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おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


昨日、月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」(哲学カフェ)の第二回を開催しました。募集では定員を6名としていたのですが上限なくお申込みを承ったので12名の方にご参加頂きました。前回からの引き続きのご参加が3名(運営側2名含む)、初めての方が9名。女性9名、男性3名。20代~60代と幅広い年齢の方にご参加頂きました。


前回に続き、お互いに予見を持たないよう敢えて自己紹介はしなかったのですが、お申込み時に参加動機を聞いてみたいという声があり(聞いてみたかったので)お一人ずつお話頂きました。考えること自体が楽しいとか、どんな話をするのか興味があってとか、ぼんやりとした考えを言葉にしたいとか、他の視点を聞いてみたくてとか、本当に理由も様々でした。


その後、皆さんから今日話してみたい/聞いてみたい「問い」(テーマ)を聞いていきます。お申込み時点では思いつかなくてもその場に来ると出てくるもの。あとお申込み時点では「聞くだけ」で仰ってた方も「話したくなる」のも、場の空気のなせるところでしょうか?


皆さんから出てきた問いは

・元気ってどういうこと?

・日本を豊かにするには?

・愛とは何か?

・退職代行はどういうこと?

・出会いとは?

・善良って何だろう?

・つながりって何だろう?

・承認とはどういうこと?

・(教育)格差について

・朝時間の過ごし方

・お土産を買うってどいうこと?


切り口や粒感が違うのも面白いですね。

皆さんから2票ずつ投票して頂き、同数上位のなったのは

・善良って何だろう

・つながりって何だろう?

・承認とはどういうことか?

・お土産を買うってどういうこと?

決選投票は各1票ずつで投票して頂いたら

・善良って何だろう?

・つながりってどういうこと?

・お土産を買うってどういうこと?

がまさかの同数。で発案者同士がジャンケンして

「つながりってどういうことだろう?」

に決まりました。


ローマ法王を決めるためのコンクラーベが行われていましたが、どのように決めるかのが良いかを決めるために話し合いたいぐらい(実際参加者アンケートの質問項目にもしました)今後の検討課題です。


つながりって何だろう?という問いが出てきたきっかけが、SNSの繋がり(の一部)に感じる薄っぺらさという言葉が出たのでそこをスタートに深掘りしていきました。薄い⇔深い、遠い⇔近いみたいな軸やグラデーションもありつつ、量子力学みたいな話も出たり、話は様々に進んでいきます。このあたりは参加者が多様な方だからこそ、広がり、深まる感覚がありました。


深い繋がりかどうか(そうなるかどうか)は、自己開示が出来ているかどうかでは?とか、逢う回数や頻度、期間は関係ないのでは?といった話も出ていました。相互では一歩通行だとしても繋がりと言えるのでは?とか。あと、会が終わった後に雑談してたら、繋がりって言葉でもそれぞれに視覚的イメージが違ったりして面白かったです。


結論を出す、正解探し、合意形成が目的では無いので、時間が来たらスパッと終了します。最後は皆さんから感想を聞いてお開きとなりました。


実は先月の第一回目で選ばれた問い(テーマ)が「友達とはどういう人か?」だったので期せずして「繋がる」ということと似たような通じるところもある気がしました。そもそもこの哲学カフェ/哲学対話も人が繋がるということを意識して始めたことでもありますしね。

ご参加頂きました皆様ありがとうございました!!


次回、第三回は6月8日を予定しています。一回完結ですので、初めての方も是非ご参加ご検討下さい。なかなか体験してみないと雰囲気も分からないとは思いますが楽しいと思いますよ。


お申込みフォーム

参加予定者とテーマ案リスト

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


昨日は朝の時点でご予約がゼロでどうなることかと思いましたが、お越し頂きました皆様ありがとうございました!中にはインスタでご予約0という情報を見て、狙い目!とお越し下さった方もいらっしゃって本当に有難い限りです。そんなお一人は店主の親友K子氏でした。ご存知の方はご存知かと思いますが、K子氏には毎年夏に三線ライブをお願いしています。たぶん今年も。


お客様も少なくのんびりとした穏やかな日でしたので、カウンターのK子さんとたまたま隣になった方と厨房とが話に花が咲いたりみたいな場面もあって、とても好い日でした。毎日毎日こんなにお客様が少ないと経営的には厳しいですが・・・。


そんな中どういう流れだったか忘れてしまいましたが、テマヒマの厨房では石鹸を使ってるという話になりK子氏は「テマヒマは見えないところまで優しい」って大変驚いて、「ヒトシ―ニョ、石鹸というタイトルでブログを書くべき」(なぜか僕のことをヒトシ―ニョと呼びます)と勧めらたので、このブログを書き始めました。


タイトル画像はテマヒマで使用しているキッチン用石鹸。開店前は自宅で使っていました。パッケージ裏側にはこう書かれています。

・手肌にやさしい、台所用固定せっけんです。

・ふきんはもちろん、食器や調理器具等にもお使いいただけます。

・手にニオイが残りにくい、無香料・無着色。

・蛍光増白剤、漂白剤は使用していません。


確かに「優しい石鹸」。


使い始めたきっかけを店主(うちの奥さん)に聞いてみたらさだかではありませんでしたが、自分達の素肌にも、食器や調理道具にも、そして地球にも優しい、そんな石鹸です。当たり前に使っていましたが、そういえば先日、百貨店催事に出店させて頂いた際、支給された科学的な洗剤を使うとちょっと使っただけで肌が嫌な感じになりました。


地球に優しいとか、地球に良いことしよう、ってとこから始めると、対象が大きすぎて、なんだか薄っすらしてしまう感があって、自分の肌とか自分の器や道具のためって考えたら、結果、地球にとっても良いって感じがいいのでは?と個人的には思います。


