歓弐

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食に関する古書のセレクトショップ、お味噌や発酵食品中心のカフェ テマヒマ プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


山下達郎さんがご自身の曲作りについて、キャリアの前半は演奏するメンバーのことを意識しながらのプロデューサー的アプローチ、後半はシンガーソングライター的なアプローチであったということを話されています。多少時間ズレはありますが、前半はアナログレコーディング、後半はデジタルレコーディングとも言え、前半はバンドサウンド、後半は打ち込み中心のサウンドとも言えます。サウンドが時代の試練に耐えれるかは曲のアレンジ(編曲)によるところが大きいとも。初期テマヒマブログでは、仕事論・組織論としてこのプロデューサー的アプローチ、シンガーソングライター的アプローチを取り上げたこともありました。ちなみに、恥ずかし気もなく(笑)プロデューサーを名乗る僕ですが、飲食部門についてはプロデューサー的であり、物販部門についてはシンガーソングライター的であり、なかなか複雑(でも同時に両方出来て楽しい)。ここ数年、提唱している、発酵的マネージメントはここで言うプロデューサー的アプローチと相似だと言ってよいと思います。


山下達郎さんのライブアルバム『JOY2』が本日10月14日、前作『JOY』から37年ぶりに発売されました。Amazonnで昨日届きました。達郎さんによればご自身のライブ活動は3期に分かれるといいます。RIDE ON TIMEのヒットにより全国ツアーが出来るようになった1980年から1992年の第一期、思うようにツアーが出来なかった1998年から2002年の第二期、ツアーを再再開出来た2008年から現在に至る第三期。前作JOY1は第一期の集大成的なものであり、今作JOY2は第三期からのもの。18年間、13本の全国ツアー、600を超える公演、膨大な録音音源の中からご本人が選曲し、ベストテイクをセレクトしたもの。3枚組38曲(初回限定版は4枚組47曲)が収録されています。

このブログはアルバムを聴きながら書いています。ライブに行った時も1970年代から2020年代の曲がセットリストに並んでいても違和感がないことに驚かされますが、このライブアルバムも約20年の音源が並んでいるのに、日本全国の会場での音源が並んでいるのに、まるで一つのライブのように違和感がないのにも驚かされます。ライブとは思えない音の良さ、録音とは思えないライブの臨場感。最高です!


再々上映され、再々拝見した、達郎さんのシアターライブはPERFORMANCE 1984-2012ですので、三期をまたがるもの。第一期の若かりし頃は、尖っていて圧倒的なパフォーマンスで(ご本人にはそのつもりはないと思いますが)力でねじ伏せるようなところがありました。それに対して第三期は年を経て、メンバーの一部若返りを経て、圧倒的パフォーマンスは変わらないまま丸くなった感じがします。今やトレードマークになったニットキャップも第三期からで、個人的には「発明」だったと思います。


先日9月24日にフェスティバルホールに2年ぶりに達郎さんのライブに行かせ頂きましたが、なんだか包み込まれるような優しさを感じるぐらいでした。ヒット曲、定番曲だけでなく、新曲も交えた素晴らしいセットリスト。考えたら2008年時点で達郎さん55歳、今年で73歳でらっしゃいますもんね。変わらず現役であること自体が奇跡のような話。僕がテマヒマを始めたのが45歳。お店を始めるには遅すぎた気もしますが、今のこの年齢だからこそのお店な気もします。いつまで現役で出来るでしょうか?


僕が達郎さんのライブに参戦したのはおそらく、第二期が1回、第三期が11回で全12回。前作『JOY』の頃はまだ見ぬ、未経験のライブを想像しては何度も何度も聴いていました。シャッフルで聴くようなことも無かった時代なので曲順も覚えてましたし、メンバー紹介でバンドメンバーの名前も覚えたりしました。今回の『JOY2』は何度かライブに行かせて頂いて、追体験する感覚がありました。どちらの体験も素晴らしい。生のライブに勝るものはないですけど。


初期テマヒマブログで、お店での日々の営みは「ライブ」に似ているということを書きました。毎日同じことを繰り返しているようで一日として同じ日はありません。定型はあってもお客様に合わせて、場の空気に合わせて、即興的な演奏が求められます。自分達にとっては何回目かのライブでもお客様にとっては初めてのライブかもしれませんので、お一人お一人、一日一日丁寧に積み重ねていく必要がありますね。達郎さんは「平常心」が大事だと仰っていますが。


今も皆さんがご覧になる、メニューの表紙、『テマヒマへようこそ』という一枚は、

「本日はテマヒマにお越し頂きありがとうございます。

数多くのお店の中からテマヒマをお選び頂き感謝申し上げます。」

という一文から始まり、

「大切な「食」について、大切な「暮らし」について

本日テマヒマで何かを得てお帰り頂ければ幸いです。

それでは、テマヒマで

ランチ、スイーツ、お買い物を

心地いい空間、時間、音楽とともに

お楽しみ下さい!」

で終わります。

実は達郎さんのコンサートパンプに影響を受けて開店当時に書いたものです。


というわけで?明日よりしばらく店内BGMは、山下達郎・ライブアルバム「JOY2」が流れます。もちろんシャッフルすることなく。収録時間4時間15分のうちお聴きになられるのは一部の時間にはなってしまいますが、お楽しみ下さい。


テマヒマは本日は水曜日で定休日です。

明日11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。

ランチのご予約は残り10席とお席にかなり余裕がございます。カフェのご予約もありがとうございます。


それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も好い一日を。


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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する古書のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 ヴィーガン対応、ロースイーツもあります。 食に関するワークショップも随時開催中! 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、お買い物、ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01 哲学カフェ、コンサルはじめました。