暮手
今日から12月。今年も残り1ヶ月ですね。
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
皆様との邂逅が、暮らし、暮らしの豊かさに
ついて考えるきっかけとなり、うちの奥さん
(テマヒマ店主)が房江先生の料理教室に通
うようになり、そしてあの「場」で感じるこ
と、工房・販売所・喫茶・参考館という構成
を都市部で小さくとも実現したらという構想
(つまりテマヒマ)に影響のあった岩井窯さ
ん。その本が出たとあって、扱わないという
選択肢はないやろ~(鶴瓶さんの宝くじのC
M風に)笑。
平松洋子さんの、
“山本教行さんはその人生をもって「民藝」の
道のりを生きてきた最後のひとです。”
という帯の言葉そのままにバーナードリーチ
や吉田璋也といった、我々にしたら歴史上の
人物とも思える人とのエピソードがあったり
暮らすこと、モノを買うこと、選ぶことにつ
いて平易な言葉で語りかけてくれます。例え
ば、民藝とは「暮らしをよくする運動」と
か。山本先生から直接聞いた言葉もあったり聞いてはないのに自分がお店でお客様に、あ
るいはこのブログで書いてたりすることと不
思議とシンクロすることもあったり。
内容を書くとあまりネタバレになるので一つ
だけ。子育てで子供に壊れないような道具を
渡すのではなく、壊さないことを教えるべき
だ、というのは至言。モノの大切さを教えれ
ば壊さないように丁寧に扱うものだし、それ
により子供の「暮らす力」を養うことだと仰
います。本当にそうだと思いますね。食洗機
使えますか?というお母様には難しいのでし
ょうか・・・?
まえがきの中の言葉がずしりと重みをもってのしかかるというか鋭く刺さります。
「まわりに支配されることなく、自分が主と
なって日々の生活や人間関係を組み立ててい
く。それが真の意味で「暮らす」というこ
と。」
うちの奥さん(テマヒマ店主)も自分を軸に
ということを言っていましたがなかなか言うは易し行うは難しです。。。
是非皆さんに読んで頂きたい本です。
続・ゆっくりいそげ(影山知明著)、発酵文
化人類学・日本発酵紀行(小倉ヒラク著)に
続いて全力プッシュで販売したいと思います
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