利他
こんばんは。
暮らし、味わう、
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
料理研究家の土井善晴さんと政治学者の中島
気になる、惹かれる言葉が多くて、何度も読
み返したくなる本なのですが、今日はその中
からテーマを絞って少し抜粋して、所謂メモ書きですがご紹介したいと思います。
▪️料理をするということについて
食事をするということは本来作って食べること。
食べることが重要だと思われるようになって
きたが、食べるまでのプロセス、人間と人間
の関係性の中に豊かな時間がある。
料理をする人は、食べる人の健康を思って料
理をする。料理するという行為に、人を想い
やるということが既にある。
毎日食材という自然と向き合い、じかに触れ
ながら、家庭を思って料理する。そういった
日々の暮らしをまじめに営み、結果として美
しいもの(暮らし)がおのずから生まれてくる。
▪️和食、日本料理について
足し算の西洋料理に対して引き算の日本料理
日本の歴史や気候風土の中で出来た食文化
無名の人のつみあげ、つながりで出来たもの
料理人よりも前に、料理方法よりも前に、
まずは素材がある。
素材を生かす料理。素材との対話。
和食には「混ぜる」はなく 基本「和える」。
和食はいつも変化する道中のこの一瞬の美味しさを食べる。
「きれい」は日本人の美意識・倫理観。
和食はきれいなものを食べる
和食の調理は生きる作法
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