展覧
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
昨日は定休日を利用して、大山崎山荘美術館
で開催されています生誕130年河井寛次郎展ー
山本為三郎コレクションより を観に行って
きました。
民藝運動でパトロン的存在の一人で河井寛次
郎と深い交流のあったアサヒビール初代社長
山本為三郎のコレクションを時系列で展示し
ています。中国や朝鮮の陶磁器の影響を受け
た初期作品、民藝運動を柳宗悦らと始めた中
心時期の作品、戦後からの造形的で個性的な
作品。作風•技法の広さとともに、釉薬•色の多
彩さも魅力です。今回個人的に好いなぁと思
ったのは、海鼠釉の片口、呉須(瑠璃色ぽい)の
八角鉢、そしてこれまで何度か観てますが、
練り上げの鉢。練り上げの鉢は戦前と戦後と
で作られたものを比べて展示していました。
テマヒマブログ山崎の回でも書きましたが、
大山崎山荘美術館の展覧会は何度か観に行っ
ていますが、一番印象深かったのは三國荘展
。柳宗悦を中心としたメンバーが、御大礼記
念国産振興博覧会 に出品というか建設した
「民藝館」。博覧会終了後、山本為三郎が什
器も含めて買取り自宅として移築。場所が三
國だったので三國荘と呼ばれました。今回の
河井寛次郎展でもその一部を観ることが出来
て嬉しかったです。改めて民藝、民藝運動が
モノや美しさということだけでなく、生活、
暮らし、ライフスタイル全般を提案するもの
だったのでは?と思いますし、その後の民芸
調≒田舎風なものとは一線を画す、グローバル
に好いモノを分け隔てなく取り入れる進歩的
モダンなものだったことを思います。
現在、館内はマスク着用、入館前に名前•電話
番号orメールアドレスを書いたり検温したりといったことをしつつ、同展覧会が開催中で
すので、お時間ありましたら是非!
大山崎山荘美術館を後にして、いつ以来でし
ょうか?京都へ。新風館に出来たACE HOTEL KYOTOも観てきましたがとてもいい雰囲気で
した。
それにしても昨晩というか、今朝方はとても
激しい雨でしたね。九州を中心とした大雨と
その影響が気になるところです。。。これ以
上被害が広がりませんように。。。
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。ランチのご予約状況ですが、
11時半又は12時のお時間で残り2席となって
います。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
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