売からスタートしたドーナツと珈琲のお店です、昨年、阪急高槻市駅から徒歩約10分の千代田町にオープンされました。米油で揚げたサクッ、フワッなドーナツが人気でお店では揚げたてを召し上がることが出来ます。


7周年ということで、7種類のドーナツをお持ち頂き、そのうち2種類はこの日限定の「味噌キャラメルドーナツ」で、プレーンとオールドファッションがございます。こちらも7周年ということで2タイプ合わせて7×7=49個限定でご用意頂きます。

開店時間ぐらいから販売開始して、売り切れ次第終了となります。

テイクアウトのみの販売ですが、蔵出し市にお買い物にお越しのお客様で味噌ドーナツご購入の方に限り、イートインも可能です。

蔵出し市期間中は店内カフェスペースもショップスペースとして物販とドリンクスタンドのみの営業となっています。

尚、事前予約等お問合せはちゃりんこ喫茶10さんのインスタDMにてお願いします。


こんにちは、


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


毎年恒例の、周年イベントのお知らせをさせて頂きました。7周年!ということで7にちなんだ特典やコラボをご用意致します。毎年やってるのでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、7に拘る?縛られる?ことにより、なかなか大変になっています。この考え方でいくと来年は・・・・??ちょっと難しいことも出てくるのでこのパターン、この方式は今回いっぱいですかね~?そんなこと言いつつ、7縛りの企画をもう一個検討してたりしますが笑。まぁお祭りなので、至極真面目にふざけています。


それはさておき、間もなく7周年を迎えるにあたって、開店以来最大の在庫量となっています。本当に宝探し気分でご覧頂ける過去最大のボリュームとなるだろう蔵出し市。是非お楽しみ下さい。7%OFFという特典が無くても、過去の作品だと物価上昇前の価格のものがあったりして密かにお得なケースもあるかと思います。


7周年直前!蔵出し市7DAYS、皆様のお越しをお待ちしております。




こんにちは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


9月に入りました。

テマヒマの活動をSNSなどでご覧になってる方はご存知のように、怒涛のイベント続きです。なかなかブログでの紹介?報告?が追いついてませんが、ぼちぼちと。


9/1(月)は、茨木市にあるatelier_waku 小野厚子さんを講師にお招きしての藍の生葉染めワークショップを開催しました。小野さんご自身が育てるタデアイを使って染めるのですが、生葉染めが出来るのは7〜9月頃に限られます。煮出すことも無く今朝摘み取ったばかりの葉と水だけで染めていきます。小野さんからの藍のご説明もとても興味深く学び多いものでしたが、参加者の皆さんが和気藹々ととても楽しそうに取り組んでらっしゃって嬉しかったです。鮮やかな色に染まったり、思いも寄らぬ絞りの柄が生まれたり、想像を超えることばかりだったのも面白かったです。ご参加頂きました7名の皆様、講師の小野さんありがとうございました!

遡って、8/28(木)。長期の夏休み明け初日に、moa 森下麻美さんを講師にお招きして「初めての竹細工ワークショップ」を開催しました。昨年に続き2度目の開催。お申込みがお2人と少なかったのは残念でしたが、その分密にご指導頂けたので、参加者の皆様には喜んで頂けたものと思います。

同じ材料で同じような手順で作っていても竹籠の出来上がりが違っていて面白いですね。ご参加頂きました皆様、講師の森下さんありがとうございました!


食にフォーカスしたワークショップが中心のテマヒマで、手仕事系のワークショップは珍しく、2つのワークショップが一週間以内に続いたのは偶然です。手仕事のモノを扱うお店ですので今後も積極的に開催していければなと思います。


このブログの中でよく、食における「作る」と「食べる」の距離について書いていますが、自分で「手仕事」する、モノを作ってみたいというニーズはどれぐらいあるものでしょう?参加者が残念ながら少なかったことについて、そんなことを考えたりもします。単純にスケジュールが合わなかっただけなのかなぁ?それとも色々なイベントが目白押しで情報が埋もれてしまったのかなぁ?(それはそれで課題ではあるのですけど)


昨日今日とテマヒマは火曜日水曜日で定休日です。ここのところ定休日は10月の某百貨店の某催事のために動き回っていて、今日は久しぶりにオフ。また催事についても情報解禁日になりましたらお知らせします。


明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。

ランチのご予約はお一組のみで残り14席とお席にかなり余裕がございます。8月以降ほとんどの日がそんな感じですが、暑さのせいでしょうか?