話は少しずれるかもしれませんが、テマヒマでもお取り扱いさせて頂いてる仁城逸景色さんは、木に漆を塗った器とご自身の器を呼んでいますが、その取扱いについて

「ザラザラしたスポンジよりはアクリル毛糸で編んだタワシの方が器に優しいです。目安としては自分自身の手と同じ様に器も使って頂ければ幸いです。」

て書いてらっしゃって、スポンジに限らず、石鹸・洗剤も同様かと思いますが、自分の肌基準、自分の身体の延長って感覚は分かりやすいし、素敵だなぁと思います。


前述の百貨店催事の時、同じ百貨店のB1フロアで別の地元飲食店さんが出店されていて、あまりに気に入ってしまって1週間のうちに3回も買いに行ってしまいました。2度目か3度目かの時にお店の方に「お2人の穏やかさに飲みこまれそうです」って言われて、穏やかさと飲みこまれる言葉のミスマッチ感が面白いなと思ったのですが、僕はともかく、店主の穏やかさ、K子氏の言う見えないところまでの優しさ、がテマヒマの雰囲気、キャラクターを作ってるんだろうなと思います。


昨日に続き、今日ものんびりとした店内で、ほぼランチタイムにご来店が集中していましたが、お越し頂きました皆様ありがとうございました。


明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチの11時半,12時のお時間はご予約で残り4席となっています。12時以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。










おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


今日は火曜日ですが振替休日ですのでご案内の通り営業致します。ゴールデンウィーク最終日、ゴールデン蔵出し市も最終日。この後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。


タイトル画像は先日までのテマヒマのランチ、お味噌汁を選べるおばんざいセットですが、豆腐ハンバーグには豆腐、お味噌汁やヴィーガンチーズ、木の芽味噌にはお味噌、豆乳ヨーグルト、同じくヴィーガンチーズには豆乳、納豆ドレッシングには醤油を使っていて、ご存知の通り、豆腐、豆乳、味噌、醤油はいずれも大豆を加工して作られた食品。テマヒマでは出来るだけ国産食材を使うことを基準としていますが、大豆についても国産大豆を使った食材を選んでいます。


アメリカ・トランプ政権との関税交渉が始まっていますが、先日ニュースの中で自民党の森山幹事長(農政族の首領だそうです)が発言しているのを聞いて耳を疑いました。その発言は「大豆は既に輸入に頼っているのだからさらに輸入を増やしても問題ない」という主旨でした。


アメリカの貿易赤字を減らすための、トランプがよく言うところのディールのカードとして、大豆の輸入拡大を持ち出すということ。現在、大豆の国産比率は10%を切っていて、アメリカからの輸入がさらに増えればさらに低下、大豆農家さんが打撃を受けるのは間違いないです。


「国益」ということを政治家は言います。今回の日米交渉もお互いが国益を主張し、守ろうとし、妥協点を見出そうとするものかと思いますが、先の発言を聞けば、彼らの国益や農政というのは、票になるかどうか、自分達が当選するかどうかでしかないのだということが明らかです。大豆の自給率をいかに上げられるかを考えるのがホンマやないんかいな!?と突っ込みもいれたくなります。


お米についても、備蓄米が放出されていても、価格は高止まりしていると言います。値段が上がってお米農家の方が潤うならまだしもそうなっているようには思いません。減反政策にはじまり、農政の失政は明らかに思いますが、その上今回の関税交渉によりアメリカからの輸入が増える、自給率が下がる、お米農家さんが減る、といったことが起こったらどうなるでしょうか?お米の値段が上がったことで主食であるはずの米離れが起きてるということも聞きます。お米を作る農家さんが減って田んぼのある風景が無くなっていったとしたら・・・悪循環というか、悪いイメージしかわきません・・・


トランプの関税政策について何ら賛同出来ることはありませんが、逆にそれを契機に、食料安全保障というのでしょうか?自給率をどう上げるかとか、地産地消とかに目が向くという何かプラスの変化があったらいいなと個人的に思います。


昨日は沢山のお客様にお越し頂きありがとうございました。忙しい時間と暇な(というか無人の)時間の落差が大きかったですが、混みあった時間帯にはちゃんとお話が出来ず仕舞だったお客様もいて失礼しました。


それでは蔵出し市最終日。生憎の雨天ですが好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!






こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


先日4/26(土)、お店を早仕舞いさせて頂き、大阪城ホールに竹内まりやさんのライブを観に行ってきました。幸運にもチケットが当選し、11年ぶりに参加することが出来ました。

※お約束ですので書いておくと、以下、一部ネタバレが含まれます。


セットリスト的には、昨年出た新譜からの曲もありつつ、基本的には前回のSouvenirツアーのものを踏襲したもの。ヒット曲、皆さんが聴きたいだろう曲を盛り込んで、ライブで再現出来ない曲を省くと自ずと落ち着くところに落ち着くのでしょうか。このあたりは達郎さんと同じスタイルですね。僕的ハイライトはやはり、達郎さんがコーラスなのにまりやさんを食ってしまう(笑)♪プラスチックラブ、そして前回同様一部は達郎さんがメインで唄ってらっしゃいました。でも観客それぞれにきっとハイライトがあって♪静かなる伝説(レジェンド)の人もいれば、♪元気を出しての人、♪Septemberの人もいるかと思います。関係ないですけど、ライブ後にセットリストをアップ出来る人ってどうやってるのでしょう?


前回と同じセットリスト、同じ曲だとしても、観客は違うでしょうし、仮に同じ観客だとしても感じ方は毎回違う、変わっていきます。このあたりは、例えばお店をやっていて、常に新しい提案をしていかなければならないのか?(勿論アップデートは必要ですが)ということの一つの答えのように思います。


達郎さんはライブでの再現性にこだわってらっしゃって、今も原曲キーで唄うことにこだわってらっしゃっていますが、まりやさんの今回のライブでは、原曲よりもテンポがゆっくり目だったり、キーを下げてる曲も一部あって、それがまたいい雰囲気になっていました。達郎さんとはそこは違うスタンスですが、寧ろ、その年齢を受け入れるという姿勢が好感が持てたりもしました。


11年という歳月は長いです。我々夫婦にしても11年前のライブはまだサラリーマンと専業主婦で、当時お店を始めるなどとは考えていませんでしたから随分環境も変わりました。何よりも僕自身は年を感じることが多くなりました。それでか今回ライブで聴く「人生の扉」は、CDで聴いてる時とも、11年前にライブで聴いた時とも違って、すっと入ってきて、心に響き、目頭が熱くなっていました。


僕は元々、音楽を聴いてる時、洋楽・邦楽を問わず、メロディー・リズムほど歌詞は入ってこないタイプの人間なのですが、まりやさんの歌は入ってきやすくて、特にこの日「人生の扉」はすっと入ってきました。


