虫食

おはようございます。

暮らし、味わう。

民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。

昨年からお取り扱いの始まった仁城逸景さん
の木の器。木の器に漆を塗って仕上げた器で
すが、漆器と呼ばないのは、漆器に比べて塗
重ねる回数も少なく木目など木の特性を活
して作ったものであること。漆器について
も汁椀を中心に日常使いをご提案しています
が、より普段からガシガシ使って頂きたい器
です。
所謂漆器は、轆轤をひいて成形する木地師さん、漆を塗る塗り師さん(艸工房玉山保男さん
は塗り師にあたります)と分業していますが、
逸景さんの場合お父様同様一貫生産というの
も大きな違いの1つです。そのためお一人で
作れる量には限界があり、また材料面でも木
を乾燥するのに時間がかかるわけで急に作る
量が増えるということもありません。年始に
注文させて頂き納品が年末ぐらいのスケジュ
ール感でしょうか。

3月末に某百貨店さんの催事出店予定があり
、そこで逸景さんの木の器もご紹介したいと
思っていてご相談したところ、サイズや形が
バラバラで全て各一点みたいなものでよけれ
ばということでしたので、工房にあるもの全
て、お送り頂きお預かりさせて頂くことにな
りました。
先行してテマヒマ店内でご紹介するのに、昨
日荷物が届きました。何が届くのか分からな
かったので開梱しながらワクワクしながら。
普段の自分のセレクトと違うものが並ぶとい
うのもまた面白いもの。お盆は是非と思って
いたのですが気になるところがあって、同梱
されてたお手紙にもそのことが触れられていました。

それは「虫食い」。生地から塗りまで一貫で
作ってらっしゃるので、木地が出来た時点で
この虫食いについては認識していた上で、例
えば液体が漏れてしまう、どうしても使えな
いみたいなことがなければ、そのまま漆を塗
って仕上げています、とのことを逸景さんか
ら確認しました。
B品としてその時点ではねてしまうことも可能
でしょうけど、素材を生かす、それも個性と
して捉える、ということを感じます。あばた
もえくぼ?いやちょっと違うかな。
玉山さんの漆器にしても、仁城さんの木の器
にしても、もちろん陶器との作られ方の違い
はあるものの、あまりに美しくて手仕事とい
うのを忘れてしまいそうになる時があります
。また陶器でも鳥取の中井窯の坂本さんは、
柳宗理さんとのお仕事を通じて、手仕事であ
りながら手跡をいかに残さないか、というこ
とを意識してるということを仰っていました

ふと、以前、共感というタイトルのブログで
も書いたトークイベントでの、坂の途中•小野
代表の有機野菜を例にした「共感3.0」という
言葉を思い出しました。
例えば「手仕事なので」「木工品は」といっ
た言葉を使って説明してしまうと簡単だけど
そうではなく、使い手もそれを個性として許
容する、マイナスではなく一点ものとして寧
ろプラスぐらいに思うような寛容さがあって
の話なので、配り手としてはどう伝えるか、
橋渡しするか、は大事だなぁと思いました。
そう思って頂ける方のもとへ旅立っていけま
ように!

昨日届いた仁城逸景さんの木の器。メインデ
ィスプレイにして早速今日からご覧頂きます
。各品番ほぼ各一点という状態で、数もそれ
ほど多くはありませんが、バリエーションは
あるので、のせるお料理をイメージしながら
ちょうどいい大きさ、ちょうどいい形のもの
をお選びください。

昨日はワークショップご参加の皆様含め、寒
い中お越し頂きました皆様ありがとうござい
ました!
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。ランチのご予約は0(ゼロ)組と
なっていますのでお席に余裕が、余裕しかご
さいません。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
尚、本日は1時間早い17時閉店とさせて頂きます。宜しくお願いします。

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テマヒマ

「暮らし、味わう。」 テマヒマは 民藝と発酵をモノサシに 食を通して暮らしの豊かさを提案する 古民家セレクトショップ&カフェです。 みそソムリエの店主がテマヒマかけて作る 発酵食品を中心としたカフェ、 テマヒマかけて作られた暮らしの器・道具、 食に関する書籍を販売しています。 古民家をリノベした隠れ家的空間で、 ランチ、スイーツ、お買い物を お楽しみ下さい Since 2018.10.01