煤竹

おはようございます。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


一昨日、京都紫野、大徳寺のほど近くにある
桶屋近藤さんの工房にお邪魔してきました。
ちょうど、近藤太一さんは、テマヒマでもお
取り扱いさせて頂いてます吉野杉のぐい呑み
を制作中でした。実はこの制作工程、
YouTubeでも公開されていて脅威の再生回数
を誇るのですが、一見の価値があるので是非
ご覧になってみて下さい。
どうでしたか?引き込まれるというか思わず
見入ってしまいませんでしたか?

訪問の目的はお櫃のお直し。
お櫃の内側に何かシミが出てきていて近藤さ
んに質問相談したところ椹の木の樹脂に由来
するヤニで、長期間密閉して保管してると、
揮発したヤニが表面に付着するとのこと。
アルコールなどで拭き取ったあとペーパーで
磨くなどで取り除くことが出来ますが、納品してから期間も経ってるで、タガや底の状態
なども点検してヤニ除去して磨き上げておも
どしします、とのことでした。
開店以来、お櫃はご興味を持ってらっしゃる
方はちらほらいらゃるものの、お値段のこと
もあってまだご購入には至ってないそんな一
品。土鍋でご飯を炊くというところまではい
ってもお櫃まではなかなか難しいところです
。そんな話や色々なお話をしながら、話は煤
竹箸に。

近藤さんの煤竹箸は、茅葺き屋根の民家を支
え長い年月煙に燻されていた竹を使って使っ
たお箸。竹という素材がそもそもしなって丈
夫なところ煤に燻されることで強度が増して
います。煤によって自然に生まれた模様が一
本一本違っていてそれも魅力です。
本職とも言える桶の技術とともに煤竹箸につ
いても、木工芸の人間国宝である師匠から学
んだものですが、先が細くて、つかみやすい
のも特長です。テマヒマのランチで使用して
いるお箸も、この近藤さんのお箸に比較的近
いものを探し求めたので、全く同じではない
ですが細いお箸の使いやすさを実感頂いてる
のではないでしょうか?

お箸の長さについては、手の大きさによって
人それぞれですが、一般的には一咫半(ひとあ
たはん)。親指と人差し指を直角に開いて直線
で結んだ距離を一咫、その1.5倍ぐらいが理想
的と言われています。
細さや重さについては、地域性がありそう、
というお話を聞きました。近藤さんの作る京
都のお箸は女性的というか細く軽いのですが
一度使ったら他のお箸は使えないと言うほど
ハマる方もいれば、関東ではもっと太い、重
い方がよいと言われることもあるとのこと。
武家文化と公家文化とかもあったりするので
しょうか?そのあたり突き詰めていくと面白
いかもしれません。

毎日使うものなので、自分にピッタリを探し
たいものですね。当たり前に使っていてどれが自分にピッタリかわからなかったり、毎日
使ってるうちにピッタリにらなっていったりもして難しいところですが。テマヒマでも人
気の煤竹箸、是非お手に取ってご覧になって
みてください。

昨日はのんびりゆったりとした時間の流れる
店内でした。お越し頂きました皆様ありがと
うございました!今日も11時オープンで皆様
のお越しをお待ちしております。ランチのご
予約状況ですが11時半が1組、12時が2組で
残り4席となっています。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!

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