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兵庫県民芸協会主催「河井寛次郎お茶会・お話会」
昨年開館50周年を迎えられた河井寛次郎記念
館の学芸員で、河井寛次郎のお孫さんの鷺珠
江(さぎたまえ)さんをお迎えして、寛次郎
の器を使って作法なしのお茶会・お話会を大
阪高槻のテマヒマにて開催します。昨年テマ
ヒマで5周年記念として開催して大変好評だっ
たことから、今年は兵庫県民芸協会主催のイ
ベントとして企画させて頂きました。
(写真は昨年の様子)
生前河井寛次郎は多くの素晴らしい言葉を遺
していますが、そんな寛次郎の言葉を交えつ
つ、鷺さんにお話し頂く予定です。
河井寛次郎のお茶碗に実際に触れ使う機会も
なかなか無いかと思いますが、お抹茶を飲み
ながら、お菓子をつまみながら、くつろぎな
がら、楽しい時間をお過ごし頂けたらと考え
ています。
当日はテマヒマ店内は貸切営業となります。
イベント終了後、店内でお買い物をお楽しみ
頂くことも出来ます。
皆さんのご参加お申込みお待ちしております。
(企画担当・兵庫県民芸協会理事・太田準/テマヒマ)
■開催日時
2024年10月12日(土)
①午前の部 11:00~12:30
②午後の部 14:30~16:00
■開催場所
テマヒマ
〒569-1123 大阪府高槻市芥川町3-10-13
(JR高槻駅から徒歩9分)
Tel/Fax 072-655-3259
■定員
各回10名(先着順)
■参加費
兵庫県民芸協会員 4500円(税込)
協会員以外 5500円(税込)
当日、現金でお支払い下さい。
■お申込み方法(9/19〜)
兵庫県民芸協会事務局までメールor 電話にて先着順
hyogoken.mingeikyoukai@gmail.com
070-5660-2186
・お名前
・ご連絡先お電話番号
・協会員かどうか
・ご希望の回(午前or午後)
をお知らせ下さい。
(~9/18兵庫県民芸協会員先行受付アリ)
■キャンセルポリシー
準備の都合上、当日キャンセル・無断キャン
セルは参加費全額、1~3日前のキャンセルに
ついては参加費の半額をキャンセル料として
お振り込み頂きます。
■河井寛次郎略歴
(河井寛次郎記念館HPより)
明治23(1890)年8月24日島根県安来に生まれ
る。松江中学校卒業ののち、東京高等工業学校窯業科に入学。
大正3(1914)年、京都陶磁器試験所に入所。
大正9(1920)年、現在の記念館の地、五条坂に住居と窯を持ち独立、つねと結婚。大正13年には娘・須也子をもうける。
大正10(1921)年、「第一回創作陶磁展」を開催、以降生涯にわたり、作品を発表。 作風は大きく、三期に分けられる。中国古陶磁を範とした初期、「用の美」の中期、「造形」の後期。
昭和12(1937)年に、自らの設計により自宅を建築(現在の記念館)。
昭和41(1966)年11月18日、76歳で亡くなる。
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
兵庫県民芸協会の理事をさせて頂いてまして
昨年は、大阪日本民芸館さんの会議室をお借
りして、「あめつちの日々」の上映会を開催
させて頂きました。今年は10月、11月と2本
、いずれも開催場所はテマヒマですが、企画
しており、その1本目となります。
案内文にも書きましたが、本企画は協会とし
ては初めてですが、昨年テマヒマで開催して
とても好評だったことから、再度開催させて
頂くことになりました。協会員限定の申込み
期間を経て本日から一般募集開始となりまし
た。これも案内文に書いた通り、寛次郎さん
の抹茶碗に実際に触れ、使う機会はなかなか
無いことかと思います。鷺さんのお話は様々
な所で何度かおうかがいしていますが、とて
も分かりやすく、すっと入ってきて、好きで
す。いつも終わった後に、いい話を聞かせて
もらったなぁという気持ちになります。是非
ご参加ご検討頂ければと思います。お申込み
は協会迄。宜しくお願いします。
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
日本民藝協会のホームページの中に「民藝」
の趣旨というページがあって、次のような項
があります。
柳の説く「民藝品」とは具体的にいかなるも
のであるのか。柳は、そこに見られる特性を
次のように説明している。
1実用性。
鑑賞するためにつくられたものではなく、なんらかの実用性を供えたものである。
2無銘性。
特別な作家ではなく、無名の職人によってつくられたものである。
3複数性。
民衆の要求に応えるために、数多くつくられたものである。
4廉価性。
誰もが買い求められる程に値段が安いものである。
5労働性。
くり返しの激しい労働によって得られる熟練した技術をともなうものである。
6地方性。
それぞれの地域の暮らしに根ざした独自の色や形など、地方色が豊かである。
7分業性。
数を多くつくるため、複数の人間による共同作業が必要である。
8伝統性。
伝統という先人たちの技や知識の積み重ねによって守られている。
9他力性。
個人の力というより、風土や自然の恵み、そして伝統の力など、目に見えない大きな力によって支えられているものである。
6月のまいまい京都さん主催のテマヒマでのお
話会で、民藝と発酵の共通性みたいな話をし
た際にも使わせて頂きましたし、カフェのメニュー表の中にも忍ばせて(?)たりします。
柳宗悦がこういう条件でもって蒐集した訳で
は無く、柳の直観により蒐集した美しいモノ
に対して、その特性を見出したので、この条
件揃ったら民藝、揃わなければ民藝では無い
といった条件ではありません。
福岡の工藝風向の店主高木崇雄さんが著書「
わかりやすい民藝」の中で、○○だから民藝
と条件のように考えると民藝の記号化が始ま
ってしまう、柳の思考の枠組みからすれば、
逆説、○○にも関わらず、○○では無く、と
受け止めるべきとしています。
1非鑑賞性
鑑賞を目的として作られたものではない
2非有銘性
自らの名をあげるために使ったものではない
3非単数性
希少価値を求めて作られるものではない
4非高価性
高価であることを求めて作られたものではない
5非趣味性
美的趣味の表現のために特化された技法を用いていない
6反グローバリズム性
どこにでもある形を志向しない
7反孤立性
自分1人で作り上げているなどと思い込まない
8反新奇性
思いつきで作る形や色、模様などではない
9非自力性
個人の力、個人の生という、限られた力や時間だけに頼らない
その高木さんがSNSで、民藝店と名乗るのが許されるのは、民藝運動の中から生まれた鳥取
たくみさん、銀座たくみさんぐらいで、たく
みさんも工藝店と名乗ってるのだから、自分
の店は民藝店と自称する勇気は無いというよ
うなことを確か仰ってました(正確な言い回し
