撤退

こんにちは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ テマヒマ

火曜日水曜日定休日

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


高槻ローカルに特化したグルメアプリ「まちうま高槻」。来年1月から契約条件が変わるということで、12月末をもってテマヒマは加盟店から外れることにしました。


「まちうま」きっかけでご来店頂いてるお客様は実感ベースあまりいらっしゃらなくて、「まちうま」のポイントが貯まらないんだったらテマヒマには行かないわという方もおそらくいらっしゃらないと思うのでご来店に与える影響は軽微かと思います。が、物価上昇に伴い価格見直しをした結果お客様は残念ながら減少傾向ですので、本来このタイミングでこの決断は不思議に思われるかもしれません。


クルミドコーヒーの店主影山知明さんは、テマヒマで何度も追加しながら販売していました著書「ゆっくり、いそげ」の中で、人には「消費者的人格」と「受贈者的人格」があるということを述べています。簡単に言えば前者はお得感を求める気持ち。買い物は投票行動だという言い方もありますが、後者にはお金のやりとりとは別の交換が働いているように思います。誰もが両方の人格を持っていて、その比率が違ったり、場面場面で使い分けてるのだと思います。勿論僕自身もスーパーで夕方2割引き、半額のお魚を買ったりもします。テマヒマの目指しているところは、Drink Tickets,Omoiyari Ticket-Omoiyari Noteが顕著な例かと思いますが、「まちうま」は、ポイントをためる、使えるという仕組みからしてどうしても「消費者的人格」にスイッチを押してしまうところがあるのは否めません。ポイント目的の人を増やさないため、テマヒマでは来店ポイントを最低減の1ポイントしか付与していませんが、例えば1ポイントしか溜まらなかったというレビューを書き込むお客様とは相性が悪いです。逆説的な話ですが、テマヒマで、常連とお呼びしてもよい来店頻度の高い皆さんはこれだけ沢山お越しになっていても、このアプリをそもそもダウンロードしていないです。

あと、元々は、このアプリの前身となるスタンプラリーへの参加も含め、地元を盛り上げたいという想いがあって始めたのですが、それが感じられなくなったということも撤退理由の一つです。


特段お客様にご不便をおかけすることは無いかと思いますが、アプリのダウンロード数も随分増えてきているようですので、ご利用したいと思ってらっしゃる方がご利用出来ないということはあるかと思いますので、周知期間的なことも考えて、事前にお知らせ致しました。


今年も残り1ヵ月となりました。ショップの方は蔵出し市の27,28日が最終、ランチ・カフェは22日が最終ですので、実質1ヵ月を切っていて、本当に速いです。。。

12月も皆様のお越しをお待ちしております!








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テマヒマ

テマヒマは、大阪府高槻市にある、 民藝の器、暮らしの道具、 食に関する古書のセレクトショップ、 みそソムリエの作る発酵食品中心のカフェです。 ヴィーガン対応、ロースイーツもあります。 食に関するワークショップも随時開催中! 築90年の古民家をリノベーションした 隠れ家的空間で、お買い物、ランチ、スイーツをお楽しみ下さい。 Since 2018.10.01 哲学カフェはじめました。