型破

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


最近書いた「埴輪」「群衆」というタイトルのブログは、直近の選挙を受けて書いたものでした。SNSの影響力の大きさが明らかになってきています。X(旧ツイッター)だったり、YouTubeやTikTokがその中心だとは思いますし、テキスト、画像よりは動画、しかも短い動画が主戦場(?)なのだと思います。


テマヒマのSNSは基本Instagramが中心で、Facebookに連携して投稿している程度。Xはブログのリンクを貼ってる程度、動画系SNSは皆無です。とは言えInstagramも動画に傾斜してきてるなぁと感じます。そして最近Instagramは面白くなくなってきてるなと感じます。最近Instagramについて雑談していて「収益化」というおよそその方から出そうにない言葉が飛び出してそれほどにまでにエンターテイメントというよりビジネスの場になってしまってるんだろうなと思います。

ご存知の通り住宅地の分かりにくい立地にテマヒマはあるので、これほどに多くのお客様がわざわざお越し下さるのはSNSを含めたネットのお蔭です。一方、先程選挙におけるSNSの影響力が強まってると書いたもののテマヒマに関して言えばSNSの影響力は落ちてきてる実感があります。おそらく表示アルゴリズムの変更だったり、投稿者が増えいたり、が理由ですが、動画をやってないこともあるんだろうと思います。


面白くないなぁと思ってる一つに、よく(おススメされ)表示される動画がなんだかパターンが決まってるということもあります。いいね!されやすいとか閲覧されやすいとか、(収益化に結び付きやすいとか?)というパターンがきっとあって、(それをコンサルしたりする人や学ぶ人がきっと多くて)みんながみんなそれを採用して、クオリティは高いけど、没個性というか。そういうパターンを見ると天邪鬼なので型にはまりたくないというか、抗いたくなってしまいます。実際、そのパターンは動画の「編集」が肝なのでそこにかける時間は無いのですが。。。


「型があるから型破りが出来る」「型が無ければ単なる形無し」

という言葉を言ったのが誰だったかは忘れましたが、この言葉をたまに思い出します。

子供の頃ピアノを習ってて(習わされてて)教則本の練習が嫌ですぐ耳コピした曲を弾こうとしたり、バンドでコピーするよりも、オリジナル曲を書いていたり。そういうところがあります。基礎がないまま応用したがる?型破りではなく形無し?


年始に今年の抱負漢字一文字として僕は「破」を選びました。序「破」急の「破」という意味では新たな展開/転換が出来ないか?ということ、守「破」離の「破」という意味ではこれまでに囚われすぎないということを意図していました。ここでは型=自分のパターンということですが、残り1ヵ月の現時点では実現出来たとは言い難い。そもそもそのように行動出来ていませんでした。。。。少し1年を振り返り気味なそんな12月です。


昨日今日は火曜日水曜日で定休日でした。明日からの艸工房・玉山保男展に向けて展示替えで店内に籠っていました。タイトル画像はそのメインテーブルの様子。展示についても基礎という意味での「型」はありませんが、自分のパターンという意味での「型」はあるのでしょうか?お正月とクリスマスが同時にきたようなカオス感はありますが笑、いい感じに展示出来たとは思います。2日まるまるかかってしまったのは店内大がかりに入れ替えたこともですが、土曜日の芥川商店街の土曜市の準備を並行してやったからでしょうか?


明日12/5も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約はお二組のみで残り12席とお席にかなり余裕がございます。ご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。

それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れ様でした!好い夜をお過ごし下さい。

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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する書籍のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 食を通して暮らしの豊かさを提案しています。 「暮らし、味わう」 高槻市にお越しの際は、 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、 器や暮らしの道具のお買い物、 ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01