畑肉
おはようございます。
暮らし、味わう。
食を通して豊かなライフスタイルを提案する
古民家カフェ&セレクトショップ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
テマヒマでメニューを書いたり、お客様にメ
ニューやお味噌のご説明をする役割を味噌ソ
ムリエのテマヒマ店主(うちの奥さん)に代
わり僕がしていますが、食に関する語彙とい
うか言葉の引き出しの多い人ってすごいなぁ
と思います。食レポする芸人さん。関西で言
えばタージンさん?
先日、取材に来て頂いたやのぱんさんも上手
いなぁと思いました。
豆腐の味噌漬けだか、納豆ドレッシングだか
を召し上がった時のコメントで「お肉のフォ
ンドヴォーを思わせる」という表現をしてい
てすごいなぁと思いましたが、その時、店主
が「大豆は畑の肉ですから」と。オフショッ
トでの発言ですので放送に乗ることはありま
せんが。
たんぱく質は人間に必要な栄養素ですが、そ
日本人は近代になって肉を食べるようになる
までは主に米、大豆、麦のみで食卓を構成し
てました。小倉ヒラクさん流に言うと「発酵
食品のブリコラージュ」ということなのです
が、その著者「発酵文化人類学」からその分
かりやすい例を引用すると。
納豆かけご飯と豆腐の味噌汁を食べるとして
ご飯 米
納豆 大豆
醤油 大豆+麦
豆腐 大豆
味噌 大豆+米 or 麦
となります。
少ない原材料多様な食材になるのは発酵のお
かげですが元々の日本人の体質からしたら肉
よりも畑の肉(大豆)の方が栄養の吸収がしやす
いのかもしれません。
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