心情
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中止のカフェ、テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
1週間ぶりの更新となってしまいましたが、引き続き「言葉のちから」(若松英輔/日本経済新聞連載コラム)ネタから「ハッ」とした言葉を。情けとは何かというタイトルの回なのですが、
「こころ」という言葉には、「心」という字と「情」という字があって心情という言葉はあるもののの両者には違いがあると。曰く、
「心」はその人の内面を表し、「情」はその人自身のありようを意味する
「心」は文章の内容に表れ、「情」は文体に表れる
「心」は発言において表れ、「情」はその人の醸し出す雰囲気や間に表れる
「心」は拡がろうとし、「情」は深まろうとする。
関係ないですが、中学生の頃、清水義則さんのパスティーシュ(文体模写)小説にはまった時期がありました。文体自体に個性があって、だからそれを模倣することで笑いになるのですが、言われれば文体にその人自身が現れる、というのはドキっとさせられます。何気に書いているこのブログも、内容よりも文体に僕自身が出てるとしたら、それが伝わっているとしたら。。。同様に、口調、話し方にもその人自身が出ているのでしょうね。
最近ご紹介した
「頭」から出た言葉は「頭」に届く
「心」から出た言葉は「心」に届く
「肚」から出た言葉は「肚」に届く
で言えば、
「情」から出た言葉は「情」に届くでしょうし、同じく最近よく引用しているようにそれは言葉ではなく「コトバ」なのかもしれません。
先日、手前味噌作りにご参加頂いた方からわざわざメッセージを頂き、その中に
「ほっこりご夫妻の癒しの声での教室に癒されました」
という嬉しい感想がありました。有難いことです。
これも言葉というよりコトバ、内容というより雰囲気、心というよりは情でしょうか。
テマヒマは昨日今日と火曜日水曜日で定休日でしたが、昨日は三島子ども文化ステーション・どうぞのおいすさんにて毎年恒例となっています未就学児のお母さん向けに味噌ソムリエの店主がお味噌や発酵食品のお話をさせて頂きました。ご参加頂きました皆様ありがとうございました。毎回自由に遊び回るお子様でカオスな状態になりますが、そんなお子様達の姿に癒されます。
明日1/30も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約は四組で残り7席となっています。ご予約無しでもおそらくお席ご案内出来るかと思います。
それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日もお疲れさまでした!おやすみなさい。
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