記憶
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、発酵食品
中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
3.11
昨日は東日本大震災から12年目の日でした。
まだその頃はサラリーマンで、地震があった
時間、何かのミーティングで7階立てビルの
2階の会議室にいました。震源地からかなり
離れた大阪市でもかなり揺れました。東北の
震源地の揺れがどれほどのものだったのか?
想像するとおそろしいですね。地震だけでな
く津波があり、原発事故で被害は深刻になり
ました。そのミーティングにはある同期も参
加していて地震直後映し出した会議資料が写
ってたプロジェクターからTwitterに切り替え
て状況把握というか情報収集していたのが妙
に記憶に残っています。映像的に記憶が残る
ことってありますよね。
阪神淡路大震災の時はまだ学生で、地震があ
った早朝まだベッドで寝ていて、地震で揺れ
ている間、ベッドの柵にしっかりつかまって
いました。母はその時間既に起きていたので
食器棚から食器が飛び出し割れていくのを目
の当たりにしたそうです。同じ所にいても、
同じような体験をしていても、自分自身が何
を見たかによって、その記憶はかなり違って
くるでしょうね。東日本大震災で被災された
方、親しい人を失った方、の辛さや悲しみは
想像も出来ないほどです。
自分自身にとって地震の記憶で1番鮮明なのは
やはり5年前の大阪北部地震です。高槻はほぼ
直下だったこともあり人生の中で1番大きな揺
れだったかと思いますが、その時は自宅にい
て夫婦で大黒柱にしがみついていました。揺
れの大きさは大変でしたが、揺れた向きが幸
いして、揺れの割には被害はそれほど大きく
は無かったように思います。同じような地域
でも、被害や自分自身の見たものは違ってい
て、記憶も違ってくると思います。
12年経ち、記憶を風化させてはいけない、と
いったことがさかんに言われます。記憶はそ
れぞれに違っていて、覚えておくべき記憶も
ありますが、忘れてしまいたい記憶もあるかと思います。それでも思い出す、振り返る、
そんな節目になる日があることは大事なこと
のように思います。普段身近にない「祈り」
を呼び戻す日としても。
なんだか、内容も考えもまとまらまいまま、
書いてしまいました。。。。
昨日はランチタイム後半かはピタッとお客様
が途絶えて、申し訳無いことにそれまで沢山
の皆様を満席のためお断りしてしまってたの
で、なんだか難しいですね。。。お越し頂き
ました皆様ありがとうございました!
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。ランチのご予約はお2組のみで
週末にも日変わらず残り12席とお席にかなり
余裕がございます。テイクアウトのご予約も
ありがとうございます。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
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