では無いのはご容赦ください)。あと器は使い
手によって使われ育つことによって工藝品か
ら民藝品になるということも(これも正確では
無いかもしれません)。
テマヒマは、民藝に触れたり知ったりする、
きっかけや入り口になれたらというような店
なので、民藝という言葉は使っても、民藝店
と名乗ることは無いです。過去に#ハッシュタ
グで使ったことはあったかもしれませんが。
あと、「食」を通して暮らしの提案をする店
だとは思いますが、それも民藝だけでは無い
というのもあります。
出西窯の故多々納弘光さんは、息子の真さん
(現代表)に「(歴史の浅い)出西窯は、民藝の志
のある窯元であって、民藝の窯元とは絶対言っちゃいけない」と言っていたそうです。
(「出西窯と民藝の師たち」より)それに倣って
言えば、民藝の志のある店を目指す、ぐらい
でしょうか。まだまだ日々民藝について学ん
でいる段階ではありますが。。。
飛騨高山のやわい屋店主の朝倉圭一さんが
著書「わからないままの民藝」の中で、民藝
の特性を人の在り方として意訳してみよう、
と以下のように書いてらっしゃいました。
1実用性
人からどう見られるかを気にする人物ではなく、誰かに必要とされる人物である
2無銘性
特別な人物では無く、環境に生かされる無名の人物である
3複数性
民衆の要求に応えることができる人物である
4廉価性
誰もが気軽に頼ることができる身近な人物である
5労働性
くり返しの激しい労働によって得られる熟練した技術をともなう人物である
6地方性
地域に根ざした独自の言語や習慣、地方色を豊かに感じさせる人物である
7分業制
複数の人間による共同作業に従事できる人物である
8伝統性
伝統という先人たちの技や知識の積み重ねによって守られた人物である
9他力性
個人の力ではなく、風土や自然の恵み、伝統の力など、目に見えない大きな力によって支えられている人物である
お店というものも1つの人格なので、これの
お店版を作ってみたら、民藝店或いは民藝を
志す店ってどんな店だろう?って見えてくる
かなぁ、一度考えてみようなんて思ってから
随分経ってしまいましたので、今後の宿題と
して今日はここまででアップしておきます。
昨日から始まった、6周年直前!蔵出し市、
静かな滑り出しとなりましたが、お越し頂き
ました皆様ありがとうございました!関連し
てコラボ企画も数本走らせているので、ある
お客様が、どれがいつやってるかよく分から
ないというご指摘を頂き、予約や申込みが伸
び悩んでるのもそういうこと??と被せ過ぎ
たことを反省してます。と言いつつ、この後
まだお知らせが続くのですが。。。
テマヒマは、蔵出し市2日目、今日も11時オー
プンで皆様のお越しをお待ちしております。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
「わかりやすい民藝」は4年前に出版された時
から扱わせて頂いてるのですが、最近出た
「わからないままの民藝」の横に並べて置い
ていたら何故か再び売れ出すという謎の現象
が起こっています。やっぱり「わかりやすい
」方が皆さんお好き?
テマヒマ食の基礎講座39~雑穀編③~
寒冷地でも育ち、生命力や栄養価の高い「雑
穀」は、完全栄養食とも言われる玄米と並ん
で、日本人の食生活を支えてきた主食作物。
ビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノ
ール、たんぱく質が豊富に含まれていて栄養
バランスの良い食材です。
例えば,10月のランチのメイン、ヒエの白身魚
風フライに使っている「ヒエ」は体を温める
作用があり、これから寒くなる季節におスス
メです。また、冷え性の方や冷房の効いた部
屋で過ごす時間の長い方にも積極的に召し上
がって頂きたい雑穀です。
毎回大変ご好評頂いていて、今年で3回目とな
るこの講座では、そんな雑穀について改めて
学ぶとともに、単にご飯に混ぜて炊くだけでなく、単独で炊いておかずにする調理法をお
伝えします。また雑穀を炊く上で、そして何
より人間にとって無くてはならない「お塩」
についても皆さんと一緒に考えたいと思います。
最後に、雑穀尽くしのランチ(※写真は昨年
のものです)を召し上がって頂き、明日からご
家庭でも取り入れたくなるレシピを美味しく
学びます。
■開催日時
2024年10月14日(月・祝) 11:30〜13:30
※当日は通常のランチの営業はございません
■開催場所
テマヒマ
〒569-1123大阪府高槻市芥川町3-10-13
(JR高槻駅から徒歩8分)
Tel/Fax 072-655-3259
Mail temahimaselect@gmail.com
■定員
11名様(最少催行人数:4名様)
■参加費
5500円(税込) 当日払い
レジュメ、雑穀尽くしのランチ付き
■お申し込み方法
電話・メール・公式LINEにて先着順。
その際、下記2点をお知らせください。
①お名前
②お電話番号(携帯電話をお持ちの方は、出来れば携帯電話番号)
③アレルギーの有無(あれば内容を)
■持ち物
筆記用具、エプロン、手拭きタオル
■キャンセルポリシー
準備の関係上、7日前(10月7日)以降のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費同額を頂戴いたします。
■講師ご紹介
井上千春
1979年生まれ。ナチュラルフードコーディネーター。
お子さんのアトピーをきっかけに、食の大切
さを知る。雑穀料理や発酵食品についても学
び過去に料理教室を主宰。主婦として、母親
として大切な家族の健康のため、そして自分
のために、食事を整えること、暮らしを楽し
むことをモットーにしている。テマヒマには
2021年よりカフェスタッフとして参画。ラン
チメニューの開発でも活躍中。
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
夏休みの東海旅や北陸旅のブログを断続的に
アップしていますが、10月 1日に6周年を迎え
ることもあって様々な企画が目白押し。若干
詰め込み過ぎ感もありますが、イベントごと
についても発信していきます。
通常ランチの新メニューは、試作会の段階で
SNSにアップして、ちょい見せというか、全貌
を見せずに予告するというスタイルわ続けて
いますが、今回は上記のようにメインを書い
ちゃいました。
このブログでもよく書いてるように、テマヒ
マの変化や成長は、テマヒマのメンバーに拠
るところも大きくて、千春さんが加わったこ
とで雑穀を使ったメニューが増えました。
ヒエフライはその中でも最大のヒット作、最
早定番とも言える存在です。あまりに白身魚
に近い、雑穀とは思えない仕上がりのため、
「ヒエ」というお魚がいるかと思いましたと
いうお客様がいるほどです。
今回で3回目の雑穀講座。雑穀について学ぶと
