滓嫌
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
セクハラ、パワハラ、マタハラ・・・・〇〇ハラという言葉はいっぱいあって、ハラスメントハラスメント、略してハラハラなんて言葉まであります。その中で、カスタマーハラスメントの略のカスハラという言葉は、もちろん意味は分かりますが、略し方のせいか、語感のせいか、なんだかしっくりこないなぁと思っています。
3週間ほど前のことですが、ある女性のお客様が電話で当日に12時からランチのご予約下さって、少し後にちょっと遅れますって電話があって、そしてランチ営業の始まった11時半を過ぎた後で人数一人追加出来ますか?って電話があって、(その時点では)難しい旨お伝えしたら、じゃぁキャンセルで、ということになりました。承知しましたとお返事するとともに、一応一言ご注意申し上げました。
するとその晩、営業終了後に、そのお客様のご主人を名乗る方からお電話がありました。電話なので、怒鳴り込んできたという表現が当てはまるかは分かりませんが、怒鳴り込んできた感じ。そして一方的に「人数増えたのはしゃーないやないか」とか「こっちは客やぞ」とか「客の言うこと聞いときゃいいねん」とか挙句の果て「お前」とまで呼ばれました。
ご来店された方でもなければ、ましてやご来店されてない方のご家族なので、カスタマーではないので、カスタマーハラスメントには認定出来ないのかもしれませんが、それに類することで、カスみたいな発言だったので(汚い言葉でスミマセン)、カスハラと呼ぶことにします。
うちのお店に限らず、予約のキャンセルとか人数変更とかは勿論起こり得ることですが、それが営業開始後とかだとお店への影響は大きくて、それ以上に他の(本来ご案内出来るはずだった)お客様への影響が大きいです。ご自身の事情はあるにしろ、他者に対して思いが至らない方に対しては、どうしても知って頂きたいのでやはりお伝えしてしまいます。先にご紹介した男性の仰ってたように「はい、はい」って聞いておけばいいのでしょうけど。
7年1ヵ月やってきて、電話で怒鳴り込んでこられるようなことは初めてですし、本当に理解あるお客様に支えられて頂いていると改めて感謝しています。そしてこんな分かりにくい場所でも、小難しい理念やコンセプトを掲げていても、このお店は皆さんどんな方もに開かれている場所なのだと改めて感じました。逆説的ではありますが。
事件直後に書くと感情的になるかなと思って寝かしてましたが、やはり少し感情が走ってしまいましたでしょうか。
テマヒマは今日もこの後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約はお一組のみですのでご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。
それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も好い一日を!
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