染暦
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ,テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
夏休み東海旅2日目の8/30は静岡市立芹澤銈
介美術館へ。7年強ぶりの訪問。前回公開日で
はなかった「芹澤銈介の家」お目当てで、翌
日の土曜日に行く予定だったのですが、台風
直下の天候不順を鑑み前倒し。
結果、公開は中止になったので、ラッキーだ
ったというか、やっぱりアンラッキーだったか。芹澤銈介の家はまたいつか必ず行きたい
と思います。
芹澤銈介美術館では「日々を染める~型染カ
レンダーの仕事」展が開催されていました。
1946年か1984年まで39年間に渡って毎年作
り続けられてたもので、そのうち約20年分、
240点のカレンダーが展示されていました。
型染めという技法、表現の素晴らしさもです
が、これだけの量の制作をしたことも驚きで
、モチーフ、色合い、レイアウトなどデザイ
ンのアイディアの豊富さ、デザイナー芹澤銈
介の面目躍如ということろでしょうか。
芹澤銈介の型染作品を観ていると、心穏やか
に落ち着く感覚と、心躍りテンションが上が
る感覚とが同時に起こって不思議です。展示
の中で個人的には、マリメッコの影響を感じ
る作品が特にお気に入りでした。
今年は芹澤銈介生誕130年ということで、日本
民藝館の9/5~11/20の特別展も「芹澤銈介の
世界」。会期最終盤にはなってしまいますが
、拝見する予定です。
亡き後、富山県八尾市の桂樹舎さんが復刻版
を制作されてきました。この復刻版も来年
2025年をもって残念ながら終了となります。
今回の桂樹舎さん訪問でご縁を頂き、来年度1
年限り、部数限定にはなりますが、芹澤銈介
卓上カレンダーをお取り扱いさせて頂くこと
になりました。今月末〜来月上旬ぐらいには
届くとのこと。届きましたらまたご紹介した
いと思います。カレンダーとしての役目を終
えた後はインテリアとしても使えるのも素晴
らしいですね。
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