味付
おはようございます。
暮らし、味わう。
食を通して豊かなライフスタイルを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
テマヒマのランチは、テマヒマブログ 負荷
の回でも書きましたように、「自分を大切に
するゴハン」「カラダとココロを整えるゴハ
ン」をテーマに10月よりプチリニューアルし
ます。簡単に言うと二点あって、1点は、ご
はんを雑穀入り減農薬白米から無農薬発芽玄
米に変えること。
もう1点は、おばんざい(万菜)と言いますか
従来の主菜、副菜という考え方というよりは
色々な種類を召し上がって頂けるように変え
ること。
一昨日その試作・試食を行いました。先日行
いました塩麹作りワークショップの中で、味
をデザインするということが言われていまし
たが、種類を増やしていくと、単品としての
味付けだけでなく、全体としての味付けの
バランスを考えたりと別の観点も必要になり
ます。色合いもそうですけど。
味付けということで、昨日の日本経済新聞に
興味深い記事がありましたので少しご紹介を
(最近新聞ネタに頼り過ぎ?苦笑)
日清食品の創業者安藤百福氏は「濃厚な味で
おいしすぎると満足感がありすぎる。これで
は当分リピートはない」と指摘していたとい
いますし、オリジン弁当の創業者安沢秀雄氏
は「毎日食べても飽きない味はうす味であり
濃い味は飽きてしまう」としていたそうです。
飽きられないようにとか、満足し過ぎて次に
来てもらえないからとかではなく、味の濃い
薄いについては、テマヒマブログ訓練の回に
も書いたように分かりやすい美味しさ(≒濃い
味)ではなく、滋味深さと言いますか「味わ
う」美味しさを目指したいと考えています。
同記事の中でセブンイレブンでは「一時的な
ブームで終わる強い味より、あくまで万人に
受ける味」をテーマにしてると書かれていま
した。テマヒマはセブンイレブンのような
マス・ビジネスではなく、個人店ですので、
そこは違っていて誰もが好きであろう平均点
的なものは目指してはいませんが、強い味、
刺激的な味、濃い味を目指してないというの
は同意です。
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