ともに、是非ご家庭に取り入れて頂く機会になればと思います。ご参加ご検討下さい。お
申込みお待ちしております。
Special Curry weekも後半戦。今日から三連
休ですが、現在のところご予約は少なめで、
お席にかなり余裕がございます。月曜日に至
ってはご予約0(ゼロ)です。皆様のお越しを
お待ちしております。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ,テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
夏休み東海旅2日目の8/30は静岡市立芹澤銈
介美術館へ。7年強ぶりの訪問。前回公開日で
はなかった「芹澤銈介の家」お目当てで、翌
日の土曜日に行く予定だったのですが、台風
直下の天候不順を鑑み前倒し。
結果、公開は中止になったので、ラッキーだ
ったというか、やっぱりアンラッキーだったか。芹澤銈介の家はまたいつか必ず行きたい
と思います。
芹澤銈介美術館では「日々を染める~型染カ
レンダーの仕事」展が開催されていました。
1946年か1984年まで39年間に渡って毎年作
り続けられてたもので、そのうち約20年分、
240点のカレンダーが展示されていました。
型染めという技法、表現の素晴らしさもです
が、これだけの量の制作をしたことも驚きで
、モチーフ、色合い、レイアウトなどデザイ
ンのアイディアの豊富さ、デザイナー芹澤銈
介の面目躍如ということろでしょうか。
芹澤銈介の型染作品を観ていると、心穏やか
に落ち着く感覚と、心躍りテンションが上が
る感覚とが同時に起こって不思議です。展示
の中で個人的には、マリメッコの影響を感じ
る作品が特にお気に入りでした。
今年は芹澤銈介生誕130年ということで、日本
民藝館の9/5~11/20の特別展も「芹澤銈介の
世界」。会期最終盤にはなってしまいますが
、拝見する予定です。
それから約1週間後、北陸旅最終日は富山県は
八尾の桂樹舎さんへ。こちらへは8年半ぶりの
訪問。関西人だと「やお」と読みがちでが。
「やつお」。
八尾和紙は水に強い特長がありますが、桂樹
舎の型染和紙は漉いた和紙にシワ加工して、
型染したもの。先代の吉田圭介氏が芹沢銈介
と出会ったことから生まれたものです。今は
様々なアイテムに広がっていますが、彩り豊
かな文様と合わせて手仕事の温もりを感じま
す。和紙文庫所蔵の国内外の紙製の民藝品の
数々は圧巻で、特に海外の古代のものは思わ
ず見入ってしまいました。
さて、芹澤銈介型染カレンダーは、芹澤銈介
亡き後、富山県八尾市の桂樹舎さんが復刻版
を制作されてきました。この復刻版も来年
2025年をもって残念ながら終了となります。
今回の桂樹舎さん訪問でご縁を頂き、来年度1
年限り、部数限定にはなりますが、芹澤銈介
卓上カレンダーをお取り扱いさせて頂くこと
になりました。今月末〜来月上旬ぐらいには
届くとのこと。届きましたらまたご紹介した
いと思います。カレンダーとしての役目を終
えた後はインテリアとしても使えるのも素晴
らしいですね。
ご予約で満席の状態から始まったSpecial curry Week二日目お越し頂きました皆様あり
がとうございました!明日からの三連休です
が全日ご予約は少なめですので現在のところ
ご予約無しでもお席ご案内出来るかと思いま
す。
それでは明日も好いモノ、好いコト、好いト
キをテマヒマで。
今日一日お疲れ様でした!好い夜をお過ごし
下さい。
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
今朝、営業開始前に、高槻市保健所に行って
飲食店営業と菓子製造業の営業許可証を受領
してきました。
2018年10月の開店前に許可を頂いたものが
有効期限を迎えるにあたっての継続手続き。
前の許可証には平成元号で記されていたので
あれ?もしかして期限切れてる?って一瞬焦
ったりもしつつでした。手続き方法を調べる
のに高槻市のHPを見たら、厚労省のサイトか
ら申請するよう推奨されてたのでそちらで。
そしたら高槻市保健所からお電話があり、来
所しての手続きをおススメされ先日店主(うち
の奥さん)が行って、完了し発行しましたという連絡があったので、僕が行ってきた次第。
手続きのデジタル化を政府が進めていますが
、このあたりに現時点での限界というか無理
が垣間見れる気がします。
継続に際して、飲食店営業について、弁当類
の調製及び仕出し行為を禁じる、という条件
を外しました。
ところで、6年って期間ってあまりキリがいい
ように思えないけど何か意味があるのでしょ
うか?そして継続手続きをするのは何%ぐらい
でしょうか?言い換えると6年間生き延びるこ
とが出来る飲食店はどれぐらいでしょうか?
今回の新しい営業許可証は令和12年9月30日
まで。それまで続いてますように!
先程テマヒマは長い夏休み明け営業再開初日
の営業終了しました。朝の時点でご予約も少
なくどうなることかと不安でしたが、お越し
頂きました皆様ありがとうございました!
明日9/13も11時オープンで皆様のお越しをお
待ちしております。ランチの11時半、12時の
お時間はご予約で満席となっていますので少
し遅めにお越し頂くのがおススメです。12時
以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご
案内)も承っています。
それでは、明日も好いモノ、好いコト、好い
トキをテマヒマで。
今日も一日お疲れ様でした!好い夜をお過ご
し下さい。
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
長い夏休みを頂いていましたが、明日より営
業再開です。メインテーブルでは瀬戸本業窯
特集或いはミニ個展スタートです。
まずは特集案内文から。
日本六古窯の一つである瀬戸は、陶磁器のこ
とを瀬戸物(せともの)と言うぐらいの代表
的な産地。瀬戸では陶器のことを本業と言っ
ていました。純白で荒めの陶土を使用してい
る為、多彩な釉薬、模様が発達した歴史があ
ります。ちなみに釉薬をかけて作る陶器を初
めて作った土地でもあります。約250年の歴史を持つ瀬戸本業窯は6代目水野半次郎が民藝運動と出会ったことが転機となり今に至ります
。現在は八代目後継水野雄介さんを中心に職
人さんが分業で手仕事されている瀬戸本業窯
。和にも洋にも合う器、食卓が明るく華やぐ
器で、自宅でも愛用させて頂いています。育
ちやすい器でもあり経年変化をお楽しみ下さ
い。
今回は9/1に選ばせて頂いた器を中心に、メイ
ン特集でご紹介致します。染色家・グラフィ
ックデザイナー石北有美さんによる瀬戸本業
窯柄の手拭い他、型染作品とともにご覧頂き
ます。
是非お手に取ってご覧下さい。皆様のお越し
をお待ちしております!
