極意
昨日はテマヒマ食の基礎講座②ということで
ぬか太郎さんこと吉田共幸さんを講師にお招
きしてぬか床作りワークショップを行いまし
た。ワークショップの様子については、テマ
ヒマ公式インスタの方でもご覧頂けます。
熱心な参加者の皆さん、吉田さんのキャラク
ターもあっていい雰囲気の中で糠床作りは進
みます。吉田さんはきちんと背景や知見を持
ちつつも経験や感覚を重視してらっしゃる感じ。
一段落したところで、吉田さんから最後に糠
漬けの極意をお伝えします、とお話が始まり
ました。
一つは愛情を持って糠床を育てて欲しいとい
うこと。例えば糠床に名前をつけたり、声を
かけたり、音楽を聞かせたり。そうやって愛
着をもって接していれば、長続きもするし、
そして美味しくもなると。
もう一つはそれとは逆のことのようですが、
面倒くさくなったらやめて下さい、と。よく
祖母の代から受け継いだみたいなことを言っ
たり重宝がったりするが、大切なのは長さで
はなく、その時点での糠床の中の乳酸菌の多
様性やそのバランスが重要なのだと。一度止
めても、その前の糠床から種ぬかにして必ず
再生出来るといいます。糠床というモノでは
なく、常在菌というかたちでも祖母からカラ
ダの中に継承されてるのだから。糠床を守ら
なきゃって束縛されるようなものではない。
人間も同じ、やり直しがきくのです、とワー
クショップはしめられました。
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