働熊

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


清水寺で発表される、毎年恒例の漢字一字。今年は「熊」でした。確かに「熊」のニュースを見聞きしない日はないぐらいでしたが、今年の漢字一字に選ばれるほどだったのか?と驚きました。どちらかと言えば僅差で2位だった「米」や3位だった「高」の方が正直しっくりきます。熊の出没は、温暖化とか自然破壊とか中長期の理由は分かりますが今年特にというのはどういう理由だったのでしょうね?SNSでタイトル画像のものを見ましたが、AIを使ってうまいこと作る人もいますね。


そして、話は遡りますが、今年の新語・流行語に選ばれたのは「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」。話題になった言葉だと思いますが、新語なのか?流行語なのか?という疑問はありました。テマヒマブログでずっと新語・流行語大賞ノミネートの言葉をどれだけ自分が知ってたか自己採点をして公表していましたが、今年ですと、トップ10の中でも「エッホエッホ」は存知あげなかったですし、ノミネート30語にいたっては、20勝10敗。皆さんはどんな感じなのでしょうか?


「働いて働いて・・」については、多くの批判を呼んでいましたが、頑張りまっせ的な意味、気合を表した表現で、特に違和感はありませんでした。そりゃトップの人間はそうあるべきだろうとさえ思います。ただトップがそう働いた時に、トップだけでなく、巻き込まれる周囲(総理ともなるとそれがかなりの数になるでしょうから)にも影響するということは考えないといけないですね。問題はその後に続く「ワークライフバランスという言葉も捨てます」だったのだと思います。河井寛次郎が言った「仕事が暮らし、暮らしが仕事」が「ワークがライフ、ライフがワーク」とそのまま訳されるわけではありませんが、ワークとライフが完全に分かれてる人ばかりではないと思います。そしてワークライフバランスという言葉には、言外にワーク=働かされいるという意味がこめられ、ワーク⇔ライフが対立する言葉、時間、領域と捉えてのだろうと思います。僕の中ではライフの中にワークがあるイメージですが、それは自営業だからでしょうか?皆さんはどうでしょうか?「ワークライフバランスって何?」という哲学対話をしてみても面白そうですね。休むことも仕事、ではないですが、ワーク以外の充実がワークに影響することもあるでしょうね。


カフェのお客様が途切れたのでブログを書き始めましたが、今日もお越し頂きました皆様ありがとうございました。12月になってお客様が増えてきている印象です。


明日(12/15)は、薬膳講座開催の為、ランチのご提供はございませんのでご注意下さい。薬膳講座ご参加の方は11時、通常営業は14時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も1日お疲れ様でした。好い夜をお過ごし下さい。






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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する古書のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 ヴィーガン対応、ロースイーツもあります。 食に関するワークショップも随時開催中! 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、お買い物、ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01 哲学カフェはじめました。