※本展は、前期後期での開催で、間に9/18~
23開催の6周年直前!蔵出し市6DAYSを挟みま
す。尚、瀬戸本業窯の器は、その蔵出し市の
お得な特典の対象外となります。
さて、8/29〜9/1の東海旅、最終日の最終目
的地は愛知瀬戸の瀬戸本業窯さん。普段仕入
れは僕1人で行くので、店主(うちの奥さん)同
伴は久しぶり。瀬戸民藝館も店主は初めてだ
ったので、雄介さんにとても丁寧にご説明頂
きながら拝見しました。
雄介さんのお話を聞いていつも感心してしま
います。作り手の顔もありつつ、経営者とし
ての顔もあり、そして歴史を語る時、研究者
の顔もあるように思います。瀬戸本業窯の歴
史、瀬戸の歴史、陶器の歴史、土について言
えば、地質学的な長さの歴史を見ていて、ご
自身をその中で位置付け考えてらっしゃって
、驚くばかりです。瀬戸民藝館を創設し運営
されてるのもその視野の広さ、視座の高さか
ら。
案内文に書いた、瀬戸の特長である白い土。
以前お邪魔した時や東京民藝協会の例会にリモート参加した時にも聞いてた話ですが、あ
る調査によるとあと30年で枯渇してしまうと
いう危機にあります。他を採掘すれば無くは
無いのですがそこは既に住宅が建ってたりし
て難しい。で、瀬戸の土を瀬戸の人達だけが
使ってるかと言えば他地域の人も使っていた
りする。実は、スタバで使われてる器や、無
印で販売してる器にも使われたりするそう。大手資本が入って中小零細が厳しくなってし
まったり、機械生産・大量生産が手仕事を奪
っていく、そんなことがここでも直接的、間
接的に起こっています。
瀬戸本業窯は6代水野半次郎が、民藝運動と
出会い、食器類に転換したことでここまで生
き延びてきたとも言えます。また13連房あっ
た登り窯を4室まで絞り込んだり(減築)、薪窯
からガス窯に転換したりと時代に合わて変化
してきたことで今に至ります。その時々の経
営判断に拠るもので、原材料の枯渇という危
機にあってどう対応していくか?というのは
雄介さんの肩にかかっているのでしょうね。
我々に出来ることは何でしょうか。。。?
雄介さん、奥様の真里さん、今回も貴重なお
時間を頂戴しありがとうございました!
さて今回も、テマヒマ的な定番のモノ、人気
のモノは押さえつつ、初登場のモノもあって
良い仕入れが出来ました。是非お手に取って
ご覧下さい。皆様のお越しをお待ちしております。
それでは明日9/12(木)11時オープンで皆様の
お越しをお待ちしております。明日から9/16
迄ランチはSpecial Curry Weekですが、ご予
約はお一組のみで残り14席とお席にかなり余
裕がございます。ご予約無しでもお席ご案内
出来るかと思います。
これまで期間限定でご提供したことのある、
酒粕と白味噌ベースの通称「白カレー」が約1
年ぶりに5日間限定で復活!豆味噌を使ったレ
ギュラーの「赤カレー」、「あいがけカレ
ー」の3種からルーをお選び頂けます。全て動
物性食材不使用とは思えない満足度です。お
味噌の幅広さ、奥深さをお楽しみ頂けると思
います。
いつも通り、トッピングは、炙りチーズ、納
豆、キムチ、甘酒、味玉(ヨーグルト味噌漬け
の卵)の5種類の発酵食品の組み合わせから、
お味噌汁のお味噌は米味噌、麦味噌、豆味噌
の3種類からお選び頂けます。
木曜限定メニューの為なかなかタイミングが
合わずお召し上がれない方、カレー好きの
方、お味噌や発酵食品好きな方、皆様この機
会に是非ご賞味下さい。
それでは明日も、好いモノ、好いコト、好い
トキをテマヒマで。
今日も一日お疲れ様でした!好い夜をお過ご
し下さい。
おはようございます。
高槻市にある民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
北陸旅3日目9/6(金)最初にお邪魔した光徳寺
さん。500年以上の歴史を浄土真宗のお寺で、
棟方志功が戦争中疎開し、住職の高坂貫昭氏
と親交があったことから、棟方の作品を多数
所蔵していて、また日本だけでなく、世界の
民藝品が並ぶ様はまるで民藝館のよう。
現代では、申し訳ないですが、お寺って檀家
さんでもない限り、法事とかでないと行かな
い、そんな場所になってしまっていますが、
この日も中学生が社会学習で来てたりして、
民藝(の品)が、人が集う、交わる、きっか
けとなっていていいなぁと思いました。
光徳寺さんに行った際、ご案内下さった、現
住職高坂道人さんの奥様真理さん、そしてそ
の後、訪問した大福寺住職(となみ民藝協会
会長・日本民芸協会常任理事)の太田浩史さ
ん、お2人から実はある同じ逸話をおうかがい
しました。
ジョン・レノンが亡くなった後ですが、オノ
・ヨーコさん、光徳寺さんにお越しになった
ことがあったそうです。ご実家のお墓が富山
にあるとかで、お付きの方が毎回お墓参りの
後色々行先をアレンジされていて、光徳寺さ
んへ。飛行機の時間があるのでと当初急いで
見て回る予定だったのが、世界の民藝品が並
ぶ姿ののあまりの素晴らしさに、飛行機の時
間を遅らせたほど。オノ・ヨーコさんがその
時こんな質問をしたそうです。
「ここには対立する国や宗教のモノが並んで
いますが喧嘩しないのはなぜですか?」
何故だと思いますか?という当時の住職の質
問返しに対して、オノ・ヨーコさんは
「住職がお一人でどれも愛情を持って選ばれたものだからですか?」
と答え、それに対して住職は
「(ここに並ぶ民藝品は)自己主張しないもの同士だからだといます」。
テマヒマでも、巧藝舎さんを通して、海外の
民藝の品を扱わせて、頂いていますが、国内
外の手仕事のものが並んでいても違和感無く
、調和するのをみて、よく手仕事のもの同士
は相性が良い、手仕事の温もりが共鳴し合う
ということをよく言っていますが、その奥に
は、自己主張しないもの同士というのは、と
いうことがあったのだなぁと、とても腑に落
ちました。
テマヒマでは、多くの作り手の皆さんの器や
暮らしの道具を扱わせて頂いていますが、お
客様から「色々な地方のモノがあるのに不思
議とまとまり感がありますね」と言われて、
僕自身の目線で選んだものなので、バリエー
ションはあるが統一感がある、個人店のセレ
クトショップの醍醐味だな、ぐらいに思って
いましたが、「我」ではなく、モノ自体が持
つ力のおかげなのだなぁ、と反省しました。
大福寺の太田住職は、自己主張が強くなると
、個性が弱まる、と仰っていました。他と違
う、ではなく、普遍性が生まれた時に、かえ
って個性が強くなるのだとも。
「自己主張≠個性」
確かに、ここにあるモノ達は自己主張は無い
が、とても個性あるモノばかりですものね。
このことは、我執に囚われない、我執から離れる上で導きになるような気がします。
そして、民藝のモノや心が、世界平和にもつ
ながるのでは?と思えました。
大福寺さんについてもまた別に書きたいと思
います。
長らく夏休みを頂いていましたテマヒマです
が、明日から営業再開です。
それでは明日から好いモノ、好いコト、好い
トキをテマヒマで。今日も好い一日を!
