生延
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
ジャパンイマジネーションがセシルマクビー
などの店舗事業から撤退するというニュース
は前職でファッション業界に関わっていた人
間としてはかなりインパクトがあって、一つ
の時代が終わったという感じがありました。
このブログでも何度か書いたことがあるよう
に新規事業のような形でwebのセレクトショッ
プを立ち上げたことがあり、実はその時のお
取引先だったブランドのいくつかがコロナ禍
で経営破綻しました。規模はそれほど大きく
なく、トレンドにも左右されにくい、個性的
なブランド、根強いファンがいるブランドで
したが。それほどにコロナ禍の影響は大きい
ということでしょうか。
フェイスブックにある方が投稿されてまし
た。コロナで経営が悪化したり倒産や廃業す
る店はそれ以前から何らか問題があってコロ
ナは最後の引き金に過ぎないと。飲食店のこ
とを指して放たれた言葉ですが、一理ある気
もしますがなかなか手厳しい。。。
ファッションで言えば、営業自粛でそもそも
売上が無くなってしまった、外出自粛でファ
ッションにお金をかけなくなってしまったと
いうことでしょうが、後者については営業再
開後も続いているのだと思います。飲食につ
いてもほぼ同じ構図だと言えます。
テマヒマブログ繋手の回で登場したOさんを
はじめ、沢山のアパレル経営者がそのwebショ
ップへの参加を即断即決して頂いたおかげで
スタートすることが出来たのですが、その恩
をお返ししきれないままそのwebショップは
数年という短い期間で無くなり、その後、僕
は仕事も業界も変わりました。
誰かが亡くなった時によく言われる、その方
の分も長く生きることが遺された者のつとめ
だ、ということ。コロナ禍などもあって倒れ
たそのブランド、会社の分も、この危機を乗
り越え生き延びることが恩返しのような気も
します。
最近、配り手同士、飲食店同士で、なんとか
お互い生き延びましょうね、という会話や挨
拶を本当によくしてる気がします。
昨日は定休日を生かして、滋賀の河井一喜•
達之さんご兄弟の工房に仕入れにお邪魔して
きました。人気や定番のものはおさえつつ、
新しい柄、形、技法のものも選ばせて頂きま
した。準備が出来次第、店頭でSNSでご紹介し
ていきたいと思います。ご期待ください!
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。ランチのご予約状況ですが、
11時半にお1組で、残り8名となっています。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
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