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。




なるべく自家製、なるべく国産。


阪急高槻市駅のほど近く城北町にあるゴンパチ高槻さんは、テマヒマと同じ2018年開店で、元パティシエの店主によるお料理がどれもセンスがよく美味しいお店です。特に看板メニューのナポリタンは、モチモチとした太麺と、特製トマトソースが絶品で、我々夫婦もめちゃくちゃファンです。


時差ぼけベーグルさん(味噌ベジキーマカレーベーグル)、御結び屋さん(味噌ベジキーマカレーおむすび)、グーグー藤カレーさん(コラボあいがけカレー)、ちゃりんこ喫茶10さん(味噌ドーナツ)、あん小屋どらサン(味噌どら焼き)、餃子屋藤さん(ヴィーガン餃子)、芋ichiさん(壷焼き芋味噌チュウチュ※現在販売中!)(順不同)に続く地元高槻飲食店コラボ第8弾は、ゴンパチさんとのコラボランチです。


ゴンパチさんの現在のトマトソースが既に完成形なのですが、このコラボに向けて、お味噌を使ったソースを創作して頂き、新たな可能性を感じる一品が誕生しました。


味噌ナポリタン(ゴンパチ高槻)

納豆ドレッシングサラダ(テマヒマ)

味噌スープ(テマヒマ)

豆乳ヨーグルト(テマヒマ)


特別価格 ¥1700(税込)

チーズトッピング 150円


一日限定、数量限定のメニューとなりますが、是非ご賞味下さい。

皆様のお越しをお待ちしております。


いつも通りお席のご予約は11時半~12時、12時以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


地元高槻飲食店コラボも気が付けば第8弾となりました。

テマヒマにお越し頂くお客様の地元高槻比率が極端に低いこともあって、コラボによって高槻のお店を知って頂いたり、お店を行き来してもらえるようにという思いで始めました。基本的にはお味噌を作ったメニューの開発が中心にはなりますので、コラボを通してお味噌の可能性を広げたい、お味噌をもっと広めたい、ということもあります。


コラボに際して常に起こるのは「お味噌感」問題。お味噌を入れることで美味しくなる、味に深みが出る、のは間違いないのですが、あまり入れすぎるとお味噌にもっていかれてしまいますし、あまり隠し味的過ぎると(テマヒマ的には)お味噌をもっと感じたい&感じて欲しい。毎回そのせめぎ合いがあるのですが、今回もそうでした。


ご紹介文にも書きましたが、ゴンパチさんのナポリタンのトマトソースは既に完成形、完璧と言ってもよい(と1ファンとして思います)ものなだけに、試作段階で何度もトライして頂きました。ゴンパチの店主・陽子さんはご自身でぬか漬けもやってらっしゃるぐらいなので発酵にもご興味がありますが、試作会の後、お味噌の繊細さ、可能性大で楽しかったと仰ってました。新たなトマト味噌ソースが生まれたと思います。


コラボと言っても実は色んなやり方をやってきました。まるざ発芽玄米研究所(高松)さんとのコラボでの例はありましたが、テマヒマにお越し頂いて調理して頂くパターンは地元シリーズとしては初です。調理する場所やコンロ、道具などが普段と違うだけでもきっと大変かと思いますが、ご快諾頂けたこと、楽しんで頂けていることに感謝です。


一日限定、数量限定ではありますが、是非ご賞味下さい。

皆様のお越しを、その前にご予約をお待ちしております。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


いよいよ「百姓の百の声」自主上映会@浦堂認定こども園の開催が1週間後と迫って参りました。今だからこそ是非ご覧頂きたい映画なのですが、定員までまだまだまだまだお席に余裕がございます。是非ご参加ご検討下さい。お申込みお待ちしております!