<価格見直しのお知らせ>
いつもテマヒマにお越し頂きありがとうござ
います。現在開店以来初の長い夏休みを頂い
ております。ご来店を楽しみにして頂いた方
にはご迷惑をおかけして申し訳ございません
さてこのブログやSNSにてかねてからお伝えし
てましたように、お休み明けの9/12(木)のタ
イミングで価格の見直しをさせて頂きます。
物価の高騰については皆さん日々お感じの通
りかと思いますが、テマヒマの食材や光熱費
なども例外ではなく、直近では賃金の見直し
もあり、お店を長く続けていく為にも、平均
すると50円程度の値上げをお願いしたいと思
います。
ドリンクや、お子様向けメニューについては
今回は据え置かせて頂きます。
詳細は店内メニュー表でご確認下さい。
(例)
お味噌汁を選べるおばんざいセット
1700円(税込) → 1760円(税込)
味噌ベジキーマカレーセット
1430円(税込) → 1500円(税込)
米粉の味噌シフォンケーキ・パウンドケーキ
660円(税込) → 700円(税込)
豆乳葛プリン
440円(税込) → 500円(税込)
それに伴いまして、12日~のSpecial Curry Weekにつきましては
赤カレー 1500円
白カレー 1600円
あいがけカレー 1700円
と変更となります。
お客様にはご負担となり、大変心苦しいご案
内とはなりますが、何卒ご理解頂きますよう
お願い申し上げます。
これからも安心してお食事を召し上がって頂
けるよう、ご家庭に取り入れたくなるヒント
をお伝えしていけるよう、心地よくお過ごし
頂けるよう、努力して参ります。今後とも変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。
2024.09.09
テマヒマ
こんにちは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
ブログタイトルで重複を解禁してから、見直
というタイトルで何度、ブログを書いてきた
でしょうか。それほどに物価高騰は続いてい
るということであり、それに対して慎重に小
幅に見直してきた、ということかと思います
素材の質を落として価格を維持するという考
え方、量を減らして価格を維持する(ステルス
値上げ)という考え方はテマヒマは取らないの
で、どうしても価格転嫁せざるを得ない。お
客様にご納得、ご理解頂かなければなりませ
ん。
テマヒマも参加しているアプリまちうま高槻
のテマヒマページを見ると、価格の満足度が
明らかに他項目より低いようです。単純価格
ではランチとしては高いと思いますが、価格
以上の満足を感じて頂けるよう努めます。
ついでに?同アプリやGoogleマップのお客様
のコメントをご紹介すると
魚肉が無いのになんで高いのか?というかと
がいらっしゃれば、お野菜もオーガニックや
無農薬・減農薬にこだわると高くなってしま
うことをご理解下さる方もいらっしゃいます
。分かる方には伝わってるように思いますが
、分からない方をバッサリ切り捨てるのでは
なく、しっかり伝える努力を続けていきたい
と思います。あと価格について食材費合計の
ように思ってらっしゃる方もたまにいらっし
ゃる気がします。上記コメント中、お席につ
いてですが、時間制限を設けていませんので
、店内の混み具合、お客様のお待ちの様子に
よってはお席をお譲り頂くようお願いしてい
て、多くの皆様にはご理解ご納得頂いていま
す。逆に次のお客様がいらっしゃらなければ
何時間もゆっくりお寛ぎ頂ける場合もあって
こればかりは分かりません。ご協力の程宜し
くお願いします。お願いばかりで申し訳ござ
いません。
先程、先日選ばせて頂いた瀬戸本業窯の器が
届き、瀬戸本業窯メイン特集或いはミニ個展
の準備をしたり、店内の展示替えをしたり、
Special Curry Weekの仕込みをしたり、急速
に木曜日の営業再開に向けて準備をするとこ
ろです。皆様のお越しをお待ちしております
!
ランチのご予約、テマヒマオリジナルブレン
ド珈琲豆やあん小屋どらサンとのコラボ味噌
どら焼きのご予約も現在受付中です。合わせ
て宜しくお願いします。
木曜日から好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。それでは今日も好い一日を!
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
夏休み明け9/12から営業再開!
