解釈
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
先日のことですが、あるお客様がインスタのストーリーにアップされてる画像を見て、焦りました。高槻阪急さんのカレーマルシェでご一緒した飲食店の方でテマヒマにお越しになるのは初めての方。お店に掲げている暖簾が上下逆さまでした。なんでそんなミスを僕がしてしまったのかは分かりませんが、おそらく開店以来初めてのことではないでしょうか?すぐに「暖簾逆さになってしまってるー!!」とコメントをつけて返信しました。その後ちょっとしたやりとりがあったのですが、テマヒマが何もかもこだわってるお店なので、暖簾が逆なのも何かのこだわりがあるのかと思い、全く違和感がありませんでした。とのことでした。そんな解釈もあるのか!?と驚いたり、そこまでイメージが付いてるのって凄いなとか、間違っても指摘してもらえなくなったらどうしよう?とか色々考えさせられました。
確かに6年半の間についた「こだわり」のイメージってあって、カレーのトッピングのキムチや納豆も自家製ですか?って聞かれることがあったり、納豆ドレッシングの中身を当ててもらう時に「お味噌ですか?」って真っ先に言われたり。確かにだいたいメニューにお味噌入ってるし、入れかねないし笑。もし店主にお味噌の料理本の出版依頼が来たら、「だいたいお味噌を入れといたらよろしい」とか土井善晴さんが言いそうな口調で表紙に入れたいぐらいです笑。
お客様に同じようにお伝えしていても、伝わり方、感じ方、解釈は様々で、本当に受け手に拠るところが大きいというのはつくづく感じます。
先日あるお客様が、お連れの方がランチを召し上がった後に「なぞの満足感がある」と仰ったと教えて下さいました。言い回しが面白いなと思ったのですが、時間が経つにつれ、その言葉がじわじわときました。そのお2人とはそのあと、満足と満腹は違うという話や、脳と腸の満足の話もしたのですが。そのなぞの満足感を感じられたのも、お客様の感受性に拠るものだということをお伝えしました。自身のアンテナが立ってれば情報が入ってくるのにも似ているかもしれませんね。
グーグー藤カレーさんとのコラボカレー、二日目。先日テマヒマブログでもご紹介し、現在メインテーブルで絶賛販売中の「日々是編集」の著者で編集者の藤本智士さんがお立ち寄り頂いたり、ランチタイム後半から急に賑やかになった不思議な日でした。お越し頂きました皆様ありがとうございました。
画像は初日と、二日目後半のコラボカレーセット。グーグー藤カレーさんの2ndロットが最初と味わいだったり粘性が違っていたので、盛りつけも変更しました。グーグーさんのダルカレー(豆カレー)はお店でもやってらっしゃいますが、このコラボ用にヴィーガン仕様にして下さったので、実質初登場です。残り3日間、なかなか両店のカレーを同時に召し上がれる機会は無いかと思いますので是非ご賞味下さい。
明日も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチの11時半、12時のお時間はご予約で満席となっていますので少し遅めにお越し頂くのがおススメです。12時以降はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。
それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も一日お疲れさまでした。好い夜をお過ごし下さい。
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