古代
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をテーマに
食を通して豊かな暮らしを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
昨日のテマヒマは、まるざ発芽玄米研究所さ
んとのSpecial Dayでした。ランチはまるざ発
芽玄米研究所とテマヒマのコラボメニュー。
ワークショップ・テマヒマ食の基礎講座⑥玄
米編もまるざ発芽玄米研究所の代表山川瑞穂
さんのお話会。ショップでは10月2日より2週
間限定でまるざ発芽玄米研究所さんの商品を
販売しています。
瑞穂さんのお友達でもある方が親子でランチ
しにお越しになっていました。その方はシカ
肉料理研究家で発酵マイスターで料理教室や
ワークショップを主宰されてるそうなのです
が、発酵で?ジビエで?って思いながらお話
してたら「私、生き残りたいんです」という
言葉を仰ってて、一瞬ちょっと笑ってしまっ
たのですが、でも、古代、縄文や弥生に思い
を馳せつつ、生きていく強さ、その食を考え
ているのは実は的を得てるというか大事なこ
とだなぁと思いました。
昨日の玄米のワークショップでは、玄米につ
いて、玄米と発芽玄米の違い、食べ比べ、発
芽玄米の炊き方などをお話頂きました。発芽
玄米については過去にテマヒマブログで書い
たことでもあるので(もちろんもっと細かい
データと深く掘り下げた内容でしたが)それ
とは別の観点で僕が興味を持ったことを書こ
うと思います。
完全栄養食とも言われる玄米ですが縄文晩期
に伝来し、そこから何千年と日本人の命を繋
いできてくれました。食べるということだけ
でなく宗教や文化とも密接に関わりそして、お米はその要だったと。
玄米食が白米に変り、そして戦後欧米食、パ
ン食比率が増え、添加物、農薬、遺伝子組み
換えといった(テマヒマ的な問題意識で言え
ば効率を優先し過ぎた結果)この半世紀程度
の変化で、何千年も命を繋いできた自然の営
みが危機的な状況にあること。瑞穂さんは消
費者自身も価格だけで判断せず、食べ物の背
景を知り、本質に目を向けるべきだと強調し
ています。
まるざ発芽玄米研究所が開発した発芽玄米を
原材料とした「古代餅」は、そんな古代の日
本人の食生活への回帰を志向しながらも現代
人の生活も意識して(逆説的ですがパン食を
意識して)日常に取り入れれるよう開発した
ものです。テマヒマでは、冬季限定スイーツ
ぜんざいとお味噌食べ比べセットでこの古代
餅を使わせて頂いていました。カラダにいい
というだけでなく美味しいんです!それって
大事なとこ。昨日のコラボメニューでも使っ
ていて実際召し上がった方の多くがご購入さ
れましたのでご用意していた古代餅は完売し
てしまいました。申し訳ございません。
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