丹窓
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
火曜日のこと、立杭に仕入れにお邪魔しまし
たが、俊彦窯さんの前に訪れたのは丹窓窯さ
ん。テマヒマブログによれば、開店前の2018
年8月に兵庫県民芸協会の勉強会でお邪魔して
以来となります。
6代目市野丹窓が、柳宗悦やバーナード・リー
チとも親交があったことから、息子である7代
目市野茂良は、イギリス・セントアイビスに
渡り、バーナード・リーチの工房にて修行し、リーチから直接スリップウエアの技術を
学び帰国。奥様の茂子さんとともに作陶して
いましたが、数年前に他界。それ以降は茂子
さんが８代目を継いで、娘さんとともに作陶
されています。
飛込というタイトルで書いた、電話のお相手
が市野茂子さんでした。快く向かい入れて下
さり、色々とお話を伺いながら、ショールー
ムにて器を選ばせて頂きます。茂子さんはお
話ぶりがとても丁寧で品がある感じ。それが
そのまま器になったように、丹窓窯さんのス
リップウェアは可愛らしく大らかで、器はシ
ンプルで使いやすい。ワクワクして選ぶスピ
ードが上がっていきます。
ショールームには販売している器以外に、古
いイギリスのスリップウェアが飾られていた
り、柳宗悦やバーナード•リーチが丹窓窯さん
に来た時の写真がかけられていて、先述の歴
史が感じられます。
器を選ばせて頂いた後、工房も見せて頂きま
した。以前はお弟子さんや職人さんも沢山いたお仕事場は轆轤が並びとても広く、そして
とても整っていました。
色々質問もさせて頂いてると、実際たやって
みましょうかねとなんと！スリップウェアの
実演をしてくださいました。数を作り続けてきたことで、迷いなくスムーズに描かれてい
く模様。スピーディーでありながらとても丁
寧なお仕事です。
工房から外に出て、今年は桜が長く見られて
いいですね〜なんて言いながら山の方を見て
て、ショールームの方に戻ろうとした時、山
と逆側に立つ建物を指差しながら茂子さんが
この二階にリーチさんが来丹の際は泊まって
らっしゃったんですよと教えて下さいました
。桜に見惚れてたけど油断ならない笑。ここ
には歴史としてではなく、バーナード・リー
チやイギリスと今も繋がっているのでしょう
ね。茂子さん色々お話聞かせて頂きありがと
うございました！
昨日、予定より早く、先日選ばせて頂いた器
が丹窓窯さんから届きました。自画自賛にな
もなりますが、好い器が選べたと思います。
21日(木)よりメインディスプレイを丹窓窯さ
んの器にデビュー特集というかミニ個展を始
めることにします。是非ご期待下さい！
昨日お越し頂きました皆様ありがとうござい
ました。ランチで満席の為お断りしてしまっ
た皆様申し訳ございませんでした。ランチの
後半の時間帯は比較的空いてたのですが、な
かなか難しいですね。。。
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。ランチのご予約状況ですが、
11時半、12時のお時間がご予約で満席となっ
ていますので少し遅めにお越し頂くのがおス
スメです。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を！
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