競合
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
以前、及第というタイトルで、食べログ訴訟
のことを書きました。飲食店側が勝訴したこ
とについて、弱者が強者に勝った的な画期的
な判決だと多くの人が喝采した中、どちらか
と言えばプラットフォーム側からの視点でコ
メントを書いていました。
7/21の日本経済新聞の記事、「食べログ」訴
訟、陰で笑うのは 内弁慶で済まない当局、
という記事はまた別の視点で興味深かったです。
飲食店vsプラットフォーマットという図式だ
けでなく、プラットフォーマー同士の戦いと
いう見方もあると。食べログのアルゴリズム
変更は、点数の変化が裁判の証拠になるほど
お粗末で、アメリカの巨大テック企業なら、
バレないように変更したはずだ(独禁法の専門
家)。「食べログより最近グーグルマップをよ
く見る」という声をSNSなどで気がかりな声
もあったと書いています。
食べログとグーグルマップは確かに競合して
いて、そもそもスマホでグーグル検索する人
にとっては、そもそも MEOエリア(グーグルマ
ップ)が一番上に表示される訳ですから、全て
のページとグーグルマップのページが競合し
ているとさえ思えます。実際閲覧が多いこと
、MEO対策として、テマヒマではグーグルマ
ップのページ(グーグルマイビジネス)も更新し
ています。
テマヒマブログでも書いたこともありますが、若年層はググらずに(Googleで検索せず)
タグる(インスタでタグ検索する)傾向があって
食べログではなく、インスタでお店を見つけ
る傾向があるように思います。そういう意味
で、食べログの競合は、ぐるなび、ホットペ
ッパー、rettyだけではなくインスタも競合し
ていると言えます。
最近漠然と感じているのは、インスタの効果
が落ち(魅力が落ちてきてる?)、グーグルマッ
プの影響力が上がってるのでは?ということ
。インスタとグーグルともまた競合している
ということですね。
マーケティングの教科書みたいなものにも載
ってるような古典的な例で言えば、時計や
カメラの競合は同業他社だけなく、スマホが
まさに競合。限られた時間、限られた財布の
中身を取り合ってると考えれば競合は無限に
広がっていきます。テマヒマにとっての競合
はどこでしょうか?何でしょうか?
テマヒマではここのところ、お客様の少ない
日々が続き、その原因が分からないままな為
、理由や言い訳を探しがち、具体的な競合で
はありませんが、それを他に求めがちです。
本当の敵は、そんな自分の心、考え方なのだ
ろうと思います。
この記事は、この判例によって、公取はプラットフォームに対抗する武器を得た。それを
国内企業だけでなく、グローバル企業にも振
るうのか?振るえるのか?という投げかけを
暗にして締めてきます。
公取といえば、最近、珍しく公取を舞台にし
たドラマ「競走の番人」を見てます。まぁ、
あくまでドラマで実際とは随分違うのでしょうけど。
昨日はほぼランチタイムに集中していましたがお越し頂きました皆様ありがとうございま
した!
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。ランチのご予約状況ですが、
11時半が2組、12時が2組で残り4席となって
います。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
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