具材

こんばんは。


民藝と発酵をモノサシに食を通して暮らしの豊かさを提案する古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


昨日は、沖縄那覇の台湾素食の名店・金壺食堂さんの名物ちまきをメインとした1日限定コラボランチ、本当に沢山の皆様にお越し頂きありがとうございました。予約時も含め満席や売切の為沢山の皆様にお断りしてしまい申し訳ございませんでした。


金壺食堂のちまき

具沢山の味噌汁

味噌クーブーイリチ―

白ネギ酢味噌和え

もずく酢

味噌サーターアンダーギー


というメニューでしたが、味噌汁は、首里の玉那覇味噌さんの米味噌、具は豆腐、蒟蒻、人参、レタス。普段のランチのお味噌汁はお味噌を味わって頂くため具は出来るだけシンプルにしていますが、今回は変わり味噌汁と言ってもよいかもしれません。先月の沖縄旅で出会った「食」がインスピレーションのもとになっています。一般的に沖縄料理と聞いてイメージするのは、戦後米軍統治を経て生まれたもので、それ以前の琉球料理、長寿県だった頃、「ぬちぐすい(命の薬)」という言葉がリアルだった頃をイメージしています。味噌汁はどこまでも自由で、どこまでも受け止めてくれる懐の深さがあります。


企業などでの理想的な組織のあり方として、クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店の影山知明さんは著書の中で「おでん」を喩えにされていますが、今朝ポットキャストを聴いていたら、坂の途中の小野邦彦さんは「カレー」を挙げていたと仰っていて、テマヒマならやはり、(そして皆さんご想像の通り?)「味噌汁」で喩えるところだなと思いました。別に対抗しなくてもよいですが笑。


これまで「発酵型マネージメント」という言い方で、組織運営をぬか床によく喩えていました。ぬか漬けを美味しくするため(成果物)のリーダーの役割は、目指す方向性を示し、ぬか床の中の微生物(メンバー)に委ね・任せ、いかに微生物が自由に活発に動けるか、その環境を作ることであると。発酵のメタファーで説明するようになったのはテマヒマ開店後ですが、サラリーマン時代・マネージャー時代の自分が心がけ、目指していたことでした。哲学カフェで、司会進行をしている時の僕も言わば、ぬか床をかき混ぜる手のようなものだと、後になって気が付きました。


一汁一菜を提唱されてる土井善晴さんも仰っていますが、お出汁をとらなくても具材からいい出汁が出て美味しいですし、ちょっとお味噌を多めに溶けば十分。味を出す具材、味を吸う具材、食感を出す具材、香りを出す具材、彩りを出す具材・・・・様々な役割があり、どんな具材でもだいたい美味しいですし、だいたいの組み合わせはお味噌がうまくまとめてくれます。なんだったら、おでんやカレーはそれ用に買い物をしないといけないですが、味噌汁は冷蔵庫にあるものでなんとなる、意外な組み合わせにより新たなものが生まれるかもしれません。ブリコラージュ的な喩えとしても秀逸ではないですか?別に対抗しなくてもよいですが笑。


おでんであれ、カレーであれ、味噌汁であれ、目指すべき組織のイメージは似ていて、メンバーの多用性、メンバーへの自主性に任せる・委ねる姿勢、メンバーへの信頼など共通するところがあるんだろうと思います。そして小さな組織だけでなく、大企業においても、この不確実性の時代、求められているのだろうと思います。それが今年テマヒマコンサルを始めた理由の一つでもあるのですが。

テマヒマは明日明後日火曜日水曜日で定休日です。明々後日11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。


それでは木曜日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も1日お疲れ様でした。おやすみなさい。

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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する古書のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 ヴィーガン対応、ロースイーツもあります。 食に関するワークショップも随時開催中! 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、お買い物、ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01 哲学カフェ、コンサルはじめました。