個性
こんばんは。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
火曜日水曜日は定休日!
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
先日11/3に月イチ朝カフェ「哲学対話の時間」(哲学カフェ)を開催しました。早いもので8回目となりました。ご参加者は6名で初回以来のコンパクトな人数。女性4名、男性2名。初参加が3名でした。人数が多い方が色々な視点が出るかもしれませんし、人数が少ない方が一人当たりの発言量が増えて深まるかもしれませんし、どれぐらいの人数が適正なのでしょうね?
社会人ってどういう人?
自分らしくとはどういうこと?
趣味ってどういうもの?
働くとはどういうこと?
口コミを書きこむとはどういうことか?
皆さんから出た「問い」はどれも魅力的。1人2票、自分の案以外に投票して頂いて決めるというルールなのですが、票が分かれ、「自分らしく」とはどういうこと?が選ばれました。
会でどんな対話が繰り広げられたか、その一端はSNSの方にアップしましたのでご覧頂くとして、いつもと趣向を変えて、自分なりの「自分らしさ」論を書いてみたいと思います。
この会の冒頭でも発言したのですが、「自分らしさ」って言葉を発する時、それは意外と「自分」目線ではなく、他人から見られる自分というものを意識している、「他者」目線の側面が強いのでは?と思います。自分探しをしたりするのも、今のありのままの自分=自分らしさだと考えていないことにほかならず、この点みうらじゅんさんが提唱する「自分無くし」だったり、比較三原則(親と比較しない、他人と比較しない、過去の自分と比較しない)というのは示唆に富みます。年を取ってくると特に過去の自分と比較しない、というのは身に沁みますが、自分(らしさ)というのも固定のものではなく変化していくものと認識する必要がありますね。
マーケティング的な観点、ブランディング的な観点で言えば、世の中全体の流れの中で考えたり、他との比較の中で「自分らしさ」を創り出すと考えるのだろうと思いますが、これも会の中で発言しましたが、自分らしさ≒個性というのは生まれてくる、滲み出てくるものではないか?と思います。個性≠自己主張ということも言いましたが、その個性も過去から現在の自分の経験、積み重ねの中で吸収し、咀嚼されて現れてきたものでは?と思います。
いかがでしょうか?
参加されてない方も自分の頭の中でぐるぐる考えてみる、というのも面白いかもしれません。
次回、年内最後の哲学カフェは12/7(日)開催予定です。毎回1回完結ですので是非ご参加ご検討下さい。もちろん初参加の方大歓迎です!
テマヒマは、カフェのご予約も頂いていたので、ランチタイムスタートからカフェタイム終了直前までお客様が途切れることは無かったのですが、お客様も少なくのんびりゆったりとした店内でした。明日もご予約はお一組のみですのでお席にかなり余裕がございます。ご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。
それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も一日お疲れさまでした。好い夜をお過ごし下さい。
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