当初から追加・変更になった情報がございますのでお知らせ致します。

①柴田昌平監督ご登壇!

映画鑑賞後のトークイベントですが、なんと!この映画の監督・撮影の柴田昌平さんがご来場頂けることになりました。映画のこと、来年公開予定の続編のことなど色々お話をおうかがいたいと思います。

②百姓の百の声パンフレットの販売

映画の内容だけでなく「百姓の視点でみた戦後農業年表」なども好評なパンフレットを当日会場にて販売致します。残念ながらご覧になれない方も9/1迄にメールにてリクエスト頂ければお取り置きも可能です(お渡しは後日テマヒマにて)900円(税込)

③農文協さんの書籍販売

この映画の制作協力もされています一般社団法人「農山漁村文化協会」は月刊誌「現代農業」をはじめ農業関係を得意とする出版社さんです。当日受付にて農文協さんの書籍の出張販売も行います。

<自主上映会>「百姓の百の声」

食べている限り、誰の隣にも「農」はある

なのにどうして「農」の世界は私たちから遠いのか


和食を撮って世界を魅了した「千年の一滴 だし しょうゆ」の柴田昌平監督が、食の原点である「農」に向き合った。

全国の百姓たちの知恵・工夫・人生を美しい映像とインタビューで紡ぎ出す。

自然と向き合い、作物を熟知する百姓たちの 叡智を訪ねたドキュメンタリー。


<予告編>

https://youtu.be/h0q7xqxxdRw?si=Co4TLvj09oIwGxFc


柴田昌平(監督・撮影)

1963年生まれ。NHKを経て、宮本常一の弟子・姫田忠義の民族文化映像研究所で記録映画に従事。プロダクション・エイシア設立後、「ひめゆり」(2006年),「千年の一滴 だし しょうゆ」(2014年),「百姓の百の声」(2022年)など。

大兼久由美(プロデューサー・撮影)

沖縄出身。柴田昌平監督とは夫婦。柴田作品のプロデュース、配給を行う。「百姓の百の声」では撮影も担当。

(C)プロダクション・エイシア


令和の米騒動をきっかけにかつてないほど「食」や「農」への関心が高まっていると感じます。

しかし残念ながら消費者やメディアの関心は「米の価格」に集中してしまっていて本質から離れてしまっているのでは?と危惧します。

そんな今だからこそ見るべき,見て欲しい映画だと考え、浦堂認定こども園さんと共に2年半ぶりに自主上映会を企画しました。

来年公開予定の「百姓の百の声Ⅱ~未来にタネをまく~」予告編の上映、

この映画の監督の柴田昌平さんによるトークイベントもございます。

是非ご覧下さい。お申込みお待ちしております。

(太田準/テマヒマ代表)


■日時

9月6日(土)

①9:30~ 

②14:00~ 

映画+トークで約3時間


■場所

浦堂認定こども園

高槻市宮之川原4-3-1


■人数

各回定員50名(申込先着順優先)


■料金

大人 1800円

中学生・高校生 900円

小学生以下 無料

※当日現金払い


■主催・問合・申込

・テマヒマ

072-655-3259

temahimaselect@gmail.com

・浦堂認定こども園

072-687-7237

※お名前、人数、ご連絡先お電話番号、ご希望の回(午前or午後)をお知らせ下さい。


以下、HPより推薦文を一部抜粋してご紹介します。


お百姓さんは、なぜこれほどまでに強くて賢いのだろう。

目の前の自然をくまなく観察し、自分の頭で思考し、先人たちの智恵と、農家同士で得た情報を絶えず学びながら、自らの肉体を使って労作する。太陽の光でピカピカに輝く彼らの表情を見ながら、農的営みは、人間を最も人間たらしめるものだと思った。

(纐纈あや/映画監督)


“百姓”の凄さを観た

映像の美しさと、一人ひとりの長年の百姓体験で培ってきた自信と誇り、それによって醸し出される、神々しいまでの百姓の人間の魅力が画面からほとばしり出る映画。

(土井敏邦/映画監督)


