急逝

義兄・玉井敏行(店主の兄)が5月15日に急逝しました。

前日夕方自宅で倒れたと連絡を受け夫婦で急いで病院に向かいましたが、脳幹出血で積極的な治療も出来ない状態で、翌朝亡くなりました。急過ぎる死、早過ぎる死でした。享年57歳。

命は脆く、儚い。


16日のお通夜、17日の告別式には、本当に沢山の皆様にご参列に頂きました。記帳受付をさせて頂いてましたが、遠方の方も多く、全国駆け回っていたのを感じます。実際亡くなる前日は長野にいて、翌日から九州に行く予定だったそうです。枚方でやんちゃだった中学時代のお友達もいらっしゃって(そういえば2002年に義母が亡くなった時もお越し下さってました)、ビー・バップ・ハイスクールばりの気合の入った写真ももらったので記念に?載せておきます。


病室に集まった家族・親族もそうですが、亡くなることで、人と人が再会したり、繋いだりすることがありますね。そして皆さんから自分達の知らない玉井敏行を聞いたり、感じたりする機会でもありました。波乱万丈な人生だったと思いますが多くの人に愛された人生だったと思います。


義母さんが亡くなったことをきっかけに、うちの奥さんは食の大切さに気が付き、お味噌や発酵食品に目覚め、のちのテマヒマ開店への道となった訳ですが、義兄も、食や健康を意識するようになり、さらに「住まい」、呼吸する家・通気断熱WB工法の仕事へと導かれていきます。土づくりも広がっていて、兄妹の興味関心事は近接していました。


ここ数年は、義兄夫婦とは、年末に神戸三宮の野菜居酒屋いたぎ家さんで忘年会的に呑みに行ったり、お正月に加古川の自宅(もちろんWB工法!)にお邪魔したりしていました。色々な話をしましたが、必ずといっていいほど話は日本の住宅の問題や、建築業界の話になりました。なかなかままならないもどかしさを抱えつつも、熱く語る様子からは、今一番仕事がのっているの時期なんだろうと感じていました。サラリーマン時代よりテマヒマ起業後の方が僕自身は義兄とよく話すようになった気がしますが、アドバイス的なこともお話していて(それが今年テマヒマコンサルを始めようと思った遠因でもあります)、今となってはもっと具体的なお手伝いが出来たのでは?と後悔もあります。


我々夫婦はともに癌などで父母を見送っていますが、お見舞いや看病など共に過ごす中で、徐々に心の準備というか、それを受け入れるための時間があったように思います。今回はあまりに突然のことで、急過ぎて、早過ぎて、なかなか気持ちが追い付かないです。義兄本人がおそらく無念だったと思いますが、無念と感じる暇さえ無かったと思います。


死への恐怖ということについてこのブログでも何度か触れてきました。これだけ多くの親族を見送ってきていながら、息を引き取るその瞬間に立ち会ったのは今回が初めてでした。

波形が直線になるあの瞬間何が起こっているのか?何が最期を決めるのか?脳なのか?身体なのか?臓器?細胞?意思って何?意識って何?命って何?生きるとは?運命とは?死んだらどうなるのか?神はいるのか?・・・・

病院にいる時間、数々の「問い」が押し寄せていました。。。

どれも答えのない「問い」ですが。。。


通夜式、告別式では、義兄の好きだったサザンが流れていました。

普段そんなにサザンを聴かないので、桑田佳祐のサザンより、カラオケで玉井敏行のサザンの方がよく聴いてたぐらい。意外と高音域で唄います。

きっと聴くと義兄を思い出すと思うので、暫くはサザンを聴けそうにありません。


兄上、おつかれさまでした。ありがとうございました。

ゆっくりお休みください。見守りください。

テマヒマは15日、17日、18日と臨時休業、16日は短縮営業とさせて頂きました。


21日(木)より通常営業再開いたします。

11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。

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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する古書のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 ヴィーガン対応、ロースイーツもあります。 食に関するワークショップも随時開催中! 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、お買い物、ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01 哲学カフェ、コンサルはじめました。