「人生の扉」


春がまた来るたび ひとつ年を重ね 目に映る景色も 少しずつ変わるよ

陽気にはしゃいでいた 幼い日は遠く 気がつけば五十路を 越えた私がいる

信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら

どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ


I say it’s fun to 20 (私が20歳は楽しいって言ったら)

You say it’s great to be 30 (あなたは30歳って素晴らしいって言う)

And they say it’s lovely to be 40 (みんな40歳って愛おしいって言うけど)

But I feel it’s nice to be 50 (私は50歳も悪くないと思うの)


満開の桜や 色づく山の紅葉を この先いったい何度 見ることになるだろう

ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ

ひとりひとり 愛する人たちのために 生きていきたいよ


I say it’s fine to be 60 (私は60歳になるのもいいわって言ったら)

You say it’s alright to be 70 (あなたは70歳になっても大丈夫って言う)

And they say still good to be 80 (みんな80歳になってもまだ良いものって言うけど)

But I’ll maybe live over 90 (私は90歳を超えて生きるかもしれない)


君のデニムの青が 褪せていくほど 味わい増すように

長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ


I say it’s sad to get weak (私が弱っていくのは悲しいねって言ったら)

You say it’s hard to get older (あなたは年を取るのは辛いって言う)

And they say that life has no meaning (みんな人生には意味なんてないって言うけど)

But I still believe it’s worth living (私は生きることには価値があるって信じているの)


今回のライブでは映像が効果的に使われていたのが前回との大きな違いでしたが、この「人生の扉」とラストの「いのちの歌」だけは歌詞が出ていて、まりやさんとしても強く伝えたかったのだと受け取りました。


以前、達郎さんは、まりやさんの音楽について、”人間存在に対する強い肯定感”があると評していましたが、この「人生の扉」もまさにそうだと思います。


「人生の扉」を書いた時、まりやさんは50歳で、あと何回桜を見れるかしら?という想いからだったそう。52歳の僕がぐっときたのはそういう年齢になったからでしょうか?


それから20年が経ちまりやさんも古希。達郎さんは72歳で、シュガーベイブでデビューしてから今年で50周年。自分よりも約20歳も上のお2人に感動させられ、そして元気をもらいホールを後にしました。


先日の鳥取の岩井窯の山本教行さん(77歳)と言い、ここのところ人生の先輩達から元気をもらっています。恩送りではないですが、お店にいらっしゃる僕たちより若い方に元気を渡せたらと思います。

さて、明日からは「ゴールデン蔵出し市6DAYS」(高槻ポタスト2025)スタートです。過去最大ボリュームとなる今回ですが準備が整いました。陶器市感覚、宝探し感覚でお楽しみ頂ければと思います。皆様のお越しをお待ちしております。


それでは明日からも好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


今朝起きて、インスタを立ち上げたら、真っ先に大宮エリーさんの訃報が飛び込んできました。病気のためとだけあって詳細は分かりませんが、49歳とまだお若かったのに、心よりご冥福をお祈りします。


最近はアートの印象が強かったですが、脚本とかラジオとか確か映画監督とか多方面に活躍してらっしゃって才能のある方だったと思います。大宮エリーさんの活動や作品をウォッチしていた訳ではありませんし、殆ど知らないという方が正直なところですが、急なことで動揺しています。


2年前、一度テマヒマにお越し下さったことがあります。関西での番組の打ち合わせの合間にお忍びで(?)いらっしゃいました。テマヒマの後はハイヒールさんと打ち合わせって仰ってました。以前からインスタをフォローして頂いてていつか来たいと思ってらっしゃったとのこと。最初は大宮エリーさんとは知らず、大宮エリーさんだからという訳ではなく、のんびりした時間ならではのいつもの調子で色々お話させて頂きました。めちゃくちゃオーラが出ているという訳ではありませんでしたが、ファッションセンスが普段テマヒマにお越しになってる方とは違う感じでした。


値段を見る様子もなく沢山選んで頂いたのですが、その姿が男前な感じでした。東京だったら工藝店も沢山あるだろうにと思って、いくつかお店の名前を挙げたのですが、テマヒマのセレクトがちょうど自分にはフィットする感じだと仰って少し嬉しかったです。その後も通販のお問合せを頂いたこともありました。タイトル画像は柄は違ったかもしれませんが、お問合せ頂いたものの一つ。イランの陶板で、元々蜂の巣口。鍋敷きで使っていただいたでしょうか?それともインテリアとして飾られたでしょうか?


お会いしたのはその1回だったのですが、有名人だからという訳では無く、たった1回でも印象的だったのでなんだか鮮明に覚えています。帰り際に「楽しかったです」と仰ってたのも忘れられません。しばらくは蜂の巣口を見るたびに大宮エリーさんを思い出す気がします。ご冥福をお祈りします。


コンスタントにお越し頂いてたお客様がいらっしゃらなくなると、どうしてらっしゃるかしら?とふと思うことがあります。大宮エリーさんのような場合でも無ければ、一般の方であれば訃報が伝わってくることもありませんが、お元気だったらいいなと思いますし、常連のお客様とも毎回大切にお話していかねばと思います。


テマヒマは今日は物販と喫茶のみ営業でランチのご提供はございません。ゆっくりお買い物やスイーツやドリンクをお楽しみ下さい。この後11時オープンです。


ショップ 11:00-18:00

カフェ 11:00-16:30


尚、明後日29日は火曜日ですが祝日ですのでランチも含め通常営業致します。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!

テマヒマ食の基礎講座~季節の薬膳②「梅雨の養生編」~


季節ごとの養生について学ぶ「季節の薬膳シリーズ」。

第2回目は、5月26日(月)に開催で、「梅雨の養生」がテーマです。


「季節」の影響は、年齢・性別・体質・生活スタイルなどに関わらず、日本に住む私たちみんなが共通して受けて過ごしているもの。「季節の薬膳」は、どなたでも、日々の養生のベースとして、取り入れていただきやすい内容です。


レッスンは講義形式で、セルフチェックシートでご自分のお身体の状態もチェックしていただきながら、梅雨の養生についてじっくりと学んでいきます。


レッスンの最後には、ことことの庭&テマヒマでつくるこの日限定の薬膳ランチで、学んだことを食べながら美味しく復習♪

梅雨のカラダとココロを養うお味噌汁とおかず5品ほどと、土鍋で炊いた発芽玄米ごはんをお召し上がりいただきます。


今後のスケジュールは…

7月下旬「夏の養生編」

9月下旬「秋の養生編」

12月上旬「冬の養生編」

の開催を予定しております。


ご興味のある回だけをご参加いただいても大丈夫なように、1回ごとに内容は完結します。

薬膳の基本もお伝えしながらのレッスンになりますので、薬膳がはじめてという方でも、安心してご参加ください!