この映画は、あなたの人生を変える方法を教えている。仕事を楽しむための工夫が楽しくてたまらない人たちを撮った楽しい映画だ。あなたが存在することが誰かを喜ばせることこそ、あなたの人生の出発であったことを思い起こさせてくれる。溢れんばかりの豊かさを享受せよ、と出演者たちは私たちに示している。

(藤原辰史/歴史学者・京都大学准教授)


私は、食の仕事をしているすべての人に『百姓の百の声』を見てほしいと思う。日本人の食の土壌がどんなふうに耕されているのか、誰が私たちの食を支えているのかを、リアルに感じ取れるからだ。もちろん、食の仕事をしていない人にも見てほしい。

(君島佐和子/「料理通信」元編集長・フードジャーナリスト)


そもそも日本の国は古来から圧倒的に百姓が多かったのであって、ということはつまり、そういう理不尽にもへこたれない精神力を備えた農家力は、そのまま日本という国の底力そのものだったのではないか。

(梨木香歩/作家)


お申込みお待ちしております!!


テマヒマは今日もこの後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。

ショップ 11:00-18:00

ランチ 11:30-14:00

カフェ14:00-16:30

三線ライブ ①12:00~ ②13:30~(予定)


本日はランチタイムに三線ライブがございますが、11時半、12時のお時間はご予約で満席となっていますので少し遅めにお越し頂くのがおススメです。12時以降のお時間はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵商品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


1つ前に書いたブログに受けてというか、関連して、というか思い出したことがあって、もう1ネタ書いてみたいと思います。


2017年の11月1日に前職を辞める決意をし、その年末に正式に退職の意思表示をしたのですが、その時の自分の置かれた立場もあってなかなか周囲に公にすることは出来ませんでした。が、身近な親しい人にだけには話していました。その時、一人だけ辞めることを思いとどまるように説得した人がいました。「上にいけば見える景色が変わるのに、勿体ない」といった言葉だったと思います。


会社を辞めて何年も経って前職のまた別の同僚と呑む機会があって、どういう流れだったかは分かりませんが、自分自身がサラリーマン時代に考えていて実践していた自分なりのマネージメント論を披歴することがあって(今だったら発酵に喩えると思いますが笑)、今は個人事業主で小さなお店を営んでいるので、大きな組織を運営することも無くなった僕に「勿体ない」という言葉をかけられたのを思い出しました。勿体ないのかなぁ?


「上にいけば・・・」の声をかけてくれた同僚も少し前に会社を離れました。辞めた時の僕より、上にいって辞めたわけですが、見える景色は変わったでしょうか?

彼は社内で最早転職レベルでは?ぐらいに色んな職種を経験してどこでもうまくやっていたと思うので、別の会社でもどこでもきっと生きていけると思います。


会社を辞めて、別の世界に移ったことで、同じ山を登ることを止め、別の山、いや山ではないかな笑、色々なことの視点や考え方が変わりました。そういう意味では大きく見える景色が変わったので、一度きりの人生の中で二度美味しいというか楽しませてもらってるなと思います。それででしょうか?これから新しく何かを始めようとする方がお越しになったら、全力で応援したい気持ちで包み隠さず自分の体験、知見をお話しています。つい最近もそうでしたが。


山という喩えの通り、サラリーマンという制度は役職とか給料とかが上がっていくことで分かりやすく可視化されているのに対して、例えばテマヒマの右肩上がりではなく、「成長」を実感するのには別の物差しが必要ではありますが、これから見える景色(もしかしたら解像度?)がどう変わっていくのか楽しみです。


という訳で次の哲学カフェ、月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」は「成長するってどういうこと?」という問いを提案しようかな笑。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした。好い夜をお過ごし下さい。


現在個展開催中の深田緑葉さんの白磁壺にリンドウをいけたら景色が変わりました。


SNSにアップした、この白磁壺の紹介文を転載しておきます。


京都にある高麗美術館の創設者の方は、ある白磁壺との出逢いをきっかけに朝鮮の工藝品の蒐集をはじめたと言いますが、その通称満月壺を美術館で見た時、壺の周りをぐるぐる何周もして見たのを思い出します。深田緑葉さんのご自宅兼工房から美術館までは比較的近くなのできっとご覧になってるものと思います。


