追風

「新型コロナウィルス禍で自宅の時間が増
え、日用品の美しさに目を向けた人が多かったのではないか」
(東京国立近代美術館・花井久穂主任研究員)
「2012年頃の塩麹、14年の甘酒に続く3回目
のブーム。新型コロナウィルス禍での免疫力
向上や腸内環境を改善する腸活に関心が集ま
る中で注目されているため一過性では終わら
ない」
(日本発酵文化協会•藤本倫子上席認定講師)

おはようございます。

暮らし、味わう。

民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。

毎週土曜日に出るNIKKEI プラス1のテーマが
先週が民藝、今週が発酵、ということで、た
またまですが、テマヒマが2大テーマとして
いる民藝と発酵が続いてなんだか嬉しいです
。それぞれの特集記事の中から、コロナ禍と
関連したコメントを抜き出してみました(上記)

ある作り手の方とお話していて、コロナ禍で
これまでに無いぐらい注文が入っている状況
を聞きました。コメントにあるように実際に
需要が増えているとは思いますが、作り手が
増えたり、作れる量が急に増える訳では無い
ので供給は追いつかないですね。全ての作り
手が恩恵を受けている訳ではなく、界隈で名
前が通ってる人に集中してるでは?という話
も聞きました。作り手の方からよく言われる
ように、配り手(販売店)ばかり増えている、
皆通販を積極的に通販をやっている、という
側面もあると思います。テマヒマに関しても
、振り返ってみると、巣ごもり状態にあった
2020年は通販のお問い合わせも多くて、飲食
の落ち込みを物販で補うような状況でしたが
現在は落ち着いていています。

免疫力を上げるということについて、コロナ
初期の頃はしきりに言われり注目されてりし
ていたたと思うのですがワクチン接種が始ま
った頃から不思議と話題とならなくなった気
がしますがどうでしょうか?テマヒマに関し
ては3回目の発酵食品ブームに乗っている感じ
は残念ながらありません。

ブームとか流行とかには乗りたくない、抗い
たくなる天邪鬼なところもありますが、そも
そもその追い風に全く乗れていません苦笑。
民藝にしても発酵にしてもブームになるとい
つかそれは終わってしまうので、仮にコロナ
がきっかけだったとしても、それが収束?終
息?した後も当たり前に定着して欲しいもの
です。そのため、テマヒマは変わらず伝え続
けていきたいと思います。

昨日はランチタイムスタートから閉店までお
客様が途切れることもなく沢山の皆様にお越
し頂きありがとうございました!最後のお客
様は夏のある企画に向けての打合せも兼ねて
。楽しい内容になりそうで今からワクワクし
ています。

今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しております。ランチのご予約はお2組のみで
残り12席とお席にかなり余裕があります。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い1日を!

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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する書籍のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 食を通して暮らしの豊かさを提案しています。 「暮らし、味わう」 高槻市にお越しの際は、 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、 器や暮らしの道具のお買い物、 ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01