■「梅雨の養生編」レッスン内容

・梅雨ってどんな季節?

・梅雨にケアが必要な「脾」とその働き

・梅雨のセルフチェック

・梅雨に起きやすいカラダとココロの変化・不調

・梅雨の養生ポイント

・おすすめの食材やお茶

・梅雨の薬膳メニューを考えてみよう

・梅雨の薬膳ランチメニュー紹介(レシピあり)

・梅雨の薬膳ランチご試食


■開催日時

2025年5月26日(月) 11:00〜14:00頃

※当日は通常のランチの営業はございません。


■開催場所

テマヒマ

〒569-1123大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax 072-655-3259

Mail temahimaselect@gmail.com


■定員

11名様(最少催行人数:4名様)


■参加費

7200円(税込) 当日現金払い

薬膳テキスト、レシピ、ランチ、ドリンク付き


■お申し込み方法

電話・メール・公式LINEにて先着順。

その際、下記4点をお知らせください。

①お名前

②お電話番号(携帯電話をお持ちの方は、出来れば携帯電話番号)

③薬膳を学んだ経験の有無

④その他連絡事項(アレルギーの有無、妊娠中の場合など)



■持ち物

筆記用具


■キャンセルポリシー

準備の関係上、7日前(5月19日)以降のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費同額を頂戴いたします。


■講師ご紹介

「ことことの庭」田村明子

調理師として様々なお店で経験を積むとともに、自らの体調不良をきっかけに食を見つめ直すなか、薬膳と出逢う。

「薬膳って美味しいんだ!どんなジャンルのお料理にも応用できる食の知恵なんだ!」という驚きや楽しさ、実際に食べるもので自分自身のカラダやココロが少しずつ確実に変化していくことを感じ、薬膳の本格的な学びをスタート。

国際薬膳師・薬膳カウンセラーの資格を取得し、「身体と対話しながら、楽しく美味しく」をコンセプトに、身近な食材で楽しむ薬膳料理教室を主宰。



おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

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発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。

しあわせは食べて寝て待て

【NHK公式】ドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」 健康、仕事、マンション、将来設計… 色々なくした主人公が マイナスから始まった暮らしの中で手に入れたのは―。 麦巻さとこ。週4日のパートで質素に暮らす38歳、独身。 「一生つきあわなくてはならない」病気にかかったことから生活が一変。 会社を辞め、新しい住まい探しを余儀なくされる。見つけたのは築45年、 家賃5万円の団地。隣に住む大家さんと、訳あり料理番を通じて、旬の食材 を取り入れた食事で体調を整える【薬膳】と出会う。 地味だけど身体においしそうな薬膳ご飯とたおやかな団地の人間関係を通して、 心身を取り戻していくさとこは、身近にあった自分次第のしあわせに気づいていく。 お粥(かゆ)のように、おなかの底からじんわりと温かくなる物語が始まります。 【放送予定】2025年4月1日(火)スタート<全9話> 総合 毎週火曜 夜10:00~ [再放送]総合 毎週金曜 午前0:35~1:20 ※木曜深夜 【原作】 水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て」 【脚本】 桑原亮子 ねじめ彩木 【音楽】 中島ノブユキ 【出演】 桜井ユキ、宮沢氷魚、加賀まりこ / 福士誠治 田畑智子 中山雄斗 奥山葵 北乃きい 西山潤 土居志央梨 中山ひなの 朝加真由美 ほか 【演出】 中野亮平 田中健二 内田貴史 【制作統括】 小松昌代(NHKエンタープライズ) 渡邊悟(NHK)

しあわせは食べて寝て待て - NHK

現在放送中の、NHKの火曜日10時のドラマ「しあわせは食べて寝て待て」を楽しみに観ています。穏やかな時間が流れていてほっこりするのが魅力なのですが、薬膳の知識や情報がちょこちょこ出てくるのもポイントです。このドラマをご覧になって薬膳に興味を持つ方もいらっしゃるのではないか?と思います。ドラマの中でも薬膳は特別なものというよりは食事や暮らしに無理なく取り入れる感じで、ことことの庭・田村さんの講座とも共通するところがあります。田村さんもドラマをご覧になってるそうでうかがったら、原作漫画あるそうで、薬膳の考証をされてる先生もいるそうです。

団地のふたり

50代、独身、実家暮らし。 団地で生まれた幼なじみのふたり。 心がざわつくことがあっても、ふたりなら大丈夫。 小泉今日子×小林聡美の名コンビで送る、温かくユーモラスな友情の物語。 【あらすじ】 団地で生まれた幼なじみのノエチと奈津子。 結婚したり羽振り良く仕事したり、若い頃は色々あったけれど、わけあって昭和な団地に戻ってきた。 小さな恥も誇りも、本気だった初恋のゆくえもお互いよく知っているから、今さらなにかを取り繕う必要もない。 一緒にご飯を食べてバカなことを言い合いながら、日々へこんだ心をぷーぷー膨らませている。 古くなった団地では、50代でも十分若手。 子どもの頃から知っているおじちゃん・おばちゃんの家の網戸を張り替えてあげたり、昭和な品をネットで売ってあげたり。 時代遅れの「ガラクタ」でも、どこかにいる誰かにとっては、きっと「宝物」。 運よく高値で売れたら、その日のご飯はちょっとだけ贅沢にする。 一方、新たに越してくる住人たちもそれぞれにワケありで。 助け合いながら、変わらないようで変わっていくコミュニティがそこにある。 まったり、さらり、時々ほろり。 幸せってなんだろう。 今日もなんとか生きていく。 【放送予定】2024年9月1日(日)スタート NHK BSプレミアム 4K/NHK BS 毎週日曜 夜10時~10時49分 【原 作】 藤野千夜 【脚 本】 吉田紀子 【音 楽】 澤田かおり 【出 演】 小泉今日子 小林聡美 / 丘みつ子 由紀さおり 名取裕子 杉本哲太 塚本高史 ベンガル / 橋爪功 <第3回ゲスト>仲村トオル 島かおり <第4回ゲスト>ムロツヨシ <第5回から登場>田辺桃子 前田旺志郎 <第7回ゲスト>眞島秀和 市毛良枝 【制作統括】八木康夫(テレパック) 勝田夏子 尾崎裕和(NHK) 【演 出】松本佳奈/金澤友也(テレパック)