深田緑葉さんの白磁壺は、色、艶、形の美しさから思わず360度全ての角度で愛でたくなる感じ。撮影するのにテーブルや床の間に置いてみたら気配が変わる感じがありました。その美しさをなかなか写真では伝えきれてないのが残念ですが。。。


体躯も手も大きな深田さんなら白磁の大壺とかきっと素晴らしいモノが生まれるんだろうなぁと妄想していますが、現代の住宅事情を考えるとこのサイズ絶妙な気がします。


1点しかありませんが、どなたのもとに旅立っていくのでしょうか?


白磁壺 ¥27500(税込)

最大径約18×高18cm


※お取り置きや通販も承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。






こんにちは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


この前の三連休中日10日は、三線ライブがあったり、営業開始前に哲学カフェを開催したり、となかなか盛り沢山な一日でした。


哲学カフェ、正式名月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」も第五回目となりました。参加者9名、内訳は男性2名、女性7名、初めてご参加の方とリピート参加の方が半々という構成(運営メンバー含む)。終了後にご参加頂いた方にはアンケートをお願いしているのですが、5回全回ご参加頂いてる方(ということにアンケートで初めて気が付きましたが)から今回が一番、全員が互いを尊重し合う雰囲気があったといった趣旨の感想を頂いていました。会のお約束事の一つとして、話すよりも聞くことが大切な営みですよ、ということは冒頭にお伝えしますが、毎回参加者によって、テーマによって雰囲気が違うように思います。テマヒマという場所、テマヒマの発信に対し反応してお集り頂いてるので、基本的には穏やかな空気が流れているのですが。


今回も、自己紹介無しで、それぞれ持ち寄った、話したい、聞きたい問い(テーマ)について発表して頂き、各自、自分の案以外に2票投票することで決めたのですが、選ばれたのは「遊ぶ」ということ。ちなみに僕が出した案は「同窓会に行くってどういうこと?」でしたが一度も採用されたことはありません笑。


会おうぐらいな軽いタッチで遊ぼうって使ったりすることもありますが、子供の遊ぶと違って大人の遊ぶってもしかしてちょっと難しい?


遊ぶという言葉の中や、遊ぶという言葉の近くにある、楽しいとか、夢中とか、面白がるとか、ワクワク感とか、ゲーム性とか、余白や余裕とか、趣味とか、肩の力が抜けるとか様々な言葉が浮かんでは消え、ゆらゆらとそれこそ浮遊していました。特に遊ぶ話をしているのか、楽しい話をしているのか途中で分からなくなるほど、遊ぶと楽しいということは密接な感じ?遊ぶと遊びの中に動詞と名詞以上の違いが見えてきたり、遊行(ゆぎょう)とか富裕層ならぬ浮遊層といった、新しい言葉が出てきたのも面白かったです。


遊ぶというのって、他の誰のものでは無く自分のもの、はじめてのことって遊びがある、遊べるって話が出て個人的には共感が大きかったです。お店を始めて、プライベートな時間もお店に関連することを考えていることが多いので、仕事⇔遊びって考えると遊んでないのかもしれませんが、やらされてるのではなく自分でやっているので、仕事の中に遊びの要素は常にあります。道を外れることをしてると遊び人なんて言われますが、自らそれまで歩んできた道から外れるというのはまるで遊びで、この年齢になってもはじめてのことがいっぱいで、今やってること自体が遊んでるとも思えてきます。人生そのものを遊んでるのかもしれません。


哲学対話、哲学カフェは、何か結論を出したり、合意形成するのが目的ではなく、時間がくるとすぱっと終了します。きっとご参加者の皆さんが、他の皆さんの話を受けて終了後もぐるぐると頭の中で考え続けてるのでは?と思います。


