始力


こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


テマヒマで、Drink Ticketsや哲学カフェをスタートしたのとほぼ同じタイミングで、僕が所属している兵庫県民芸協会で読書会が始まりました。先月のお試し会を経て4/16が第一回目。毎回決めた課題図書を読んできて、それについて語り合います。第一回目は、作り手、使い手、配り手と様々な立場、陶芸家志望の学生さんの参加もあって老若男女という感じ。民藝という共通点がありつつ、様々な視点があることで、深まったり広がったりしますね。「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」というタイトルの本が話題だったりもしますが(読んではいませんが)積読(つんどく)になりがちな本を期限を切って読むことが出来るというのも良かったりします。


テマヒマのカフェタイムに月1ペースぐらいで読書会をされているグループがいらっしゃって、自分でも参加したり主宰したりするのもいいなと漠然と思っていました。2月に兵庫県民芸協会の新年会があって、同じく理事をされてる松田さんが読書会をされているのをSNSで拝見していたので、協会で民藝に関する読書会とかどうですかね?って相談したのがきっかけで、協会の読書会が始まりました。僕は言い出しっぺではあるものの、松田さんが運営・進行して下さってるので、もはや僕はただの参加者にすぎませんが。


5/11に第二回目を開催する哲学カフェも、運営をお手伝いして下さってるアカネさんの存在が大きくて、それもお店でお話している中で、哲学カフェを始めたいんですよねっ話したのがきっかけでした。第一回目の前にあかねさん主宰でオンラインでのお試し会を一回、テマヒマ主宰でオフラインお試し会を一回した上でのスタートでしたが、このテストが無ければ実現していませんでした。


テマヒマはもちろんそうですし、サラリーマン時代に立ち上げた新規事業だったりもそうですが、自分発信の構想でも、実現にあたっては誰かの協力は無しでは実現出来なかったことばかりだったと思います。良いように言えば「巻き込む力」かもしれませんが、どちらかと言えば「運」「ご縁」「巡り合わせ」というか人に恵まれていると思っています。


そして「始める力」はあるのかなと。一歩踏み出す力。といっても簡単なことで(実は簡単ではないのかもしれませんが)まずは声に出してみるということ。いくら頭や心の中にあってもそれは誰も分からないので無いのと一緒ですから。「始める」とは書きましたが、無理して始めるのではなく、衝動的に始まるだったり、機が熟して始まるだったり、「始まる」という感覚が強いかもしれません。昨日そのアカネさんと高槻北部の樫田の木工のお仕事(と古民家再生)をされている方を訪ねお話をお伺いしました。それぞれおそらく別の思惑で行ったのですが、僕の中ではまだ始まる感覚が無いまま下山してきました。


始まってみると思わぬ展開があったりするもの。協会の読書会も次回は課題図書に合わせて東洋陶磁美術館鑑賞とセットにしましょうということになったり、木喰仏を実際見に行きましょうみたいな話が出たり。今後の展開も楽しみな読書会です。思いやりチケット/ノートや哲学カフェも今後どのように展開していくのかも楽しみです。


何が言いたくて書き始めたんだったっけな?

まずは「声に出してみるのがよいですよ」という話でした。


テマヒマは明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約で残り8席とお席に余裕がございます。現時点ではご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。


それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。

今日も一日お疲れさまでした!好い夜をお過ごし下さい。おやすみなさい。



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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する古書のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 ヴィーガン対応、ロースイーツもあります。 食に関するワークショップも随時開催中! 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、お買い物、ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01 哲学カフェはじめました。