団地のふたり - NHK

半年前に同じくNHKのBSでやっていた、小泉今日子さん・小林聡美さん主演の「団地のふたり」も楽しみに観ていましたが、今回のドラマも(古い)団地が舞台で、もしかしたらその設定がいいのかもしれません。このブログを書こうと思ってググってみたらどうもロケ地は同じ団地のようです。


個人的な話をすると(ってテマヒマブログは大概個人的なことを書いていますが)、1972年に生まれて以降、千里ニュータウン(豊中市)→田島団地(福岡市)→山田西第一次団地(吹田市)と実家は常に団地住まい、団地育ちでした。1999年の結婚後も2011年に高槻に家を建てるまでは、寝屋川市、東京都品川区、茨木市といずれもアパート、集合住宅でした。


団地住まいだった頃の懐かしさからドラマを見ている訳ではありませんが、古い団地が醸し出す風景や空気、人間関係に独特の感じがあるのでしょうね。僕にとっての団地は、引っ越しだったり、結婚・独立だったり、離れる、後にする場所だったので、高齢化してもそこに住み続けている方、高齢化が進む団地に入っていく若い方だときっと見え方、感じ方は違うんでしょうね。


団地の話を始めたものの、薬膳の話に戻れそうにないので、諦めてブログタイトルも団地にしちゃいます。というわけで、薬膳講座のお申込みお待ちしております!


昨日は終日のんびりとした店内でしたが今日はどうでしょうか?今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチの11時半、12時のお時間はご予約で残り4席となっています。12時以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っています。


尚、明日明後日は営業時間、内容がイレギュラーです。

4/26(土) ショップ・カフェとも16時閉店

4/27(日)物販と喫茶のみ営業(ランチのご提供はありません)


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!


こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


テマヒマで、Drink Ticketsや哲学カフェをスタートしたのとほぼ同じタイミングで、僕が所属している兵庫県民芸協会で読書会が始まりました。先月のお試し会を経て4/16が第一回目。毎回決めた課題図書を読んできて、それについて語り合います。第一回目は、作り手、使い手、配り手と様々な立場、陶芸家志望の学生さんの参加もあって老若男女という感じ。民藝という共通点がありつつ、様々な視点があることで、深まったり広がったりしますね。「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」というタイトルの本が話題だったりもしますが(読んではいませんが)積読(つんどく)になりがちな本を期限を切って読むことが出来るというのも良かったりします。


テマヒマのカフェタイムに月1ペースぐらいで読書会をされているグループがいらっしゃって、自分でも参加したり主宰したりするのもいいなと漠然と思っていました。2月に兵庫県民芸協会の新年会があって、同じく理事をされてる松田さんが読書会をされているのをSNSで拝見していたので、協会で民藝に関する読書会とかどうですかね?って相談したのがきっかけで、協会の読書会が始まりました。僕は言い出しっぺではあるものの、松田さんが運営・進行して下さってるので、もはや僕はただの参加者にすぎませんが。


5/11に第二回目を開催する哲学カフェも、運営をお手伝いして下さってるアカネさんの存在が大きくて、それもお店でお話している中で、哲学カフェを始めたいんですよねっ話したのがきっかけでした。第一回目の前にあかねさん主宰でオンラインでのお試し会を一回、テマヒマ主宰でオフラインお試し会を一回した上でのスタートでしたが、このテストが無ければ実現していませんでした。


テマヒマはもちろんそうですし、サラリーマン時代に立ち上げた新規事業だったりもそうですが、自分発信の構想でも、実現にあたっては誰かの協力は無しでは実現出来なかったことばかりだったと思います。良いように言えば「巻き込む力」かもしれませんが、どちらかと言えば「運」「ご縁」「巡り合わせ」というか人に恵まれていると思っています。


そして「始める力」はあるのかなと。一歩踏み出す力。といっても簡単なことで(実は簡単ではないのかもしれませんが)まずは声に出してみるということ。いくら頭や心の中にあってもそれは誰も分からないので無いのと一緒ですから。「始める」とは書きましたが、無理して始めるのではなく、衝動的に始まるだったり、機が熟して始まるだったり、「始まる」という感覚が強いかもしれません。昨日そのアカネさんと高槻北部の樫田の木工のお仕事(と古民家再生)をされている方を訪ねお話をお伺いしました。それぞれおそらく別の思惑で行ったのですが、僕の中ではまだ始まる感覚が無いまま下山してきました。


始まってみると思わぬ展開があったりするもの。協会の読書会も次回は課題図書に合わせて東洋陶磁美術館鑑賞とセットにしましょうということになったり、木喰仏を実際見に行きましょうみたいな話が出たり。今後の展開も楽しみな読書会です。思いやりチケット/ノートや哲学カフェも今後どのように展開していくのかも楽しみです。


何が言いたくて書き始めたんだったっけな?

まずは「声に出してみるのがよいですよ」という話でした。


テマヒマは明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約で残り8席とお席に余裕がございます。現時点ではご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。おやすみなさい。



~テマヒマ 食の基礎講座44 糠漬け編⑤~

茨木市にある無添加漬け物の店「ぬか太郎」の吉田共幸さんを講師にお迎えしてのぬか床作りワークショップを昨年に引き続き今年も開催致します。毎回好評頂き、今回で通算5度目となります。


テマヒマでも開店以来ランチでご提供している「ぬか漬け」。一般的に「植物性乳酸菌による発酵食品」と言われますが、乳酸菌以外にも酵母や各種細菌類などの多種多様な微生物が入り混じりながら独特の風味をつくっている複雑系の発酵で、発酵デザイナーの小倉ヒラクさん曰く謎すぎる漬物!