ご参加頂きました皆様ありがとうございました!次回は9/7(日)を予定しています。前日には浦堂認定こども園さんでの「百姓の百の声」自主上映会もございますが、是非ご参加ご検討下さい。年齢もおそらく職業とかも全然違う、見ず知らずの人と一つのテーマで語り合うこと、聞き合うことって機会はなかなか無いと思いますし、経験してみないと、味わってみないとなかなか分からない感覚のように思います。


初回を除くと毎回お申込みが定員としている12名に達していますが、参加費無料で、参加ハードルが低い分、欠席に対しても抵抗感が無いのか、無断キャンセルが発生してしまうことについては残念に思います。自己紹介もしないので出欠をとったりもしませんが、定員オーバーで泣く泣く参加を諦めた方もいらっしゃるので、そこは想像力を働かせて頂きたいと思います。


あとは自己紹介していないとは言え、年長者か年少者かは見た目で分かる分、なんとなく大人が若者を諭す的な場面がたまにどうしても出てくるので、司会進行役としては、コントロールはしないけど、うまく対等な空気は作っていきたいと思っています。


次回申込はコチラ↓

テマヒマは昨日今日と火曜日水曜日で定休日でした。


明日から深田緑葉展も最終週。残り5日です。

旅立って行ったものもございますが、まだまだ好いモノございます。

インスタでの商品紹介も順次進めていますので気になるモノがあればお気軽にお問合せ下さい。最終日18日(月)は、作り手の深田緑葉さんが初日に続き在店下さいます。作り手の方と直接お話する機会もなかなか無いと思いますのでタイミング合いましたら是非!


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。


テマヒマ食の基礎講座48~盛り付けデザイン編~


どうしたらお料理が美味しそうに盛り付けられるの?

どうしたらお料理が美味しそうに撮影出来るの?


そんなお悩みはありませんか?


人が情報処理するときに使われる五感(視覚、味覚、触覚、臭覚、聴覚)は視覚が83%と言われています。どんなに美味しいお料理もまずは美味しそうに見えなければ、なかなか食べようという気も起きません。そして視覚情報は味の感じ方さえも変えてしまいます。美味しそうに盛り付けることは、作る人から食べる人への思い遣りや気遣い、愛情のようにも思います。美味しそうに盛り付けられたお料理は思わず写真を撮り残したくなるもの。


盛り付けデザイナー飯野登起子さんを講師にお招きしての「盛り付けデザイン」講座を開催します。飯野さんの講座卒業生の方達の熱心なラブコールにより実現しました。大阪初開催です。


感性、感覚だけでなく、彩りや立体感、余白、器選びなどのしっかりとした理論もあり、かつ実践的な講座となります。是非ご参加ご検討下さい。


■講座内容

まずは座学で、簡単な盛り付けの考え方、スマホを使った撮影について学んで頂きます。

実践編として、テマヒマのランチ(おばんざいセット)のお料理を各自ワンプレート(地元高槻の中ノ畑窯さんの7寸皿)に盛り付けて頂きます。講師より講評を頂きながらスマホで撮影。

最後はご自身の盛り付けたワンプレートと、ごはん(土鍋で炊いた発芽玄米)、お味噌汁で楽しくランチタイム♪

※講座終了後に、この会の為にご準備頂いた、中ノ畑窯さんの七寸皿もご購入頂けます。


■開催日時

2025年9月5日(金) 11:00〜14:00

※当日は通常のランチの営業はございません。


■開催場所

テマヒマ

〒569-1123大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax 072-655-3259

Mail temahimaselect@gmail.com


■定員

11名様(最少催行人数:4名様)


■参加費

7000円(税込) 当日現金払い

ランチ付き


■お申し込み方法

電話・メール・公式LINEにて先着順。

その際、下記をお知らせください。

①お名前

②お電話番号(携帯電話をお持ちの方は出来れば携帯電話番号)

③その他連絡事項(アレルギーの有無、妊娠中の場合など)


■持ち物

エプロン、手拭き用タオル、筆記用具、スマホ


■キャンセルポリシー

準備の都合上、7日前(8月29日)以降のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費同額を頂戴いたします。


■講師ご紹介

飯野登起子(盛り付けデザイナー)

