若々
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤー、代表の太田 準です。
2018年10月1日にオープンしましたテマヒマは今日で7周年を迎えました。
なんとかここまでやってこれましたのは、ひとえにこれまでお店にお越し頂きました皆様、作り手をはじめ関係して下さる皆様、一緒にテマヒマを作ってくれているスタッフの皆さんのおかげです。ありがとうございます!
わざわざ行きたくなる場所、何度でも行きたくなる場所、目的とは違う何かをお持ち帰り頂ける場所、目的がなくても思わず行きたくなる場所、何かと何かが繋がる場所となれるよう、日々を重ねていきたいと思います。
これからも長く続けていけるよう皆様のお越しを心よりお待ちしております。
8年目のテマヒマも宜しくお願いします!
今年も周年記念恒例の、夫婦人文字と、カウントダウンをやりました。カウントダウンは一昨年のゴレンジャー以来のコスプレでウルトラ「セブン」。ウルトラセブンについて調べることなく、ウルトラセブンのイラストを描いてもらったり、ポーズをとってもらったり、無茶ぶりをしています。InstagramやFacebookをご覧頂きお楽しみ下さい。
3月に、東京の国分寺にあるクルミドコーヒーさんに行きました。メニューの冒頭に店主の影山知明さんのこんな一文があり、ハッとしました。
いいお店とは?
ぼくの考える「いいお店」とは
一つに、生命力のあるお店です。
それをつくり、そこに立つ一人一人が
自分の時間をちゃんと生きているお店です。
できたばかりのお店は
自然とそうであることが多いですね。
でも、年数が経って
お店の形のようなものが定まってくると
人がそれに合わせようとしちゃうことで
生命力が失われていくことがままあります。
(後略)
影山さんの著書「ゆっくり、いそげ」やその続編については、テマヒマでもお取り扱いさせて頂き、このテマヒマブログでも何度となくご紹介させて頂きました。お店を植物に喩えてらっしゃることが多い影山さんなので、生命力という時も植物をイメージしてらっしゃることと思います。テマヒマ的に言えばやはり「菌」に喩えがちですが、スタッフ個々の多様性と、自由に働ける環境作り(スタッフの自発性とそれに対する寛容さ)がお店として生き生きとしていくということかと思います。現行体制になって1年になってから必ずしもそうとは言えない状況に正直悩みもありますが。。。
生命力=若さでは必ずしもありませんが、お店としての若々しさについて考えます。
ファッションにおいてブランドが顧客とともに年を取っていくということはよくあることです。テマヒマに関して言えば、我々夫婦も含めスタッフは確実に年を取っていきますが、飲食も物販も含め、7年経ってお客様の年齢がそのまま7歳上がったということはなかったように思います。
経験や実績を重ねていくうちにある種のパターンが生まれ、良く言えば成熟していくのですが、悪く言えば惰性とか陳腐化する危険性があり、常に新鮮な気持ち、若々しさを保つことが大事だなぁと思っています。そういう意味で、7年目に月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」(哲学カフェ)や恩送りのOmoiyari Ticket/Omoiyari Noteを始めることが出来たのは、偶然やご縁もありましたが良かったです。8年目はどんな新しい展開があるでしょうか?
昨日今日と、来週から高島屋大阪店で始まる催事「つなぐ、つながる、民藝」の準備、梱包、発送をしました。全部で8パッキン!それに加えて作り手お2人は百貨店に直送して頂くので、そのボリューム感は想像して頂けますでしょうか?来週水曜日10時、高島屋7F POP UP STAIONにて皆様のお越しをお待ちしております!
その前に明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。8パッキン送り出したはずなのに、なぜか!?それを感じさせないほどの店内の充実ぶりです。
カフェのご予約は頂いてますが、ランチのご予約はありませんので、ご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。
それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も一日お疲れ様でいた。好い夜をお過ごし下さい。
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