三名
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、発酵食品
中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
このたび、テマヒマで、宮崎の三名窯、松形
恭知さんの器をお取り扱いさせて頂くご縁を
頂き、本日より、
「三名窯、松形恭知 テマヒマデビュー特集或いはミニ個展」
を開催致します。
初めて松形さんを知ったのはネットでだった
かと記憶していますが、実際にモノを見て、
そして原則、実際作り手ご本人とお会いして
お話した上でお取引を開始したい、という僕
自身のポリシーがあり、昨年阪急梅田本店で
の個展にお邪魔して松形さんにご相談させて
頂きやっと実現したという経緯がありました。
僕自身サラリーマンを辞めお店を始めたのが45歳と遅かった為、松形さんが55歳で教員を辞め、独学で陶芸の道に進んだいという経歴は勝手にシンパシーを感じかつ勇気付けられ
てもいました。ちなみに、M 1ファイナリスト
の真空ジェシカは松形さんの最後の教え子だ
そうです。お話しした松形さんは腰の低い、
穏やかで優しい口調。やりとりさせて頂いて
ても、とても丁寧で紳士的な方です。
国内外、新旧の民藝の器をリスペクトとして
作られる器は釉薬も技法もとても幅広く、作
りたいアイディアが尽きることがないそう。
とても研究熱心でらっしゃいます。作品から
は、年齢を感じさせない瑞々しさと、それと
は相反するようですがモノ作りやその考え方
の軸のブレなさや骨太さがあるように思いま
す。
今回、テマヒマとして選ばせて頂くのににあたって、やはりテマヒマらしいセレクトということは勿論ありつつ(実は同時期に松形さん
の展示会をしている工藝店が3つあるのです
がそれぞれ選んでるものが違うと仰ってまし
た)、いかにバリエーション豊かに皆様にご覧
頂けるかということも意識しました。結果、
最近のお仕事だけでなく、以前のお仕事まで
とても面白く幅広い品揃えになったのでは?
と思います。
テマヒマデビュー特集は、ミニ個展と呼んでも差し支え無いボリュームとなりました。
昨晩なんとか店内のレイアウト変更終わりま
した。店内入ってすぐのメインテーブルにて
ご覧頂けます。是非この機会に実際にお手に
取ってご覧頂きたいと思います。ご期待下さ
い!皆様のお越しをお待ちしております。
先日Instagramでリール動画にて入荷商品を
ざっも撮ってアップしたところ、既に何件か
お問合せ頂いていますが、遠方の方、ご都合
がつかない方にはお取り置きや通販のご対応
を致します。
「三名窯」
先達に学び、現代の暮らしの中から生まれ、
暮らしの伴侶として使っていただけるような
器を作ることをめざしております。
松形恭知 陶歴
1997年 第71回国展入選
1998年 第2回益子陶芸展審査員特別賞
1999年 第15回日本陶芸展入選
2000年 日本民藝館展入選
以後、国展、益子陶芸展、日本陶芸展、日本民藝館展などに入選、入賞を続ける。
2006年 国画会工芸部準会員推挙
現在地に築窯
2016年より国画会工芸部会員
テマヒマは今日も11時オープンで皆様のお越
しをお待ちしております。ランチのご予約は
2組で残り12席となっています。尚、本日は
木曜日で手前味噌作りワークショップ開催日
です。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
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