純血
こんばんは。
民藝と発酵をモノサシに食を通して健やかな暮らしを提案する古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
宣言通り?「純粋性」ということについて、「メタファーとしての発酵」(Sandor Elix Katz)からいくつか抜粋して
「純粋さの特筆すべき性質は、それが達成不可能であることだ。」「純粋さが汚染のない状態を意味するのならば、それは純然たる幻想だ。」「それら(微生物)の存在しない状態は、純粋状態ではなく虚無である」
「国粋主義的な政治運動において、自分たちの人種/国家/文化/血統を純粋なものとして描写し、その純粋さが他の人種あるいはエスニックグループによって汚染されようとしている、と非難することは、ここ米国だけでな世界中で見られる。」
「『純血』という概念は、おそらく歴史上最も純粋さの誤謬であり、(略)人類の犯してきた数々の悪行がそれによって正当化されてきた。」
食の領域においても純粋性の問題はあり、
「自分が食べたい食品を『清浄な』っものとみなし、逆に食べないようにしている商品を『不浄』なものとみなす人もいる。」「恣意的に清浄なものと不浄なものに分類すると、食品という多元的な連続体を単純化しすぎることになる。そういった二項対立的な考え方こそが不浄なのだ。」
過去に著者がマクロビを厳格に解釈した食事をした時期があって、体調は良くなったものの、食事が個人的で特殊なものとなり、社交的な役割を失ってしまったという経験を書いていて示唆的でもあります。
さて、「皇室典範の改正」です。長らく放置してきた不作為は責められるべきだと思いますが、果たして今国会で最優先すべきことなのでしょうか?何を焦っているのでしょうか?議員定数削減も副首都法案もそう。国の形に関わるので重要でないとは言いませんが、優先すべきは国民の暮らしや経済では?飲食店の立場から食品消費税減税反対をこのブログでも書きましたが、一市民としても変わりません。8%→1%の減税、1%分は給付でって、公約に拘るあまりの悪手としか思えません。
男系男子にこだわることで、旧宮家から養子を迎えることで、象徴天皇制そのものが揺らぎつつある気がしてなりません。戦後の天皇や皇族が象徴天皇のありかたを模索する中で、国民は血統ではなくその姿勢に敬愛を感じたのだろうと思います。次の天皇はその姿勢を見て学ぶ、育つ環境にあることが帝王学になり、その過程を通して自然と国民がそれを受け入れていくのだと思います。一方で、国民の「総意」というのは人気投票ではないので、人気があるから次の天皇というのも違うかと思います。それこそ不安定になってしまいます。総選挙の時に、高市首相は国論を二分する課題に挑戦すると言っていましたが、まさに国論を二分してしまって皮肉なことに公約通りになってますが、総意、だったり、静謐な環境、というのなら今国会でごり押しするのは止めた方がよいと思います。それこそ国民の総意では?議会制民主主義も揺らぎつつある気がしてなりません。
小倉ヒラクさんの「僕たちは伝統とどう生きるか」を受けて、以前、「血統」というタイトルのブログを書いていましたが、改めて、そして少し踏み込んで書いてみました。
七夕蔵出し市5days期間中はショップのみ営業でしたが、明日からランチ・カフェの営業再開です。明日からご案内の通り、高槻のスパイスカレーの名店・グーグー藤カレーさんとのコラボランチ"Special Curry Week"です。
ランチの11時半、12時のお時間はご予約で残り8席となっています。
ショップ 11:00-18:00
ランチ 11:30-14:00
カフェ 14:00-16:30(カウンターのみ)
スパイスカレー講座 14:00-16:30
それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も一日お疲れ様でした。好い夜をお過ごし下さい。
店内の展示も、メインテーブルを中心に変更しました。今回のテーマは・・・?
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