時旅
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
本日より酒類を除き通常営業を再開します。
ショップは3日ぶり、ランチは18日ぶり、カフ
ェに至ってはおそらく2ヶ月半振りぐらいとな
ります。
まだこれから出勤して店内レイアウトを全面
ショップ仕様からカフェ・ショップ併設仕様
に戻さなければなりませんが(果たして間に合
うのか!?)、三連休中に店内の商品を大幅に
入れ替えました。メインはここ数日このブロ
グでも書いてますように小鹿田焼・黒木昌伸
窯の器でその数約300点。実際に並べてみると
圧巻でした。なかなかこれだけのまとまった
量をご覧になることもないかと思いますので
是非お越しください。
今回入荷したのは注文したもの。ですので、
民藝と暮らすはずだった展の際に作り手にお
任せで送って頂いた場合と違って、本来何が
入っるんだろう?ってことはないはずなので
すが、なにぶん注文したのは約半年前なので
、開梱しながらワクワクしてたりもしました
半年前に注文したものと対面するのは、思っ
たようなものが上がってきてるか?今回の窯
の調子はどうか?上がりはどうか?というこ
とと同時に、注文した時にどんな意図やテー
マ、あるいは気分だったんだろう?と思い出
したり、探ったりするかのようで、ちょっと
タイムマシンに乗って過去に戻って、過去の
自分と対話するようなもののようにも思えます。
作り手に注文する際に、何寸皿を何枚、柄は
お任せでなどという注文をせずに、僕の方か
ら柄・デザインを依頼する場合、自分の思っ
ている通りになる反面、それを超えることは
出来ないという問題もあります。依頼する内
容は必然的に僕が知っている作り手の作品、つまり過去のそれですから、届く頃にはさらに過去のものとなります。注文のペースがそれほど頻繁でない限り、あるいは逆に作り手の作品が定番中心でほとんど変化しない限りタイムマシンで過去に戻るような感覚は否め
ません。勿論新しい方が必ずしもよいという
訳ではありませんが、特に遠方の作り手につ
いては、どのようにその方の今をキャッチ出
来るかということは課題だと考えています。
半年前の自分がベスト!と思って注文した内容を出来上がったうつわとして確認しながら
なかなかいいんじゃない!と半年前の自分を
褒めたりしてもしています。
300点もあれば、小鹿田焼祭り、小鹿田焼展などと名乗ってもいいんじゃない?名乗っちゃおう!という訳で今日からの小鹿田焼展よろ
しくお願いします。
それでは今日も11時オープンで皆様のお越し
をお待ちしております。ランチのご予約状況
ですが11時半が一組のみとお席にかなり余裕
がございます。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
タイムマシンって漢字二文字で何って言うん
だろう?時旅?ということにしてみました。
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