適当
こんばんは。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
昨日は、にほんちゃギャラリーおかむらさん
をお迎えしてのお茶に関するお話会を開催し
ました。まずは日本茶の種類についてご説明
頂きながら少しずつお茶の試飲をしていきま
す。茶葉の使う部位、加工による分類ですが
一口に日本茶と言っても多様で味の違いがは
っきり分かります。岡村さんの淹れるお茶は
どれもとても優しく美味しい。岡村さんの選
ぶ茶葉だから?それとも淹れ方?どちらもだ
と思いますが。
言葉では知ってても体系を整理して聞けたの
は初めてだったのでよかったです。静岡、鹿
児島、三重で茶葉の生産量が多いそうですが
栽培される品種の8割がやぶきた種という品種
茶で在来種は1%ほどだそうですが、元々地域
によって違いがあったりしたのでしょうか?
徳島の阿波晩茶、高知県の碁石茶なだ後発酵
茶が四国に集中してるというのは興味深いです。
にする、つまりはそういうこと。
ーしていましたが全くそれを感じない濃い時
間でした。岡村さんご自身は少し話過ぎまし
た・・と反省されていましたが。
ご参加頂きました皆様、講師をお願いしまし
た岡村さんありがとうございました!
今回のお話会、募集定員に対して、曜日の影
響も勿論大きいのですが、応募者が半数ほど
でした。他のワークショップと比べる必要も
ありませんが例えば珈琲編の時と比べると人
気があった講座だったとは言えません。講座
の内容がとてもよかっただけに残念ではあり
ますが、日本茶を取り巻く状況の厳しさの一
端を見たような気がします。
例えば、抹茶系スイーツのようなものがかな
り増えていたり、ペットボトルのお茶は飲ま
れているわけですから、日本人の日本茶離れ
ということではなく、日本茶を淹れるという
習慣、文化が危機的だということなのだろう
と思います。
ライフスタイルの変化に合わせたお茶の提案
をするのか、お茶の良さ、お茶を淹れること
の良さをただ伝えるだけでなく、ライフスタ
イル全体の提案をすることが必要なのかもし
れません。それはお茶だけでなく、テマヒマ
がテーマとしている、発酵食品や民藝品にし
ても同じことだと思います。それこそ「適当に」。
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