だから作る人によっても、そして日によっても風味が違って、楽しい。美味しいだけでなく、腸活や免疫力UPにもつながります。糠床って育てる感覚があってそれがまた楽しくもあり癒しにもなります。


ぬか漬けに興味はあるけど、ハードルが高そうで始めてない方、チャレンジしたけど失敗してしまった方、是非ご参加下さい!ぬか太郎さん(吉田共幸さん)が、楽しく!!、やさしく丁寧に教えて下さいます。ぬか太郎さんの糠漬けもご試食頂けます。


※材料にはビオ・マルシェさんの有機無農薬の生ぬか、ミネラルたっぷりの沖縄の海水塩「青い塩」、有機無農薬の捨て漬け野菜などこだわりの素材を使います。


■開催日時

5月12日(月)14:30-16:30

(進捗により延長の場合あり)


■開催場所

テマヒマ

〒569-1123

大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax 072-655-3259

Mail temahimaselect@gmail.com


■定員

11名(最少催行人数:4名)


■参加費

4400円(税込) 当日現金払い

完成したぬか床、追加用生ぬか、ぬか床保存レシピをお渡しします。

ぬか太郎さんのぬか漬け試食付き


■お申込方法

メール・公式LINE・電話にて先着順

①お名前

②ご連絡先お電話番号

③経験有無

をお知らせ下さい。


■持ち物

2-3kg入る保存用容器、筆記用具、エプロン、手ぬぐいをご持参下さい。


■キャンセルポリシー

準備の関係上、7日前(5月5日)以降連絡のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費同額を頂戴致します。


■講師紹介

「ぬか太郎」吉田共幸

茨木市で素材にこだわった昔ながらの無添加ぬか漬けを作っています。ぬか太郎を創業して14年。市内外にファン多数。最近はぬか漬けの素晴らしさを広めるために、講師としても精力的に活動している。



こんにちは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


テマヒマではよく「民藝」や「発酵」が今の、これからの、暮らしや社会、生き方や考え方のモノサシになると言っていますが、民藝は、(モノや美だけでなく)運動であり、思想なので、さもあらんということだと思うのですが、「発酵」という現象、或いは食品がなぜ?どういうこと?と思われる方もらいっしゃるかと思います。昨年、まいまい京都さんのツアーでは、そんなことについてこれまで考えてきたことをまとめてお話しました。


例えば、ぬか漬けで言えば、毎日ぬか床の状況によって味も違うわけで、正解を求めがち、失敗したくないと考えがちな現代においては、曖昧さを許容するというか寛容さを教えてくれたり。基本ぬか漬けの味は人間のコントロール下には無く、ぬか床の菌のおかげですので、委ねる、任せるという感覚があったり。待つ感覚があったり。コスパ・タイパみたいな言葉に代表されるようにいかに最短距離で効率的にという世の中にあってその真逆の感覚はバランスをとるために必要で、きっと知らず知らずに求められているのでは?と思います。


・・・みたいな小難しい話は、ぬか太郎さんの会では出てきませんが笑、とてもリラックスして、ぬか太郎さんのキャラクターもあって毎回笑いの絶えない楽しい会です。


ぬか床初めての方も、過去にやって失敗しちゃった方も、ずっと続けてらっしゃる方も是非ご参加ご検討下さい。お申込みお待ちしております。


テマヒマは今日もこの後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしおります。ランチの11時半、12時のお時間はご予約で満席ですので少し遅めにお越し頂くのがおススメです。12時以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!



テマヒマではランチ・カフェでのお料理、ワークショップなどを通して、お味噌について様々なことを皆さんにお伝えしていますが、今回、7年目にして初めての試みとして味噌蔵見学ツアーを企画致しました。


まるや八丁味噌さんの豆味噌は、テマヒマのランチの選べるお味噌として常時ご紹介していて、木曜日の味噌ベジキーマカレーをはじめ様々な料理で大活躍しているお味噌です。

小池糀店さんの米味噌は期間限定で年に1度の登場ながら、一度召し上がると忘れられない独特な風味のお味噌です。昨年専務の唐沢さんにはテマヒマにてお話会をお願いしました。


とても個性的な味噌蔵2軒、みそソムリエのテマヒマ店主と見学をご一緒しませんか?


■小池糀店

〒3970001 

長野県木曽郡木曽町福島5831(木曽福島駅徒歩9分)

明治12年(西暦1879年)創業。

通常お味噌は茹でた大豆を潰し麹と塩を混ぜて発酵させて作りますが、小池糀店の味噌玉製法では、まず蒸した大豆を丸めそのまま発酵熟成させることでチーズのような独特の風味となります。白いふわふわとした糀の花(麹カビ)が咲いた味噌玉をご覧になれるのはこの時期だけという貴重なタイミングとなります(ということで今回このツアーを企画しました)。


■まるや八丁味噌

〒4440925 

愛知県岡崎市八丁町52番地(中岡崎駅徒歩4分)

延元2年(西暦1337年)創業。

岡崎城から西へ八丁(約870メートル)の距離にある八丁町(旧八丁村)に由来する老舗2軒のうちの1つ。大豆麹を作り、塩と水だけを加え仕込んだお味噌は二夏二冬寝かせ熟成されます。水分が少なく大豆のうま味が凝縮された深い味わいが特徴です。専門の職人さんにより木桶に積み上げられた重石の迫力を是非実際にご覧下さい。


■旅程

※ご参加申込の方には詳細お知らせ致します。


5月14日(水)

9:25 木曽福島駅(中央線)集合

 小池糀店 味噌蔵見学

 木曽福島にてランチ

12:30 木曽福島駅発

14:50 中岡崎駅(愛知環状鉄道)着

 まるや八丁味噌 味噌蔵見学

現地解散


■定員

最少催行人数2名


■参加費無料

移動は公共交通機関を使います。

新幹線含めご自身で手配頂きます。

(高槻からの方ですと往復で2万円強の交通費となります)


■お申込方法

メール・公式LINE・電話・インスタDM(フォロワー限定)にて

①お名前

②ご連絡先携帯電話番号

をお知らせ下さい。


■注意事項

前日・当日は納豆をお召し上がるのはお控え下さい。



おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


現地集合現地解散で、果たしてツアーと呼んでいいのか!?という疑問もありつつ、こちらのお知らせをSNSでさせて頂きました。常連のお客様お一人からお申込み頂きありがとうございます。その方はテマヒマをきっかけみそソムリエの資格も取得した方ですのでとても楽しみにして下さっているようでした。みそソムリエまで行かないまでもお味噌が好きという方、特にご自身でお味噌を作ったことのある方には、一般的なお味噌作りとは全く違うかなり特徴的な味噌蔵二軒ですので、学びもありかなりお楽しみ頂けるものと思います。


木曽の小池糀店さんへは一度訪れているのですがその時は白くフワフワとした麹カビの花が咲いているタイミングではありませんでした。また昨年の唐沢専務をお招きしてのお話会はお味噌を通して現代社会の問題に切り込むような内容でとても共感することの多いとても良い会で、味噌作りの工程も丁寧にご説明下さったのですが、味噌玉の様子は写真・スライドだったのでやはり実物を見たい!それならこの時期!ということで旅を決めたのですが、折角ならご一緒しませんか?というのが今回の企画。百聞は一見に如かず!


