麦当
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
今日は水曜日で定休日!
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
「マクドナルドのある国同士は戦争を行わな
い」という所謂マクドナルド理論。
同じ釜の飯ではないですが、てっきり食で共
有されるもの、共通なものがある、国同士で
は戦争は起こらない、という文化的な意味か
とばかり思っていましたが、トーマス・フリ
ードマンが提唱したこの黄金のM型アーチ理論
は、「ある国の経済が、マクドナルドのチェ
ーン展開を支えられるくらい大勢の中流階級
が現れるレベルまで発展すると、その国の国
民はもはや戦争をしたがらない。むしろ、ハ
ンバーガーを求めて列に並ぶ方を選ぶ」という経済的な意味でした。
ロシアのウクライナ侵攻により、各国が経済
制裁を行い、またマクドナルドをはじめ外資
企業がロシアから撤退を決断、報復措置とし
てロシアがそれらを資産接収・国有化する、
とウクライナにおける悲惨な戦況と同時に、
短期間の間に目まぐるしく色々な事態が激動
しています。そんな中、マクドナルドが初め
て1990年にソ連時代のモスクワに初出店し行
列が出来た時の映像がテレビで映し出されて
いました。
ロシアとウクライナにもマクドナルドはあっ
て、マクドナルド理論は崩れたかたちですが
、これまで起きた戦争で既に反証されている
ので、、今回それがさらに明らかになったと
言うことでしょうか。もっともそんな、論理
的に考え、行動するのではない、理論的に説
明出来ない中で、戦争は起こるような気もし
ますが。
ちなみに、マクドナルド理論と呼ばれるもの
にはもう一つあります。ジョン・ベルさんと
いう人が提唱したそうで、ランチどこ行く?
マクド行こうか?と提案するとそれは嫌だと
マクドナルド以外のアイディアを一生懸命考
えるようになる、つまり、最低・最悪の提案
をすることによって、よいアイディアを考え
ようとクリエイティブになる、本気でディス
カッションするようになる、というもの。
同じマクドナルド理論でも、マクドナルドの位置づけが両者は真逆ほど違いますね。今の
ウクライナの最低最悪な状況は、ロシアと
NATO、アメリカなどの全面戦争、つまり第三
次世界大戦となること、核が使われることで
しょうか?想像したくもないですが。なんと
かこの侵略を止める、戦争を終える、なにか
よいアイディアはないでしょうか?
コロナ禍で認識しましたが、テマヒマが目指
すようなこと、伝えたいことも、日常があっ
ての、平和な日々があってはじめて出来るこ
とと思います。一日も早い戦争終結を祈ります。
マクドナルドを漢字で(中国では)、麦当劳と
書くようですので、マクド=麦当としました
。ロシアを中国が支持し協力したりすること
でさらに広がることも最低最悪なシナリオです。
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