改革
おはようございます。
「働き方改革」ということが言われますが、
労働時間を短くする話ばかりで
本当にそれでいいのか?と思ったりします。
労働時間を減らすことを従業員の心身の
健康のためではなくコスト(人件費)削減と
考えるなどは論外ですが、
労働時間を短くすることで何を実現したいか?
小泉構造改革の旗振り役だった竹中平蔵氏は
ある建築家の名言「神は細部に宿る」を文字って
「改革は細部に宿る」などと言っていましたが
細部どころか根幹がどうなんだろう?と。
働き方ということでいえばやはりタイトル画像
西村佳哲さん著書をご紹介・推薦したいです。
何度も読み返してた「自分の仕事をつくる」の
まえがきから抜粋を。
生きている時間の大半をなんらかのかたちで
仕事に費しその累積が社会を形成している。
私たちは数えきれない他人の「仕事」に
囲まれて日々生きている。(略)
丁寧に時間と心がかけられた仕事がある。
このような仕事に触れる時、
私たちは嬉しそうな表情をする。(略)
仕事に働き方の内実が含まれるのなら、
「働き方」が変わることから世界が変わる
可能性があるのではないか。
まだまだ引用したいところはあるのですが
これぐらいにして。食をテーマに古書を選書
しているテマヒマですが、これは食と直接は
関係ないですが置く予定です。
どれだけ働くかではなくどのように働くか。
そしてそれはお上に言われることではなく
自分がどうありたいか、どうあるべきか。
西村さんの言う「こんなもんでいい」と
思いながら作られたものではなく
テマヒマかけて作られたもの。
そういったものに囲まれた暮らし、
そういったものを口にする暮らし。
テマヒマがOPENしたらきっと
サラリーマン時代より労働時間は
長くなるのだろうと思います。
働いてない時もテマヒマのことを
考えるのだろうと思います。
河井寛次郎の言う
「暮らしが仕事、仕事が暮らし」
とは違いますが、
暮らしと仕事が隣り合った状態。
あまり好きでない言葉、
ワークライフバランスで言えば
ワークとライフを分けない状態。
というわけで、
今日は大阪のスタンダードブックストアに
新著「一緒に冒険する」を出されたばかりの
西村佳哲さんのお話を聞きに行ってきます。
お話を聞くのは二度目ですが楽しみです!
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