陶額
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、発酵食品
中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
昨日はご予約も少なく、雨も降っていた為、
お客様もかなり少く、その分皆さんとゆっく
りお話が出来ました。入学式の後ご家族3人
でランチにお越し下さった常連の方、最後も
父子でカフェにお越し下さった常連の方で、
お越し頂きました皆様ありがとうございました！
そんな中、山口和声さん•小島紗和子さんがお
越し下さいました。何年か前から、和声さんが陶額、紗和子さんが螺鈿を施すという共作
螺鈿陶額を手掛けてらっしゃいますが、テマ
ヒマ用に特別に作って頂いたものです。
昨年の5月にお2人にご相談•依頼してから約1
年。待ちに待った作品はとても素晴らしいも
のでした。
螺鈿のモチーフはテマヒマのカウンターに並
ぶ大橋力さんの座編みの椅子。ゴッホの椅子
を参考にテマヒマ用に特注で作って頂いたも
のです。テマヒマの特徴的な床の意匠、朝鮮
張りも表現して頂きました。ちなみに朝鮮張
りは古民家リノベーションした際に河井寛次
郎記念館(旧河井寛次郎邸)を参考にさせて頂き
ました。螺鈿細工の繊細な美しいこと、そし
て可愛らしくないですか？
陶額のデザインは、河井寛次郎さんの言葉を
飾る為に木工の笹倉徹さんに作って頂いて額
を意識しながら、和声さんらしいスリップウェアをあしらって頂いています。
昨日、Instagramや連携させているFacebook
にアップしたところ反響があってコメントの
やりとりをしていてふと思ったのですが、依
頼した僕自身はもちろん、作り手の山口和声
さんや小島紗和子さんも楽しんで取り組んで
らっしゃったというのが、作品に現れている
のではないか？と思います。
前述のような背景で生まれた作品、掛け合わ
せ掛け合わせで生まれた作品は、自分の好き
やさまざまな繋がりが、小さな世界の中に、
ぎゅっと詰まっています。
なかなか写真でこの素晴らしさを伝えきれませんが、ご来店の際は是非ご覧になって下さい。宮入圭太さんに作って頂いた型染作品、
「現代日本味噌地図」(こちらも額は笹倉徹さ
んのもの)同様、これをご覧になる目的でテマヒマにお越し下さってもいいぐらいの価値が
あるのでは？とさえ思います。
どこに飾ろうかな？まだ決めかねています。
家宝、いや、店宝にします。
小島紗和子さん、山口和声さん、とても素晴
らしい螺鈿陶額をありがとうございました！
テマヒマは今日も11時オープンで皆様のお越
しをお待ちしております。簡易金継ぎワーク
ショップにご参加の方もお越しをお待ちして
おります。
ショップ 11:00-18:00
ランチ 11:30-14:00
カフェ 14:00-16:30
ワークショップ 14:00-16:30
ランチのご予約は3組で残り4席となっていま
す。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を！
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