鶴亀
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
先週9/15のことですが、大阪日本民芸館で開
催されます秋季特別展「筒描ー染色の美ー」
を観に行ってきました。陶芸でも、筒状にな
ったものに、釉薬や泥漿など入れ文様を描く
筒描き、別名イッチンという技法があります
がこちらは染色の話。筒に入れた糊で模様を
描くことによって防染となり、藍染めするこ
とで白く抜かれる染色技法です。下絵はある
もののその上から糊を絞り出すように描くの
でフリーハンドというか生き生きとして模様
となります。ある時は滲み、ある時は掠れ、
描いてる様が浮かんでくるようでもあります
。鶴や亀、松竹梅などおめだたい文様が夜具
や産湯布に描かれていて、そこには願いや祈
りが込められているのでしょうか?
第二室の三代澤本寿(型染)と武内晴二郎と
が並んで展示されているのも、お互いに共鳴し合ってる感じがあって素晴らしかったです
この展示会は12月17日迄開催されていますの
展示を見終わった後、民芸館の売店にて長田
染工場さん(島根県出雲市)の筒描の作品が
販売されていました。その中に鶴を描いたブ
ックカバーがあってそれが素敵で、店内のイ
ンテリアとして使いたい!をと思いました。
鶴と言えば亀!注連飾りも鶴と亀とを吊って
いるので、亀も欲しいなと。売店には無かっ
たのですが、大阪日本民芸館のスタッフの方
に長田染工場さんにお問合せお取り寄せ頂き
翌週、まさかの2週連続となりましたが、また
大阪日本民芸館に行きました。
勿論、展示も再度拝見させて頂きましたが、
鶴と亀は早速店内に飾りました。吉祥、ハッ
メインディスプレイは、先週から引き続き「新米の季節!ご飯茶碗」特集で、14人の作
り手のご飯茶碗が並んでいますが、
中ノ畑窯(大阪高槻)
丹窓窯(兵庫)
俊彦窯(兵庫)
前野直史(京都)
露古壽窯(京都)
河井一喜(滋賀)
土楽窯(三重)
瀬戸本業窯(愛知)
木村恭子(富山)
牛ノ戸焼(鳥取)
袖師窯(島根)
黒木昌伸窯(大分)
柳瀬俊一郎(長崎)
濱田窯(栃木県)
先日ご案内しましたように、明日より5日限定
で遮光器土偶の編みぐるみの委託販売もござ
います。
それでは明日も、好いモノ、好いコト、好い
トキをテマヒマで。
今日も一日お疲れ様でした!好い夜をお過ご
し下さい。
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