望年
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
昨日は、神戸三宮のいたぎ家さんで義兄(店主の実兄)夫婦と忘年会。毎年恒例となっていますが去年はやってないので2年ぶり。いたぎ家さんのご兄弟が和歌山県龍神村で育てたお野菜を中心としたお料理、滋賀のお酒、そして民藝の器を堪能しました。2019年に百貨店の催事でご一緒したこともあり、器や食への向い方に勝手にシンパシーを感じていたりします。一人でお邪魔したり、お客様が少ない時だったりでもない限りゆっくりお話しすることは出来ませんが、またゆっくり語り合いたいものです。義兄夫婦とはいたぎ家さんの後お茶したりもしましたが、いたぎ家さんの後半ぐらいからなんだか異業種コンサルみたいな感じの話に。違う業界だからこそ客観視出来ることもあり、あと企業での経験と、自営業での経験もあり、何かお手伝い出来ることもあるかもしれません。具体的に話がどう進んでいくか分かりませんが・・
先週、営業最終日の23日はチームテマヒマの忘年会。去年はいたぎ家さんでしたが今年は地元高槻のソミトス(酢と味噌をテーマにしたお店)さんで3年ぶりに。テマヒマは現在スタッフが3人いて、僕か店主(うちの奥さん)のどちらかが不在でない限り基本そのうちの1人がシフトに入る体制。なのでスタッフ全員が集まるのはこの忘年会か新メニューの試作会(必ずしも全員のタイミングが合う訳ではない)ぐらいなので貴重な機会です。今年はお一人が卒業し、新メンバーが加わるということもありました。ちなみに卒業したメンバーは今は遠く関東在住で、実は昨日お子様が生まれました。おめでとうございます!!!
忘年会では、メンバー間のコミュニケーション、親睦が第一だと思ってて、仕事の話をするのはどちらかというと野暮なのですが、今年は体制が変わったこともあって敢えて話しました。
開店から7年目になりますが、テマヒマには、明文化されたルールらしきもの、マニュアルらしきものは存在してなくて、それは人数も少なくそれでやってこれたからというのもありますが、お店側からの指示に従って動くというよりは、基本的には皆さん任せ自ら考え動いて欲しい、メンバー全員でお店を作り上げていきたい想いが強いからです。それぞれの能力や特技、個性をどうやったら発揮出来るか、その環境を作るのが僕の仕事だとさえ思っています(今年たまに書いてますが、仮にそれを発酵型マネージメントと呼んでいます笑)。ただ理解力、応用力の高いスタッフにこれまで恵まれてきた(スタッフ募集段階でそのようなことは書いてはなかったにも関わらず)ことに少し甘えていたなという反省があります。
例えば、小さなことで言えば、お客様がお越しになった際に何とお声がけするかということについてルールはありませんが、「自宅に友人を招く時のように」という開店当初に決めていたこと(不文律)をそう言えば共有されてないなとか。具体的に「〇〇」って言ってくださいという指示は今後もきっとしないと思いますが、意図や目的みたいなことはきちんと話していかないとなと。そいういったものの積み重ね、そしてメンバーの集合体がテマヒマのキャラクターとなるので。
忘年会では、各自の今年の抱負の漢字一文字を振り返るということもやりました。僕自身は「破」という漢字にしていましたが、正直これまでの維持、延長線上みたいなところが強く、来年別の漢字にするにせよ、このテーマは持ち越したいと思います。もしかしたら冒頭のコンサルみたいな話もその一つになるかもしれませんね。って受け身だったり、流れに任せてる面は否めませんが・・・
忘年会を「紡」年会って漢字を当てるというのはこれまで使っていましたが、今年スタッフの一人がSNSのコメントで「望」年会ということを言っていたので今回のブログタイトルとさせて頂きました。
ブログを毎日更新していた頃が懐かしくなるぐらい最近書けてませんでした。どちらかと言えば発信したいことが溜まってるのですが、おそらく年内はこれが最終となるかと思います。
今年1年、テマヒマにお越し頂きました皆様、通販のお問合せを頂きました皆様、それ以外でもこのブログやSNSを通してテマヒマにお心を寄せて頂きました皆様ありがとうございました。来年も変わらず、尚一層のこと宜しくお願いします。
それでは来年も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
良い年をお迎え下さい。
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