鎌倉⽣まれ鎌倉育ち。 多摩美術⼤学デザイン科グラフィックデザイン専攻科卒業後、 グラフィックデザイナーの粟津潔⽒のアシスタントを務める。 ⾃宅にて、盛り付けデザインやスタイリングを学ぶ持ち寄り形式の 料理研究会や招待制の食事会「green⾷堂」をそれぞれ100回近く主催。 撮影時のスタイリングや同時に撮影も⾏うほか、企業へのフードの 盛り付けデザインやデパートのディスプレイ、⽇本各地の⾷の デザインなど様々なプロジェクトを⼿掛ける。

https://tokikoiino.jp/

「盛り付けデザインとは紙の上に絵の具を置くかのように、皿の上に彩りを考えて素材を盛り付けていくデザインの事です。

人生において、食時間が豊かになるようにデザインする事が、盛り付けデザイナーの役割だと考えています」 


こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵商品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


ご案内文にも書いた通り、テマヒマによくお越し下さるお客様で、飯野さんの盛り付け講座の卒業生でもある方達から、飯野さんの講座を大阪でも開催したい、テマヒマで開催出来ないでしょうか?というリクエストを頂いたのは昨年末のこと。僕自身も飯野さんの講座にとても関心を持っていましたので即快諾。飯野さんにご連絡しました。その後2月に東京出張した際ご自宅にお邪魔してお打ち合わせをした上で、今回実現する運びとなりました。


一昨日のことですが、飯野さんが講座の最終打ち合わせと撮影でテマヒマにお越し下さいました。


本番同様(本番はメニューが替わっています)、テマヒマのおばんざいセットを題材に盛り付けていくのですが、盛り付け方によってこんなに見え方が変わるのか?と驚きもありました。(タイトル画像がその写真です)盛り付けに正解はないと思いますし、そこに盛り付ける人のセンスや個性が現れるとは思いますが、裏付けとなる基本的な考えはあります。

このブログを長く読んで下さってる皆様ならご存知の通り、テマヒマにはマニュアルやルールみたいなものは無くて、例えば盛り付けについてもそうでした。スタッフが現行の体制になって以降、お任せしてれば上手くいくというものでは必ずしもないことに今更ながらに気が付いて、試作試食会や日常で伝え、話し合い、底上げしていくというように意識するようになりました。そう!盛り付けってまずは「意識」するところなんですよね。


話は変わって、外食(あるいはおうちごはんでも?)するとまずはスマホでお料理の写真を撮るというのがごく当たり前になりました。テマヒマでもそんな光景をよく見ますし、僕もそんな一人です。なかなかうまく撮れなくて困っています。ランチやスイーツの写真をスマホで撮ってインスタにアップするのも仕事の一つなだけに技術や知識が無いままやってるのは本当厄介なことです。。。皆さんはうまく撮れてますか??


今回の講座、僕自身もとても楽しみにしていますが、きっと学び多き楽しい会になるものと思います。是非ご参加ご検討下さい。


8/19~27の夏休み明けから

8/28(木) 竹細工ワークショップ

8/30(土) 三線ライブ

9/1(月)藍の生葉染めワークショップ

9/5(金)盛り付けデザイン講座

9/6(土)「百姓の百の声」自主上映会@浦堂認定こども園

9/7(日)哲学カフェ

とイベントが盛り沢山、というか渋滞しています。

SNSで告知していても、皆さん投稿を見落としてしまったり、このブログもお知らせばかりになってしまったり、マズイなぁと思いつつ、でもお知らせしない訳にはいきませんから、今日もお知らせブログでした。


盛り付けデザイン以外も全てまだお席に余裕がございます。皆様のお申込みお待ちしております!


テマヒマは間もなく本日の営業終了致します。ランチタイムスタートからカフェタイム終了までお客様が途切れることなく、暑い中お越し頂きました皆様ありがとうございました!


明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。明日で現在の創作韓国料理がテーマのメニューは最終日ですがご予約は0(ゼロ)ですのでご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。暑いからしょうがない。。。とは思いつつも、これほどお客様が少ない日が続くとなかなか厳しいですね。。。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。