両表

おはようございます。

高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、発酵食品
中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。

本日よりメインディスプレイは、丹波の焼き
物〜俊彦窯・丹窓窯〜特集です。先週金曜日に丹波立杭に仕入れてきたものを中心にご覧
頂きます。
丹窓窯さんは、昨年から新たにお取り扱いが始まりました。七代目の故•市野茂良さんはバ
ーナード・リーチからの誘いで、セント•アイ
ヴィスに渡って直接リーチから指導されたこ
とでも有名です。唯一の方かと思っていたら
故濱田篤哉さんもそうでした。濱田庄司の息
、晋作さんの弟、友諸さんの伯父さんにあ
たります。茂良さんが亡くなられた後、奥様
の茂子さんが継いで今に至ります。茂子さん
とお話ししてると、民藝の歴史の一コマがま
るで昨日のことのように聞けてとても楽しく
ワクワクします。

俊彦窯さんはテマヒマ開店当初かランチお取
り扱いさせて頂いていますが、このブログで
もご紹介しているように、清水俊彦さんとお
話してる内容のほとんどは燕の話ではないか
?ぐらいな感じです。去年は何日、一昨年は
何日にやってきた燕が今年はまだ来てないと
とても寂しそうに心配そうにお話しされてい
ました。それでも鶯や桜、コブシの話をおう
かがいしてると、自然の移り変わりとともに
お仕事をされている、自然の営みと暮らし、
とお仕事が隣り合わせであることを感じます
。奥様の桂子さんから聞いた話では、豚カレ
ラの影響で篠山の猪が今年は少なくなってる
ように燕ももしかしたら鳥インフルエンザの
影響もあるのかしら?と。


全く作風の違うお2人ですが、共通するのは、目新しいモノ、物珍しいコトをするわけではなく、変わらず時を刻み、時を越えていく器であること。そして穏やかなお人柄が作品に

現れていることでしょうか。

テマヒマとしては初めてのモノもありますが

定番的なモノ、食卓に、暮らしに、違和感な

く仲間入りする、まるで前からそこにいたか

のような、古くからの友人のような器達です


本来特集2回分相当の内容、ボリュームですが
、W主演、両A面的に、メインのテーブルと
横の棚に並びました。是非お手に取ってご覧
下さい。
テマヒマは今日も11時オープンで皆様のお越
しをお待ちしております。ランチのご予約は
お2組のみで残り10席とお席にかなり余裕が
ございます。
ショップ 11:00-18:00
ランチ 11:30-14:00
カフェ 14:00-16:30
ワークショップ 14:30-16:00
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!

ブログ中、両A面って表現をしたのですが、こ
れって若い人にも伝わるんでしょうかね?分
かるのは何歳ぐらいまでなんでしょうね?

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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する書籍のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 食を通して暮らしの豊かさを提案しています。 「暮らし、味わう」 高槻市にお越しの際は、 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、 器や暮らしの道具のお買い物、 ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01