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
うちの奥さん(テマヒマ店主)がお味噌が好
きすぎて、みそソムリエの資格を取り、のち
にお味噌を広めることをミッションの一つに
したテマヒマ開店に繋がっていったという話
はこれまでも色々なところでお伝えしていま
すが、お店をオープンするなどと考えもしな
かった頃から、いつの頃からそうなったかは
分かりませんが、旅に出ると地元のお味噌屋
さんを回るというのが常でした。窯元さんを
回ったり、民藝館や民藝店を回ったりするこ
とと合わせ、民藝と発酵の旅。この夏休みの
東海旅・北陸旅もやはり民藝と発酵の旅。合
計8日の旅の間に5軒のお味噌屋さんに行きま
した。
このブログでは時系列でまとめてご紹介した
いと思います。
■末永園さん(静岡)8/30
富士山を後にして台風による交通の混乱の中
静岡にやっと辿り着いてまずお訪ねしたのが
末永園さん。
お店に入って、麹やお味噌以外に、お茶も置
いてらっしゃって珍しいなと思っておうかが
いしたら、元々はお茶の製造販売、お味噌は
ご近所の農家さんが持ってこられたお米を受
託加工して麹やお味噌にして販売するという
二刀流だったとのこと。
大正9年創業ですが、現在は、お味噌や麹が中
心で、お茶は思いを同じくする農家さんのも
のを扱ってらっしゃるとのこと。素材や昔な
がらの製法にこだわってモノ作りをされてい
ます。
■まるや八丁味噌さん(愛知・岡崎) 9/1
テマヒマでは開店以来ずっとお世話になって
います。お味噌汁の選べるお味噌では常に
八丁味噌があり、またランチやスイーツで八
丁味噌を使ったソースがしばしば活躍しています。今回の訪問でも、蔵の中の見学をさせて頂きましたが、八丁味噌とは?とか八丁味
噌の製法とかは今日のこのブログでは割愛し
ます。岡崎を中心とした三河の独特の味噌文
化の為、他地域にどう展開していくかについ
ても考えてらっしゃってちょうどご担当の加
藤さんが海外出張前で、どう現地の方に受け
入れてもらえるか?という話になりました。
関西のお店で6年間八丁味噌をご提供してきた
経験、八丁味噌を使ったレシピの蓄積もある
ので、お話させて頂きました。何か参考にな
ればよいのですが。木曽の小池糀店さんのお
話会を以前開催させて頂き大変ご好評頂きま
したので八丁味噌についても出来ないか?ご
相談させて頂きました。実現出来るといいなぁ。
■高木糀商店(石川・金沢)9/4
金沢に着いて、旅の最初の目的地「鈴木大拙
館」の後、金沢市街地から北部に少し離れた
大野へ。
北前船の交易によって栄えた大野港・大野町は味噌・醤油の生産が盛んで醤油の五大産地
の一つとも。醤油蔵が沢山あってそれが町の
景色となっていて、実際町に降り立つと醤油
の好い香りがします。
ただ、おそらく全部が全部ではないと思うの
ですが、たまたま入ったところで販売してい
るお味噌や醤油を見てみると結構添加物が入
っていてちょっとがっかりする一方で大量生
産・広域流通させる為のことなんだろうなと
想像しました。それだけにその後、市の中心部、しかも観光地のど真ん中にある高木糀商
店さんの昔ながらの素材や製法には安心感
がありました。うちは零細だから、とご主人
は謙遜されていましたが。建物や佇まいも素敵でした。
■山元醸造株式会社(富山・高岡)9/5
山元醸造さんは蔵の見学を普段受け付けてま
せんが、HPからお問合せして無理言ってご案
内頂きました。海外26か国に輸出もされてい
て、普段我々が拝見する味噌・醤油蔵とは全
く違って規模や設備に圧倒されていました。
何年か前にご主人が亡くなって跡を継いだ山
本社長自らお忙しい中面談の時間を取って下
さいました。麹が多く、塩分多め、水分多め
という富山の味噌の特徴は、魚介との相性か
ら生まれたのでは?という話は興味深かった
です。昨日の大野のこともあり、大きな蔵
(社長曰く中途半端な規模)ならではの、経
営的な難しさ、大変さを感じました。お味噌
についての消費者もこだわり派と、格安派と
に二極化していると思うのでその中でどう会
社やブランドを位置づけていくかという経営
判断は重要に思います。初対面にも関わらず
、ずけずけとそんな話をしてしまいましたが
それを聞いて下さってた社長の度量の広さに
も感謝です。創業から250年、きっと時代に合
わせて変化し続けてきた柔軟さしなやかさが
あり、これからもそうなのだと思います。
■石黒種麹店(富山・南砺) 9/5
北陸で唯一、全国でも10軒しかない、麹の培
養のもととなる種菌、種麹を作る種麹屋さん
。麹菌の発酵熱を利用した麹室の中で、種麹
を混ぜた米を麹蓋に入れ、それを一枚一枚、
木棚に並べて発酵させる、こうじ蓋製法とい
う方法で作らています(麹は昔グラムではな
く一枚二枚という風に売らていたそうです)
お味噌もその麹を使って昔ながらの製法で作
らています。八年半前に一度お邪魔したこと
があって、その時はご主人のお話が面白くて
長くなってしまい、予定していた光徳寺の滞
在時間が短くなってしまった経緯があったの
で覚悟して行ったのですが、今夏ご主人はい
らっしゃらなくてお味噌を購入させて頂きま
した。
全部で5軒。既にお付き合いのあるまるや八丁
味噌さんを除く4軒でお味噌を購入させて頂き
ました。これから自宅で試してみて、テマヒ
マのランチでご提供するものが出てくるか、
出てこないかは分かりませんが、楽しみです
テマヒマは9/11まで長期に夏休みを頂いてい
ます。旅から戻りましたので、お知らせして
おります、コラボ味噌どら焼き、テマヒマオリジナルブレンドの販売やランチのご予約、
薬膳講座のお申込みも承っております。公式
LINE,メール、インスタDMなどをご利用下さい。
今日も一日お疲れさまでした。好い夜をお過ごし下さい。
こんにちは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
昨日、北陸旅から帰宅して、告知関係のブログを立て続けにアップしました。ブログ更新
が続くかと思いますがお付き合い頂ければと
思います。いや、根気が無くなって、続かな
いかもしれませんが。。。。明日から12日の
営業再開に向けた準備も始めますし。
9/6に、宿泊していたふくみつ華山温泉をあとにして、近くにある光徳寺さんに8年半ぶりに。棟方志功ともゆかりのある浄土真宗のお
寺で、国内外の民藝品の蒐集が素晴らしい、
まるで民藝館のようなお寺。光徳寺さんでの
ことはまた改めて書きたいと思います。
8年半ぶりに訪れたのですが、到着するなり住
職の奥様から「もしかして太田さんですか?
