呼掛
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
上記リンクのブロブで書きましたが、京都のナチュラルフーズドングリさん(赤塚瑠美さん)、すみれやさん(春山文枝さん)の出した声明
「限られた人のためのオーガニックは私たちの目指す世界ではありません」
に賛同しました。最終的には241ものお店や農家さんたちから賛同が集まったとのこと。声をあげ、SNSを通じて呼びかけて下さった赤塚さん、春山さんに拍手と感謝を送ります。
お店としてある種の政治的な表明をするということはリスクを伴うものですが、それを越えてでも賛同すべきという判断がありました。衆院に続いて参院でも与党過半数割れ、政権交代の可能性さえある選挙、政権選択選挙と言ってもいい中で、このような声明を出さねばならぬ状況は何なのでしょうか?〇〇党を応援します!ではなく××党には反対です!というのは本来あまり健全ではないなとも思いますが、それでも日本人ファーストを掲げる政党の躍進(予想)に対して物申したい気持ちです。
タイトル画像の投稿をテマヒマのSNSでシェアする際に一言だけ添えました。
「多様性ある、寛容で、対話的な社会でありますように!」
シェアした投稿をさらにシェアして頂けたら有難いです。
僕自身、投票行動は基本的には一貫しているのですが、候補者や政党を選ぶのがだんだん複雑に難しくなってきています。例えば、物価高対策、消費税、農業政策は支持出来るが、原発や夫婦別姓、天皇制では支持できないとか。A党の政策、Bさんの公約だったら、全て支持出来るということはなくて、どうしてもねじれが生じてしまいます。試しにVOTE マッチのサイトを色々試してるとそれがよく分かると思います(サイト制作者の恣意性が入ってる可能性が否定できないので、あくまで参考程度がよいですが)
難しい、だから投票しない、白票を投じるというのは違う気がします。
前回の衆議院選挙直後、投票率の低さを嘆いたブログを書いていました。20歳で選挙権を得てから一度も欠かさず投票に行ってる人間としてはそれは習慣のようなもので、なぜ行かないのか?理解に苦しむ部分さえありますが、なんとか投票率は上がって欲しい。期日前投票は増えているという話ですが、今回投票日が3連休の中日ということもあり、トータルではどうでしょうか?
毎回投票日に「選挙割はありませんが」お越しをお待ちしております、とネタのように書いていますが、テマヒマでは開店以来「投票割」的なことをやったことがありません。それは何らかのサービスやお得感があるから投票に行きましょう!って呼びかけはなんだか違う気がすること。そして「選挙割」ありますって投票に行った人に呼びかけて”集客”につなげようとするのも違う気がすることから。
今回の参議院議員選挙までには思いつかず間に合いませんでしたが、テマヒマという小さなお店が出来る、選挙割(お得感)ではない方法で投票率を上げる方法を考えてみたいと思います。哲学対話を始めたテマヒマですから、声高にこぶしを振り上げるのではなく、静かにじんわり広がる方法で。選挙や政治について気軽に対話をする場を作るのか、投票率を上げるために出来ることを考える会議を開くのか、何かアイディアがあれば是非皆様のご意見をお聞かせ頂ければと思います。
というわけでは今は呼びかけることしか出来ませんが、今回は特に大事な選挙だと思いますので、今週日曜日又は期日前に、
「投票に行きましょう!」
テマヒマは明日(ていうか今日ですね)も11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。ランチのご予約はお一組のみで今日とは一転お席にかなり余裕がございます。ご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。
それでは好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
おやすみなさい。
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