まるや八丁味噌さんへは何度となくお邪魔させて頂いていて、担当の加藤さんにはいつかテマヒマでのお話会出来ませんか?というご相談もさせて頂いています。宮入圭太さんに型染で作って頂き店内に掲示している「現代日本味噌地図」にも樽の上に石を積み上げて作る八丁味噌の様子は表現してたりもするのですが、やはり百聞は一見に如かず!


ちなみに、ツアータイトルに、みそソムリエと巡るって書こうと思ったのですが、みそソムリエのテマヒマ店主がただただ一緒に行って、特にご説明する訳でもないので、やめておきました笑。


交通費だけで往復約2万円のご負担にはなってしまいますが、それだけの価値はあると個人的には思っています。みなさ~んって旗を振って先導しないといけないほどお申込みがあっても困っちゃいますけど、是非ご参加をご検討下さい。




先程テマヒマ本日の営業開始しました。皆様のお越しをお待ちしております。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です


昨日夜ごはん作りながらTVつけていたら、米の価格が上がる中、もち麦が注目されているというニュースがありました。もち麦を入れることで嵩増し(かさまし)になって節約になるという話。少し前には朝の情報番組でハンバーグの特集をやっていて、豆腐で嵩増しすることで節約!みたいなことが言われていました。


テマヒマの現在のランチメニューの豆腐ハンバーグは酒粕やお味噌を使ったヴィーガンチーズで召し上がって頂いていますがその名の通り豆腐がメインです。もち麦は前々回の豆腐焼売の中に使っていましたし、ちなみに前回好評だったポテサラ風の中身は押し麦でした。


いずれも食感だったり、美味しさだったり、ヘルシーさだったりの観点でテマヒマでは使ってきたので、嵩増しだったり節約だったりという文脈で語られるのはとても抵抗があります。雑穀や豆腐の立場にたっても、嵩増し要員として扱われるのは不本意だろうと思うのです。


定食の中で添え物扱いになりがちな味噌汁を主役に据えるなど、ある意味価値転換をしてきたテマヒマとしては、豆腐や雑穀などが脚光を浴びるのは良いことだと思います。が、冒頭のもち麦のニュースはそれに伴ってもち麦の値段も上がっているというオチがついてるので、なんだか複雑なところです。


どこまで物価は上がっていくのでしょうか??


少し前に「茶わん一杯、パン価格の倍」という記事を読みました。パンに使われる9割ぐらいがアメリカなどからの輸入で価格は下落傾向だそうです。一方米の値段はご存知の通り上場が続きます。備蓄米を放出しても価格が下がったり安定してるということはあまり聞かなかったり、米の値段については、物価上昇だけではなく、構造的な問題があるのでは?と思えてなりません。お米が高くて節約の為パンやパスタ(いずれも小麦)にという話もよく聞くので、物価の問題だけでなく、日本人の主食、食の問題としても考えなければならないと思います。


ちなみに、テマヒマのごはんは、高松のまるざ発芽玄米研究所さんの契約農家さんから送って頂ている自然栽培の玄米を店内で1-2日浸水しながら発芽させ土鍋で炊いてお出ししています。元々お安いお米ではありませんが、米不足米騒動の影響を受けず、毎月送って頂けているので本当に有難いことです。


テマヒマは今日もこの後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約はお二組のみで残り12席と週末にも関わらずお席にかなり余裕がございます。現時点ではご予約無しでもお席ご案内出来ます。最近は当日にご予約がバタバタ入ったり、ご予約無しでお越しの方がいらっしゃったり、と思ったら全然いらっしゃらなかったり、と本当に読めないですね。あくまで完全予約制では予約優先性で、予約無しでは入れない店(と思ってらっしゃる方もいらっしゃいますが全然そんなことはありません!)は目指していません。でも予約してでも行きたい店ではありたいと思ってはいますが。難しいところです。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!

哲学カフェ、哲学対話には、様々な定義がありますが、日頃「もやもや」感じているテーマ(問い)について、集まった人たちで一緒に「わいわい」話し、「うんうん」聴き、「ぐるぐる」考える営みです。情報伝達や合意形成、正解探しが目的ではなく、寧ろ正解のない「問い」について、言葉を交わすこと自体を楽しみます。哲学カフェ、哲学対話と哲学という言葉は付きますが、哲学の知識は必要ありません。


例えば

・「愛嬌がある」ってどういうこと?

・「時が解決する」ってどういうこと?

・「やさしい人」ってどういう人?


普段当たり前だと思っていること、何気なく使ってる言葉を改めて問い直してみる、みんなで語り合ってみる、なかなか無い機会でなんだかワクワクしませんか?


そのためにこの会ではちょっとしたお約束があります。


・他の人の話をよく聴きましょう

・ただ聴くだけでもOK!

・被せたり、広げたりするのは大歓迎

・否定したり、押し付けるのはやめましょう

・自分の言葉で話しましょう

・まとまってなくてもOK!

・途中で意見が変わってもOK!


進行役はいますが、参加者みなさんで作っていく場です。ドリンク片手にみんなで一緒に語り合ってみませんか?