」と聞かれ間髪入れず「民藝夏期学校、残念
ながら抽選漏れしたそうで」と。大福寺さん
の太田住職(となみ民藝協会会長、日本民藝協
会常任理事)にアポイントのお電話をした際に
落選した話はお伝えしましたが、そこから光
徳寺さんにまで伝わってるとは。。。テマヒ
マのインスタの中でポロっと夏期学校落選を
確か書いた気がしますが、色々回って宿泊で
杜人舎さんに着いたらそこでも抽選漏れした
ことが、漏れ聞こえていて。恐るべし、とな
み民藝協会の口コミネットワーク!?(苦笑)。
民藝協会の中で知名度の低いテマヒマですが
一時的に、局地的に、認知度が上がっていました笑。
太田住職も光徳寺さんの高坂住職も「厳正な
抽選の結果・・・」と(いえいえ疑ってない
ですよー笑)、申し訳なさそうに仰ってました
が、30名の定員に対してどうも80名の応募が
あって実は狭き門!完全に参加出来るものと
思って、申込時点で今回の北陸旅を計画して
いました。まさか落ちるとは・・・。でもそ
れをきっかけに行くことが出来たので良かっ
たです。
昨年亡くなられたミュージシャンKANさんの
トリビュートライブが、KANさんと親交のあ
った錚々たるアーティストが参加のもと、そ
の命日の11月12日に開催されます。ちなみに
母の命日と同じ日。こちらはすごい倍率だろ
うしきっと当たらないだろうと思って申し込
んだらまさかの当選!ホント分からないもの
です。。。
そして、山下達郎さんの今年のコンサートツアー。先行販売、本販売合わせて現在12連敗
中。。。現在10月のキャンセル待ちの結果待ち中のステータスですが、それが外れたら残
るチャンスは11月の神戸国際会館の1日のみ。
どうなることでしょうか?なんとか参戦したいものです。
当たると思ったら当たらず、外れると思った
ら当たる。なかなかままならないものです。
タイトル画像は、昨日今日と民藝夏期学校が
行われている、杜人舎の会場。開催前日、富
山民藝協会、となみ民藝協会の皆さんがご準
備されている様子を拝見して、少しだけ雰囲
気を感じてきました。杜人舎さんについても
また改めてブログで書きたいと思います。
というわけで?達郎さんのライブ、なんとか
当選しますように!
当たると思ったら当たらないので、当たらな
いだろうぐらいの気持ちで。
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
~9・11は夏休み!
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
夏休み明け9/12~9/16は、物販の方のメイン
特集或いはミニ個展は「瀬戸本業窯」。先週
の東海旅の中で仕入させて頂いたものを中心
にご紹介します。ランチの方はSpecial Curry
Weekとと題して、以前期間限定でご提供して
好評だった酒粕・白味噌の通称「白カレー」
が復活!豆味噌を使ったレギュラーの「赤カ
レー」「あいがけ」の3種からルーをおお選び
頂けます。いつも通りお味噌汁は3種類のお味
噌から、発酵トッピングは5種類からお選び頂
けます。
その後は周年記念としては、定着してきたで
しょうか?恒例の蔵出し市を開催させて頂き
ます。
<6周年直前!蔵出し市6DAYS>
9/18(水)〜9/23(月•振休)
テマヒマは10月1日にお蔭様で開店6周年を迎
えます。
これもテマヒマにお越し頂きます皆様、常日
頃お心を寄せて頂いてる皆様のおかげです。
ありがとうございます!
日頃の感謝の気持ちも込めまして、9/18(水)
から6日間、「蔵出し市」を開催します。
店内のカフェスペースも全てショップスペー
スとして、普段店頭に出し切れていないモノ
も含め、ご覧頂きます。
6周年ということで、6にちなんだ特典をご用意致します。
・商品6点以上又は6666円(税込)以上ご購入で6%OFF
・66666円以上ご購入で10%OFF
・166666円以上ご購入で16%OFF
・古書6冊以上ご購入で160円OFF
・お得な福袋1万円×6点(元上代×60%以下)
■時間
11:00~17:00
※期間中は、物販とドリンクスタンドのみ営業で、ランチ・スイーツのご提供はございません。
関連して、期間中に、地元高槻のドーナツ専
門店「あん小屋どらサン」さんとのコラボ
「味噌どら焼き」の予約販売、同じく高槻に
て自転車でドーナツの移動販売されてる「ち
ゃりんこ喫茶10」さんとのコラボ「味噌ドー
ナツ」の販売、そして普段店内でしか飲めな
い島珈琲さんによるテマヒマオリジナルブレ
ンドの珈琲豆の販売を行います。
<あん小屋どらサン・コラボ味噌どら焼販売 限定66個>
9月18日~9月21日
地元高槻で人気のどら焼き専門店・あん小屋
どらサンとコラボの味噌どら焼き。ゴールデ
ンウィークに地元コラボ第5弾として期間限定
•数量限定で販売し、大変ご好評頂きました。
お届け出来なかった方も多く、6周年直前!蔵
出し市6DAYS開催のこのタイミングで再び期
間限定・数量限定で販売させて頂くこととな
りました。今回は6周年ということで「66個限
定」です。
白味噌とアーモンドを使ったどら焼きは、お
味噌の風味を感じられつつも洋のイメージも
あって、懐かしさと洗練の同居する新感覚の
どら焼き。あん小屋どらサンさんが何度も何
度も試作を重ね完成させて下さいました。き
っとお味噌の可能性、どら焼きの可能性を感
じて頂けるものと思います。今回も数に限り
はございますが、是非ご賞味下さい。
■価格
「どらサン 白みそアーモンド」
¥300(税込)
9/18~9/21の間にご来店頂ける方、ご購入か
ら3日以内にお召し上がり頂ける方に限らせて
頂きます。(先着順)
■ご予約
店頭・公式LINE・メール・インスタDM(フォロワー限定)・電話で
①お名前
②ご希望個数
③ご来店予定日
④ご連絡先お電話番号
をお知らせ下さい。
※賞味期限の関係から、ご来店予定日や個数
の変更、キャンセルは不可とさせて頂きます
■イートイン
お買い物でお越しの方に限り、店内で、コー
ヒーなどと共にお召し上がり頂けます。
<島珈琲さんのテマヒマオリジナルブレンド珈琲豆販売 限定6+6個限定>
9/18~9/23
オリジナルテマヒマブレンドは、地元の焙煎
アーティスト島珈琲さんに、テマヒマの味噌
スイーツに合うよう作って頂いたもので普段
テマヒマ店内でしか飲めないものです。
実際に飲まれた方から珈琲豆の販売について
お問合せを頂くことが多いので、6周年記念直
前!蔵出し市6DAYSのタイミングで、テマヒマにて期間限定・数量限定で珈琲豆を販売致
します。6周年ということで、200g入りを、
豆のまま状態6袋、粉の状態6袋の合計12袋、
島珈琲さんにご用意頂きます。事前予約も受
け付け致します。
■価格・限定数
テマヒマブレンド ¥1400(税込)
A豆の状態 200g (6袋限定)
B 挽いた状態 200g (6袋限定)
■ご予約
店頭・公式LINE・メール・インスタDM(フォロワー限定)・電話で
①お名前
②ご希望個数、種類(A or B)
③ご来店予定日(変更可)
④ご連絡先お電話番号
をお知らせ下さい。
<ちゃりんこ喫茶10コラボ味噌ドーナツ 限定6×6個販売>
9/20 1日限定
9/18(水)〜9/23(月•振休)の6周年直前!蔵出
し市期間中の9/20(金)にテマヒマのお店前
(雨天の場合は店内)に、自転車のドーナツ
屋さん「ちゃりんこ喫茶10」さんが出動されます。
地元コラボ第2弾として、昨年10月の5周年記
念蔵出し市に出店して頂いて以来ですが、約1
年ぶりにコラボ味噌ドーナツを販売します。6
周年ということで6×6=36個限定です。
ちゃりんこ喫茶10さんは米油で揚げたサクッ
ふわっなドーナツが人気ですが、味噌ドーナ
ツは、味噌スイーツ独特の甘じょっぱさがあ
って、大変好評でした。前回よりもバージョンアップすべく現在試作を重ねてるとのこと
。是非ご賞味下さい。皆様のお越しをお待ち
しております。
改めて、「ちゃりんこ喫茶10」さんは、ドー
ナツ・焼き菓子の移動販売のお店です。近い
将来奥様とドーナツとコーヒーのお店を始め
る予定だそう。高槻市内をゲリラ的に自転車
でかけまわってらっしゃるので、高槻の方な
らご存知の方も多いのではないでしょうか?
