終身
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
金曜ロードショーで放送された映画「ショーシャンクの空に」を観ました。言わずとしれ
た不朽の名作でもちろん以前に観たことはあ
りましたが何年ぶりでしょうか?今回はストーリーよりも映画の中の教訓的な名言が気に
なりました。その1つが
この塀が曲者なんだ。最初は憎む。それから慣れる。時間がたつと頼りにしちまう。それが施設慣れだ
主人公は無実の罪で終身刑で刑務所に入って
いて、この塀はそのまま刑務所の塀のことで
すが、比喩として色々なことに当てはまる気
がします。
例えば、コロナ禍におけるマスク着用もそう
です。そう言えば、昨日今日と自宅⇄お店の
通勤中にすれ違った全ての人がマスクをして
らっしゃいましたね。コロナ禍中に出来た見
えない壁や分断も当てはまるかもしれません
し、同じ会社でずっと働き続けるということ
も当てはまるかもしれません。
前の会社を同じぐらいの時期に辞めた同僚(先輩)が以前SNSで書き込んでました。長い会社
員生活で知らず知らずのうちに自分自身に何重もの鎧を着ている。波のない内海から荒波
のある外海に出た時に、泳ぎ方も忘れてしま
ってるし、鎧を着たままでは泳げないので、脱がざるを得ない。。。といった表現だった
と思います。終身雇用は崩れたとは分かって
いても、ほんの何年か前までは終身その塀の
中にいることを疑わなかったり、鎧を着込ん
でいたのでしょうね。
塀の外に出てしまえば、外海に出てしまえば
そうせざるを得ないですけど、まずはその一
歩、一かきを踏み出すのが難しい、重要なの
でしょうね。辞めてから4年強、開店から3年
半強、なんとかかんとかやってます。
昨日、ランチタイムスタート時は、カウンタ
ーに前職同期がお客様として、厨房に同じく
同期がスタッフで入っていて、カウンターに
は元同僚もお客様でお越しで、ちょっとした
同窓会のような状態でしたが、全体としては
週末とは思えないのんびりな店内でした。お
越し頂きました皆様ありがとうございました
!
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。ランチのご予約状況ですが、
11時半が3組、12時が2組で残り1席となって
います。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!
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