先月から始まった哲学カフェ。今回で第二回目ですが、もちろん初めての方も大歓迎!是非ご参加ご検討下さい。


■開催日時

2025年5月11日(日)9:00~10:30

月イチ開催予定です


■開催場所

テマヒマ

〒569-1123 大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax 072-655-3259

temahimaselect@gmail.com


■定員

6名程度


■参加費

無料(1ドリンクオーダー制)


■お申込み方法

googleフオーム・メール・公式LINE・インスタDM(フォロワー限定)にて

①お名前及び会でのニックネーム

②ご連絡先電話番号

③話してみたいテーマ「問い」(なくてもOK)

をお知らせ下さい。準備は不要です。


お申込みgoogleフォームはコチラ

参加予定者とテーマ案リスト

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」第二回目の参加者を募集中で、定員6名に対して4名のお申込みを既に頂いていて有難いことです。うちお2人は今回初参加の方!他のワークショップなどと違って準備やスペースの問題も無いので、定員に達したからバッサリお断りせず多少の増員も可能だと思っています。気になる方は、聞くだけでもという方は是非ご参加ご検討の上、お申込み下さい。次回がどんな参加者で、どんな問いについて聞き話し、どんな雰囲気になるか楽しみです。


前回の開催レポート的なブログ(↓)も参考になるかもしれません。

最近お客様の少ない日、時間帯が多くて(って大丈夫なのか!?)、お客様と哲学カフェについてだったり、Drink Tickets(Omoiyari Ticket~Omoiyari Note)についてだったりお話する機会が結構あります。なかなかどちらもすぐには理解しにくいみたいで(って大丈夫なのか!?)でもお話してると、共感頂ける方が多くて、小さな一歩ですが何かが回り出す予感があるのです。


Drink TicketsもシリアルNoが既に9まできていて、5名の方がOmoiyari TicketをOmoiyari Noteに貼ってプレゼントして下さっています。4名の方もメッセージを考えたいので持ち帰るとのことです(もちろんご自身のために使って頂いてもOKです!)。5名からプレゼントして下さったOmoiyari Ticketのうち2枚は受け取って下さった方がいてOmoiyari Note上交換日記が成立しています。どんどん繋がり広がっていくといいなと思います。


昨日のブログにも書いたことにも繋がりますが、聞く・話すということも、それ自体が求められているのでは?という実感があります。


そんな訳でテマヒマの今日はお客様も少な目でのんびりとした一日でした。そんな中、京都で磁器のお仕事をされている緑香窯・深田緑葉(あおば)さんがお越し下さいました。夏に深田さんの個展を予定していてその打ち合わせでした。テマヒマとしても磁器のお取り扱いは初めてですし、深田さんにとってもほぼ初めての個展となります。初めて尽くしですが今、とてもワクワクしています。また詳細が決まりましたらお知らせしたいと思います。是非ご期待下さい。


テマヒマは明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約はお二組のみで週末にも関わらずお席にかなり余裕がございます。最近は当日のご予約が多いので何とも言えませんが現時点ではご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。窓・戸全開で営業している今が一番いい時期ですので是非!


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。

今年のゴールデンウィークも「蔵出し市」!!


店内のカフェスペースも全てショップスペースとして、普段、店頭に出し切れていないモノも含めてご覧頂く「ゴールデン蔵出し市」です。


高槻ジャズストリート、通称ジャズストで賑わうゴールデンウィークの高槻ですが、ポタスト(高槻ポタリーストリート)はいかがでしょうか?


今回の蔵出し市は過去最大「級」では無く、過去最大です。全部出しきれるのかという危惧がある程。


是非陶器市感覚、宝物探し感覚でお楽しみください。会期は6日間。皆様のお越しをお待ちしております!


日程

5/1(木)~5/6(月・振休み)


時間

11:00~17:00


場所

テマヒマ

〒569-1123

大阪府高槻市芥川町3-10-13

Tel/Fax

072-655-3259

Mail

temahimaselect@gmail.com


※蔵出し市期間中は、物販とドリンクスタンドのみ営業で、ランチ・スイーツのご提供はございません。


おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


ゴールデンウィークに、高槻ジャズストにかけて、ポタストなんて言いながら物販のみ営業するのがここ数年常となっています。JR高槻駅北部エリアは、それほど人の流れが無いのですが、桜の頃から鯉のぼりの頃ぐらいは芥川河川敷へお越しの方がいらっしゃって賑わいます。もっとも西国街道の裏にひっそり佇むテマヒマは何らか調べて探し出さないといけなくて、たまたまお越しになるということはやはりありません。


ジャズストについては、この北部エリアに会場は少ないのですが、お目当てのライブとライブの間に飲食店に行くということはあって、その場合テマヒマのようにご提供に時間が掛かったり、のんびり過ごしたりするタイプのお店はあまり相性がよくないように思い、物販営業に決めた経緯があるのですが、陶器みたいな割れるモノ重たいモノ持ってうろうろしたくないでしょうから、どちらにしても相性がよくなったり苦笑。


ゴールデンウィークという時期だからこそ、もしかしたら大阪関西万博をからめて、テマヒマに行きたかったのに~という遠方からの方には大変申し訳ございません。一方で普段お食事をしている中でゆっくりお買い物出来ないわという方も一定数いらっしゃるので、その方達のためと思ってご理解頂ければ幸いです。


7年目に入ってもまだ、ただのお食事処だとしか思って頂けてない方もいらっしゃることについては残念な思いはありますが、嘆かずに、めげずに、諦めずに、どういうお店なのかを伝え続けていきたいと思います。たまに物販のみ営業をするのはそんな理由も少しあったりします。


上記案内文の中で、におわして(?)いるように、現在テマヒマはかなりの在庫がございます。自分的には「資産」と呼んでたりもしますが笑、そろそろ店内ストックスペースに入りきらなくなってしまうのでは?という感じです。自宅に持って帰ったり、別の倉庫を借りたりするのだけは止めようと自分ルールを設けています。我々のような配り手の役割は、作り手の皆様からモノを預かり、使い手の皆様にお届けするという伝え手、繋ぎ手ということであると思います。モノとお金の循環、エコシステム(生態系)の中で、テマヒマでそれが滞留してしまうのは申し訳ないというか、不徳の致すところです。


というわけで、なんだかんだ言うて参りましたが、ゴールデン蔵出し市6DAYS~高槻ポタスト~、過去最大の物量と共に、沢山の皆様のお越しを心より心よりお待ちしております!


テマヒマは今日もこの後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約はお一組のみで残り12席とお席にかなり余裕がございます。ご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を!