当日は、コラボ味噌ドーナツ以外の定番ドー
ナツの販売もございます。開店時間ぐらいか
ら販売開始して、売り切れ次第終了となります。
テイクアウトのみの販売ですが、お買い物に
お越しのお客様で味噌ドーナツご購入の方に
限り、イートインも可能です。
尚、9/10よりちゃりんこ喫茶10さんのインスタDMにて事前予約も受け付けて下さいます。
6周年ということで、6に因んだ(ちなんだ)イ
ベントや特典を沢山ご用意しました。是非ご
一緒に6周年を盛り上げて頂ければと思います
皆様のご来店•ご予約お待ちしております!
それでは今日も好い一日を!
テマヒマ食の基礎講座
~季節の薬膳④「秋の養生編」~
季節ごとの養生について学ぶ「季節の薬膳シ
リーズ」の第4回目は、「秋の養生」がテーマ
です。10月7日(月)に開催いたします。
「季節」の影響は、年齢・性別・体質・生活
スタイルなどに関わらず、日本に住む私たち
みんなが共通して受けて過ごしているもの。
「季節の薬膳」は、どなたでも、日々の養生
のベースとして、取り入れていただきやすい
内容です。
レッスンは講義形式で、セルフチェックシー
トでご自分のお身体の状態もチェックしてい
ただきながら、秋の養生についてじっくりと
学んでいきます。
レッスンの最後には、ことことの庭&テマヒ
マでつくるこの日限定の薬膳ランチで、学ん
だことを食べながら美味しく復習♪
秋のカラダとココロを養うお味噌汁とおかず5
品ほどと、土鍋で炊いた発芽玄米ごはんをお
召し上がりいただきます。
今後のスケジュールは、
⑤「冬の養生」12月上旬
の開催を予定しています。
ご興味のある回だけをご参加いただいても大
丈夫なように、1回ごとに内容は完結します。
薬膳の基本もお伝えしながらのレッスンにな
りますので、薬膳がはじめてという方でも、
安心してご参加ください!
■「秋の養生編」レッスン内容
・秋ってどんな季節?
・秋にケアが必要な「肺」とその働き
・秋のセルフチェック
・秋に起きやすいカラダとココロの変化・不調
・秋の養生ポイント
・おすすめの食材やお茶
・秋の薬膳メニューを考えてみよう
・秋の薬膳ランチメニュー紹介(レシピあり)
・秋の薬膳ランチご試食
■開催日時
2024年10月7日(月) 11:00〜14:00頃
※当日は通常のランチの営業はございません
■開催場所
テマヒマ
〒569-1123大阪府高槻市芥川町3-10-13
Tel/Fax 072-655-3259
Mail temahimaselect@gmail.com
■定員
11名様(最少催行人数:4名様)
■参加費
6800円(税込) 当日現金払い
薬膳テキスト、レシピ、ランチ、ドリンク付き
■お申し込み方法
電話・メール・公式LINEにて先着順。
その際、下記4点をお知らせください。
①お名前
②お電話番号(携帯電話をお持ちの方は、出来れば携帯電話番号)
③薬膳を学んだ経験の有無
④その他連絡事項(アレルギーの有無、妊娠中の場合など)
■持ち物
筆記用具
■キャンセルポリシー
準備の関係上、7日前(9月30日)以降のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費同額を頂戴いたします。
■講師ご紹介
「ことことの庭」田村明子
調理師として様々なお店で経験を積むととも
に、自らの体調不良をきっかけに食を見つめ
直すなか、薬膳と出逢う。
「薬膳って美味しいんだ!どんなジャンルの
お料理にも応用できる食の知恵なんだ!」と
いう驚きや楽しさ、実際に食べるもので自分
自身のカラダやココロが少しずつ確実に変化
していくことを感じ、薬膳の本格的な学びを
スタート。
国際薬膳師・薬膳カウンセラーの資格を取得
し、「身体と対話しながら楽しく美味しく」
をコンセプトに、身近な食材で楽しむ薬膳料
理教室を主宰。
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
現在長期に夏休みを頂いています。先程、北
陸の旅から帰着しました。木曜日の営業再開
に向けての準備を進めるとともに、ブログも頑張って更新したいと思います。旅のことも
書きたいことが満載なのですが、お知らせご
とも多くて。まずは一カ月後開催の薬膳講座
から。毎回定員に達するのが早い講座ですが
初参加の方も、リピーターの方も是非ご参加
ご検討下さい。お申込みお待ちしております
それでは木曜日より、好いモノ、好いコト、
好いトキをテマヒマで。
今日も一日お疲れ様でした!おやすみなさい