灯火

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食に関する古書のセレクトショップ、お味噌や発酵食品中心のカフェ テマヒマ プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


高島屋さんで三年に一回開催される「民藝展」。昨日から、日本橋高島屋での東京会期が始まりました。テマヒマが参加する難波高島屋での大阪会期は9/16。3週間後スタートです。会期3日目には、発酵デザイナー・小倉ヒラクさんと「民藝と発酵~生きるためのモノサシ」というテーマでトークイベントをしますが、昨日はそのヒラクさんによる第五回目の「発酵マーケット」@阪神百貨店に行ってきました。夫婦一緒に家を出たのですが、うちの奥さんはイベントに直行、僕はその前に、山下達郎シアターライブPERFORMANCE1984-2012を観に行ってきました。再アンコール上映ですので僕は2012年,2019年に続いて3回目になります。3回目なのに新しい発見や感想がありました。


山下達郎・竹内まりや夫妻のアルバム(CD)では全て買って持っていると思うのですが、先日発売された、まりやさんのDVD「souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~」はパスしました。CDは繰り返し聴きますが、DVDって意外と繰り返し見ないんですよね。昨年大阪城ホールに観に行ったコンサートはとても良かったんですけど、きっとDVDは1回観たらそれで終わりってなってしまうと気がして。達郎さんのライブDVDが出たらどうするだろう?


3回目のシアターライブ、最高でした。なんだったらちょっとうるうると涙していました。これは3回目にして初めての感じ。50を越えて涙腺が緩くなったんでしょうか?(笑)。映画館だと、自宅でテレビやPC画面で見るのと違った大画面・大音量の迫力があって、実際のライブに近い没入感があります。ライブでは全体を見る感じですが、シアターライブは達郎さんはじめミュージシャンのアップの映像が普段見れない部分も見えますし、歌詞がより伝わってくるというのも新しい発見でした。


ジャニー喜多川氏による性加害問題が発覚し報道が過熱される中、ご自身のラジオ「サンデーソングブック」の中で、考えを述べるということがありました。改めて内容を確認しようと思ったら、全文をネットに掲載するという奇特な人がいらっしゃいました。「性加害が本当にあったとすれば、それはもちろん許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば、第三者委員会等での、事実関係の調査というのは必須であると考えます。」とした上で、自身とジャニー喜多川氏、ジャニーズ事務所、ジャニーズのタレントとの関係を語ります。その中で、達郎さんは「ご縁とご恩」ということを言っていて、ジャニー喜多川氏を擁護していると、その後ネットで叩かれます(達郎ファンの僕も少し言い回しで気になるところはありました)。終盤の方に「・・・忖度あるいは長いものに巻かれていると、そのように解釈されるのであれば、それでも構いません。えー、きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう。」という発言があって、それがさらにSNS民に火をつけることとなります。達郎の音楽はもう聴かないとか、達郎のCDはもう棄てるだとか。きっと達郎さんの音楽を聴いてきた人ではない気がします。


今回のシアターライブでMCはカットされているのですが、♪希望という名の光 の中でブリッジで想いが語られます。この曲は、東日本大震災を経て、映画の主題歌として書かれた時とは違った意味がそこに付与され愛されるようになったとした上で、自分の楽曲は誰にでも愛されるものではないけれども、自分の曲を聴いてくれる、ライブに足を運んでくれる、目の前の皆さんのために、小さな火を灯すように、歌を贈り続けたい(ちょっと意訳)と。


運命に負けないで

たった一度だけの人生を

何度でも起き上がって

立ち向かえる

力を送ろう

どうぞ忘れないで

移ろう時代(とき)の中から

あなたを照らし続ける

希望という名の光を

あなたを照らす光を

希望という名の光を


先程ご紹介した達郎さんのラジオの炎上した終盤の発言も、誰にでも理解されようとすることよりも、目の前にいる人を大切にしようという想いに他なりません。実際ライブでも、シアターライブからも、今ここに来ているお客様を大切に届けたいという想いが溢れています。


お店をやっていて、もっと皆さんに知って欲しい、届けたいという想いがあり、なかなかちゃんと届かないという気持ちもあります。でも、今日お越し下さるお客様、その時間を大切にい続ける、日々を重ねていくことこそが尊いのだ、ということを改めて思い起こさせて頂きました。達郎さんからいつも、音楽で感動して、それ以外の何かを持って帰らせて頂いてます。テマヒマでもお越しになった目的とは違った何かを得てお帰り頂けますように。


8/10に萩原健太郎さんの「にっぽんの美しい民藝」第二版にテマヒマをご紹介頂き、来月16日からは高島屋の民藝展出店。

8/20に「片っ端から喫茶店」(テレビ大阪)再放送があって、9/2から「住めばMIYAKO」(J:COM)の放送が始まります。

もう何年か抽選に落ち続けてきた達郎さんのライブに、民藝展が終わった直後、蔵出し市開催中の9/24に参戦してきます。そして10/14に37年ぶりの達郎さんのライブアルバム「JOY2」が発売されます。

なんかBIG WAVEが来てる気がするんですよねぇ。この勢いでもう一つ期待していることがあるのですが、もうすぐ一か月経つのでそちらは難しそうです。


テマヒマは本日から営業再開です。この後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチも現時点ではご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。


それでは好いモノ、好いこと、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を。

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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する古書のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 ヴィーガン対応、ロースイーツもあります。 食に関するワークショップも随時開催中! 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、お買い物、ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01 哲学カフェ、コンサルはじめました。